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商簿2級の問題
決算整理前の残高試算表と決算整理事項にもとづいて損益勘定、未処分勘定、繰越試算表をつくる問題なんですが・・・・・・ 会計期間は平成8年4月1日から平成9年3月31日までの1年です。 このとき、残高試算表の借方に支払地代として150,000があります。 そして、決算整理事項には、「支払地代は5年前より毎年12月1日に向う一年分を前払いしている。なお、毎月の地代はこの2年間一定である。」とありました。 解答には、残高試算表の支払地代勘定150,000は20ヶ月分(H08.4.1.~H09.11.30)の地代である。 とありました。なぜ、20ヶ月分といえるのかわかりません。分かる方是非教えてください!
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こんにちは。 この問題は決算整理時の繰延と翌期の期首の再振替がポイントです。保険料なんかでもよくある問題ですね。参考URLは私が回答した似たような質問です。 (1)平成7年12月1日に払ったの○○円は今後の12ヶ月分ですが、そのうち前期の地代は12月1日から3月31日までの4ヶ月分。4月1日から11月30日までの8ヶ月分は「前払費用」として翌期(当期)に繰延されます。 前払費用 8ヶ月分 / 支払地代 8ヶ月分 (2)当期首平成8年4月1日に繰り延べておいた「前払費用」を「支払地代」に再振替します。期首の段階でもうすでに支払地代の残高が8ヶ月分あることになります。 支払地代 8ヶ月分 / 前払費用 8ヶ月分 (3)平成8年12月1日にまた今後の12ヶ月分を支払います。 支払地代 12ヶ月分 / 現預金 12ヶ月分 この段階の支払地代勘定を見てみると・・・・ 支払地代 --------------------------------------- 前払費用 8ヶ月分 | 現預金 12ヶ月分 | ほら、20ヶ月分。 今回の問題で与えられた決算整理前残高試算表の150000円は20ヶ月分なのです。 (4)今期の決算でまた8ヶ月分を繰り延べるので、結果として今期の費用となるのは12ヶ月分。 前払費用 8ヶ月分 / 支払地代 8ヶ月分 支払地代 --------------------------------------- 前払費用 8ヶ月分 |前払費用 8ヶ月分 現預金 12ヶ月分 | *貸借差額で12ヶ月分 5年前の最初に払った年だけ決算整理前残高試算表の残高は12ヶ月分になります。また、途中で地代が変わってしまうとこの推定ができなくなってしまいます。だから、「支払地代は5年前より毎年12月1日に向う一年分を前払いしている。なお、毎月の地代はこの2年間一定である。」という条件がつけてあるんですね。
- juliuscaesar
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残高試算表の段階ではとりあえず仕訳された金額をあげていきますよね。 よって、H7年12月に前払いしてあったH8年4月~11月分(8ヶ月分)地代と、H8年12月に前払いした12ヶ月分、計20ヶ月分が支払地代としてあがります。 そして決算整理事項による整理記入の段階でH9年4月~11月分(60000円)は前払地代に振り分けられ、残りの90000円が今期の支払地代として損益計算書にあがってきます。 整理記入欄に前払地代としてあがった60000円は貸借対照表にあげられ、来期の支払地代と振り分けられる、ということになります。 …と思うのですが、簿記の試験を受けたのは大分前のこととなるのでちょっと記憶があやふやです。
お礼
ありがとうございました。
- kumi-n
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>会計期間は平成8年4月1日から平成9年3月31日までの1年です。このとき、残高試算表の借方に支払地代として150,000があります。 そして、決算整理事項には、「支払地代は5年前より毎年12月1日に向う一年分を前払いしている。なお、毎月の地代はこの2年間一定である。」 会計期間が平成8年4月1日からで支払日は毎年12月1日に向こう1年分を支払っているのですから。 平成8年4月1日~平成8年11月30日(8ヶ月分) 平成8年12月1日~平成9年3月31日(4ヶ月分) しかし、実際には次期の 平成9年4月1日~平成9年11月30日(8ヶ月分) も前払いしてあり、合計20ヶ月分となります。
お礼
ありがとうございました。
お礼
大変ご丁寧にありがとうございました。