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光度(カンデラ)は方向によって異なるのですか?
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- mtaka2
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電球だとイメージしにくいでしょうから、懐中電灯をイメージしてください。 正面方向はすごく明るいですが、中心からずれると暗くなっています。 このように、ある光源から出た光は、方向によって強さが変わることがあります。 そういう光について、「ある方向に向いている光の強さ」である「光度」を示す単位が「カンデラ」なのです。 一方、「ルーメン」は「放射する光の総量」である「光束」の単位です。 (360度全方向のカンデラ値を足しあわせるとルーメンになります) 同じルーメンの光でも、裸電球のように四方八方にまんべんなく照らすのと比べると、 懐中電灯のようにレンズで絞り込むと、正面からはずれた方向のカンデラは小さくなるかわりに、正面方向は光が集中してカンデラは大きくなります。
- BOMBARDMENT
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「光度(cd)」が異なるというよりも「輝度(cd/cm^2)」が異なると言ったほうがより正確ですね。光度は光源全体の明るさを示す尺度で、輝度は光源の単位面積当たりの光度のことです。 現実の世界では、完全に等方的な光源は存在しないと思います。比較的等方的な白熱電球でも、フィラメントは線の形状で、口金が光を遮ります。LED電球は、LEDの構造上の問題もありまして、白熱電球と同じ全光束(lm=cd・sr)の電球であっても、電球の真下だけが異様に明るいなど、指向性がくっきり現れております。この場合、この光源は真下方向の輝度が高く、真横方向の輝度が低いということになります。 光度1カンデラの点光源から出る全光束が4πルーメン(但し、全立体角4πの場合で、電球の口金などで覆われている分の立体角は除く)ですが、この点光源が等方的でなくてもそうなります。光はあまりなじみの無い単位が出てきて大変です。 1カンデラは1燭光、すなわち標準的なローソク1本から出る光の強さを元にして編み出された単位です。と申しますのも、「ローソク1本の明るさ」ではあまりにも抽象的であり、バラツキも相当に大きいので、上のような暗号文で定義した次第だと思われます。
お礼
早速のご教示に感謝します。 m(_ _)m まことに残念ながら、当方素人なものでいまだ完全な理解には至りません。でも、1歩前進したことは間違いありません。 ありがとうございます。 「光度1カンデラの点光源から出る全光束が4πルーメン」という表現がわかりやすかった。また「全光束」という表現もわかりやすかった。 恐らく、LED電球の箱などに記される630lmなどという数字は、「全光束」なのかと推測します。ということは、もしLED電球が半球状に均等に光を発していると仮定すると、2πで割ればいいわけですから、その光度(輝度?)は約100カンデラと考えていいのかと推測します。 輝度という新しい疑問も登場してきましたが、これも含めていろいろ調べてみる勇気が湧いてきました。 上の推測が当たっているかどうかは別にしても、質問前よりは、なんとなく光が見えてまいりました。 重ねて、感謝いたします。 m(_ _)m
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