IC 4510Bが正常に動作しないのですが・・・
私は二桁の10進カウンタを設計しました。 4510B(presettable BCD counter) をカスケード接続したのですが、変な動作をしてうまくいきませんでした。一段目のCARRY OUT端子を二段目のCLOCKにいれました。それぞれのICの出力を74HC4511の入力につなぎ、二桁の7セグを駆動するようにしました。実際のICは日立製の14510Bです。
一桁目のCLOCKにパルスを入れると何故か偶数しか出ないのです。それで、CARRY INをHにしてもう一度CLOCKにパルスを入れると+1の数になります。また、変な時にCARRY OUTがLになり二桁目は0,1,0,4,5というような変な数列が出ます。この様に決まった誤動作をするのです。この二つのICを交換すると、差し込む回路側に依存されて、それぞれ同じ誤動作をしました。これは明らかに変だと思いICチェッカーを使ったら今度は別の変な動作をしました。
回路は精密に点検しましたが、間違った配線はなくロジック通りに配線しています。また、74HC4511はテストをした結果、完璧に動作していました。一桁目と二桁目は全く対照的であり、同じロジックなのに違う動作をするのは明らかにおかしいです。
一桁目のCLOCKの入力方法は、フォトトランジスタTPS611の信号電流がエミッタ・ベース間を通る、電源からエミッタによって吊り下げられたPNPトランジスタ2SA1015のコレクタからつなげました。プルダウン抵抗は10kΩで、その10kΩと2SA1015の間の分岐点とCLOCK端子の間に1kΩをいれました。しかし、悪い入力方法をしたとしても偶数だけ出るということは有り得ないでしょう。
実際にネット上でも4510Bを利用した、まともに成立している回路は見たことがありません。これは果たして動くのでしょうか。
この問題はもう二ヶ月以上も考えています。大きな間違いを犯しているかも知れないので、ぜひ教えてください。長い文章をどうもすみません。
お礼
ご回答有難うございました。