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海底資源を欲しいのは誰?

南沙諸島から尖閣、ずっと九州のほうまで海底油田などがあるようですが、本当に欲しがっているのはどこでしょうか。 一般には、中国が盛んに主張をしているようですが、アメリカはどうなんですか。

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  • sudacyu
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回答No.3

 中国です。   2000年頃まで、日本に石油を輸出していた中国が、経済の急速な発展によって、産業・民生のエネルギーが石炭依存から石油依存にシフトし、輸入国になっています。  国内の自動車販売台数も今年は世界ダントツの1800万台に達しそうで、去年同様、世界第二位のアメリカ、第三位の日本の合計台数に匹敵する数となりそうです。  その結果、、今や中国の石油輸入は日本の半分の1億トンになっています。シンチャンウイグル自治区 を中心とする国内産出量も数千万トンあり、その消費量はどんどん日本の二億トンに迫っています。  もし、今のような経済成長を続けるなら、この10年間の石油需要増を見る限り、省エネに手を尽くしても、10年後には日本の年間石油消費量に匹敵する二億トンの供給を新たに確保しなければならないでしょう。  60年の長きにわたって一党独裁を続ける中国は、統治組織に利権関係が発生しており、末端の行政腐敗が固定化しています。  そのような政治体制に対する不満が長年に渡って蓄積しているものの、高度経済成長によって国民が豊かになり続けている間は、豊かさを享受できている勝ち組の不満は表に出てこず、少数派の負け組の不満だけが、反日の姿をとって表に現れているのが現状です。  もし、経済成長が止まれば、勝ち組からも一気に政権への不満が噴出し、それに便乗して少数民族の独立の動きも連動し、政権崩壊につながりかねません。  独裁政権であるため政権交代の受け皿がない中国では、政権が崩壊すると無政府状態に陥るため、『経済成長の維持』が、現在の最大の政治目的となっていて、そのためには石油資源の確保が、絶対的至上命題です。  中国は、アメリカやヨーロッパ諸国によって既に確保された石油権益の合間を縫って、この10年間に石油資源の確保に奔走してきました。 1、スーダン 2、イラン 3、ロシア 4、東シナ海・尖閣諸島 5、アンゴラ 6、ベネズエラ 1、、人権抑圧・非民主的政府に対する援助を止めよという欧米の非難を無視しても、スーダンの石油確保に走る。 2、アメリカが日欧に投資引き揚げを求めたイランに対して、中国は投資を拡大。 3、1991年、ソ連崩壊時にソ連側の政治力が弱まったタイミングを見計らって、領有権問題でもめていたウスリー島について「国境協定」を締結して、国境問題を解消し、シベリアの石油資源の共同開発を可能にする伏線を打つ。 http://www.excite.co.jp/News/china/20081015/Recordchina_20081015011.html?tbpage=1 4、小泉元首相が行った靖国神社参拝問題による日中関係が過熱したことに対して、冷却期間を置くことによって、去年7月に、日本と東シナ海ガス田共同開発条約締結交渉を始めた。 5、南アフリカに接し、独立後続いてきた内戦が、2002年に終了。現在、中国に対する最大の石油輸出国となる。 6、反アメリカのチャベス政権が続いており、独裁化の方向へ。世界中の国との貿易額を減らす中で、中国との貿易額だけが増加。 ・中国は、経済成長を支える石油を確保するために、欧米の利権のない新たな石油資源に手当たり次第に手を出していますが、それは欧米が手を引いた独裁政権などに対する援助という形となり、外交上の不利を招いていますが、背に腹は代えられないという状況です。 ⇒ スーダン・アンゴラ=アフリカ、イラン=中東、ベネズエラ=南アメリカ  中国から遠く、シーレーンはアメリカの海上覇権下で、政権は安定していません。また、スーダン・イランは、中国の石油産出地帯で独立運動を起こしているウイグル人と同じイスラム教徒です。 ・世界最大の産油国であるロシアは、東欧に対して政治的圧力をかけるために、天然ガス供給をストップした前例があり、エネルギー供給を政治的武器に使っています。  それに対して、中国と目と鼻の先である尖閣諸島の海底にある石油は、運搬リスクがゼロで、条約を結べば国際信義に従ってくれる「日本」との共同開発ですから、開発できれば最も安全確実に中国の未来を支えてくれるもので、中国にとって最重要で早く開発したい石油なのです。  中国政府としては、問題を起こした漁船船長を、国内の国民感情爆発・反政府暴動(⇒独裁政権崩壊・国家分裂の可能性がある)を防ぐため、英雄扱いしたものの、実際は死刑にしたいくらいのところでしょう。  尖閣諸島の石油開発が当面の間、駄目になったので、現在のところ中国があてにできる石油は、世界最大の産油国ロシアの石油です。中国はロシアに生命線を握られました。  ロシアは、日中接近がない状況となったので、急に北方領土問題で強固路線を取り始めました。

その他の回答 (2)

  • nishikasai
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回答No.2

どこの国も欲しいけど客観的に考えると中国となります。 日本 中東の石油で一応需要を満たしている。 アメリカ 国内の石油でやっていけるほど石油が豊富にあるけど、使う量も多いのでラテンアメリカなどから輸入していて需要を満たしている。 中国 世界人口の何と四分の一という膨大な人口をかかえ、それら全部がいま豊かになろうとして驀進中です。石油がのどから手が出るほど欲しい。中国にとって水と石油は死活問題です。 つまり尖閣の海底油田を欲しがる度合いは断トツで中国です。 日本もアメリカも欲しいことは欲しいけどいまのところ足りている。中国は必死です。日本はたいへんな隣人を持ちました。尖閣ではなんとか喧嘩しないようにやりたいです。

回答No.1

だから沖縄の基地が重要なんですよ。 権利は主張しても【実際に採算ベースで掘る事の出来る技術の有る所】と言うと? 一番近いのはUSAかな、やはり。イザ中国のモノに為ってもウチ(USA)に頼むしか 無い = のが判っているからでしょう。 (政治と軍事はクルマの両輪)  (メタンハイドレートって採算取れてますか?~~てスレ立てて見たいですね)

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