• 締切済み

タンパク質と有機合成について

タンパク質の立体構造解析・配列決定などと、有機合成って結び付けて考えられないでしょうか? 短く簡単なタンパク質は脱水縮合で合成できること、 また、長い場合でも短い場合でも基本的には、分子生物学で作ったほうが簡単だということを知りました。 上記のようなこと以外で、大学の研究で、タンパク質(短い場合も長い場合も)と有機合成は何かしら結び付けて考えることはできないのでしょうか? 有機合成と結び付けて考えることは無駄なのでしょうか? あまり知識がないため、よくわからない質問かもしれません。 よろしくお願いいたします。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数0

みんなの回答

  • NiPdPt
  • ベストアンサー率51% (383/745)
回答No.2

その方面に詳しいわけではありませんが・・・ タンパク質やペプチドを作るということは、要はアミド結合を作るということであり、その方法論は確立されています。 どの程度の長さのものまで作れるかという問題はあるでしょうが、自動合成装置なるものもあります。 なので現在では有機合成屋にとってはさほど興味を引かれるものではないのでしょう。 現実問題としてタンパク質の高次構造まで制御して合成することは容易ではないでしょうが、アミド結合を作るという点では同じことですしね。 分子生物学で作るのと自動合成のどちらが簡単であるかという比較であれば、配列とかサイズとかによると思います。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

>長い場合でも短い場合でも基本的には、分子生物学で作ったほうが簡単だ おっしゃるとおりです。 装置も試薬などもかなり安価になりましたので、通常は遺伝子工学で作ります。 >有機合成と結び付けて考えることは無駄なのでしょうか? そうは思いませんが、かなりチャレンジングで蛋白質工学を「完全」に理解した上で、特殊な試薬を使って非常に特異な「変成」をさせるという余地はあります。 ただ、かなり強靱な意志を持って臨まないとすぐ挫折するでしょう。

関連するQ&A

  • 有機合成にお詳しい方、お願いします!

    大学院生です。 研究で有機合成をやっています。 ポルフィリン側鎖にアニリンをもつ化合物、 そのアニリンの-NH2にカルボン酸由来分子を縮合させようとしています。 しかし、収率がとことん低いです。よくて50%ほど・・・ アニリンへの縮合は難しいのは論文でも分かっていますが、 私の扱っている化合物は ・シリカゲルカラム(DCM/MeOH=3/1でやっと落ちてくるが、はっきり分かれない) ・C18逆相カラムが使えない(固定相に吸着してカラムを破棄したことがある) などから、合成しても精製が厄介です。 そこで、お詳しい方の意見を聞きたいのですが、 このような場合、合成戦略としては、 ・ごり押しで縮合剤(EDC,HATU,DMT-MM,etc..)を振ってみて、収率のもっともいいものを無理やりシリカゲルで精製する ・アニリン部位から酸無水物の開環付加でさらに鎖を伸ばして反応性を高める のどちらに進むべきでしょうか? どちらもやればいいですが、どちらがセオリーに準じているでしょう? お願いします。

  • タンパク質とアミノ酸

    タンパク質は、アミノ酸が鎖状につながった高分子化合物であり、一般的に熱によって働きが失われますが、このときなぜアミノ酸の配列に変化は生じないのでしょうか?? タンパク質の立体構造はアミノ酸の配列順序によって決まると学びました!熱変性したらタンパク質の立体構造が変化して、アミノ酸の配列も変化するのではないんですか?

  • 有機における高分子の合成方法について

    私は大学で天然物の合成を行っていました。 簡単に述べると方法手順は 1.丸底に原料、試薬、溶媒を入れ反応。 2.分液ロートで抽出。 3.シリカカラムで精製。 4.NMRで構造決定。 そこで有機高分子(ゴム、樹脂)についてお聞かせ頂きたいのですが 高分子も上記の方法と同じ手順で合成を行うのかそれとも別の方法で 合成するのでしょうか?(工業ではなく研究レベルで) 具体的な説明か参考HPを教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • タンパク質の合成

    生物基礎の問題です。 細胞分画法を用いて構造体のはたらきを調べるのですが、沈殿P1からP3があります。 (1)DNAは全てから検出された (2)セルロースはP1から検出された (3)光合成に関わる酵素はP1にはっきり検出され、P2ではわずかに検出された (4)呼吸に関わる酵素はP3でわずかに検出された (5)酵素EはP3でわずかに検出された これらの条件から、 P1…細胞壁と核 P2…葉緑体 P3…ミトコンドリア を含んでいることがわかります。 問)酵素Eが関与する反応として考えられるものを選べ (1)ATPを消費し有機物を合成 (2)有機物を分解しATPを合成 (3)CO2の吸収 (4)タンパク質の合成 答えは(4)なのですが、その理由をわかりやすく教えてください。 お願いします。

  • 有機合成について

    有機合成についてなのですが、 分子のサイズが大きくなってくると溶液に溶けにくくなるために 反応にかけにくくなるそうなのですが、ものすごい巨大分子であったり 親水基がついていたりしてどうしても溶けない場合、どうするのでしょうか? それと、合成系の論文で結構実際にやったことのある人しか分からない操作法があるのですが、これってどこかの書籍や論文に図付きでまとめられていたりしないのでしょうか? この2点お願い致します。

  • 有機化合物のコンフォメーション

    有機化合物の結晶を、エックス線解析することによって、立体配置を決定することができます。その時、得られたコンフォメーションについてですが、必ずしも、溶液中でそのコンフォメーションをとっているとは限らないと聞きました。しかし、私のこれまでの経験では、高い確率で、結晶中と溶液中でのコンフォメーションは一致しております。 ですので、まったく違うわけではないと思うのですが、皆さんの意見を聞かせてください。 最近は、たんぱく質も結晶化させることができるらしいのですが、コンフォメーションに関することで、何か知っている方、よろしくお願いします。たんぱく質が、溶媒中と結晶中で構造が変わるか、変わらないかは重要だと思いますので。

  • 有機合成の実験方法

    僕は高分子合成を研究しているものですが、高分子合成では酸素ラジカルが活性末端に攻撃し、重合を阻害することから、重合開始前に液体窒素に入れながら真空にし脱気する方法や、窒素を反応容器に充填させ、酸素を取り除く手法を行っています。 しかし、僕は有機合成の知識が乏しく、有機合成の反応を高めるには触媒添加ぐらいしか分かりません。そこでお聞きしたいのですが、有機合成では脱気や窒素充填などしてから反応さそたほうが良いのでしょうか?それとも、空気入ってる状態でも大丈夫でしょうか?アドバイス宜しくお願いします。

  • 有機合成にお詳しい方お願いします!

    大学院生です。有機合成を行っています。 お詳しい方お願い致します。 有機合成後の精製でさまざまな可能性を探っています。 私の生成物は、以下の特徴を持っています。 ・超分子錯体にペプチドをマレイミド/システインのマイケル付加を用いてラベル化したもの ・超分子錯体の分子量は3500、ペプチドの分子量は1500。生成物は5000です ・原系から全て水溶性です ・有機溶媒は使えません。超分子錯体が分解されるため、水(バッファー)しか使えません ・精製後は生体実験に用いるため、PBSに溶かして使います。出来れば精製後は脱塩済みの固体にできればベストです といったものですが、今のところGPCに頼っています。 ただ、カラムをLCに繋げて行い、カラムはタンパクの精製に使うようなものなので、 しっかり精製できるか微妙です。 分子量5000以下をカットする透析膜、適切は分画カラムを新たに買うことは高価であれば難しいです。 何か方法はないでしょうか? お願い致します。

  • 有機合成、精製のノウハウ

    大学の研究室で有機合成しています。 精製に関して、お詳しい方お願いします。 わたしが扱う分子は、シリカゲルカラムで精製するのが困難です。 水溶性のポルフィリンの末端ベンゼンアミンにカルボン酸をもつ分子を縮合させます。 縮合剤にDMT-MMを使うことで、反応そのものは100%で進行します。ポルフィリンの原料は残りません。 しかし、カルボン酸誘導体と縮合剤は過量に入れているので分離しなければなりません。 生成物とカルボン酸誘導体は溶ける溶媒がほとんど同じです。 水・メタノール・クロロホルムによく溶け、エーテル・酢酸エチルには不溶です。 他の溶媒も色々試しましたが、非常に似ています。 しかし、TLCでは生成物は原点、カルボン酸誘導体や縮合剤はかなり上がります。 ただ、シリカゲルは生成物に吸着が強すぎて、クロロホルム/メタノール=4/1でやっと落ちてきますが、一度吸着すると落ちてこなくなります。精製の操作で収率は大きく下がります。 なにかいい精製法はないでしょうか? アルミナカラムを使おうと考えていますが、研究室としては過去に使ったことがありません。 操作本だけでは、分からないことも多いです。 まず、TLCのようなプレートでの事前チェックなしで、シリカゲルのときの展開溶媒でやってみるのは危険ですか? シリカゲルより吸着が弱い(変化可能)ということですが、酸性~塩基性に使い分けは実際どのようにすればいいのでしょうか? お願いします。

  • 遺伝子工学技術によるタンパク質の合成について

    1.大腸菌を用いてタンパク質を合成するときに、DNAをプラスミドに組み入れる理由は何ですか? 2.塩基配列からタンパク質のアミノ酸配列は決定されるが、アミノ酸配列は塩基配列が決まらない理由は何ですか? 分かる人がいたら大至急回答お願いします。