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需要曲線・供給曲線
中学や高校の授業程度でしか経済を学んでいない者です。 需要曲線や供給曲線の式はどのように求めるのですか? 教科書等のグラフを見ていると 数量が0以下の範囲でも定義できてしまいそうな関数に見えますが どうなっていますか?
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noname#130496
回答No.1
1つの財の需要曲線は、その財の各価格水準にその価格水準の下でのその財への需要量を対応させる関数のグラフです。 (ただし、「関数のグラフ」の普通の意味とは軸が反対になっています。) 各価格水準の下での需要量は、各消費者がその価格水準における予算制約の下で最も望ましいと思う財の量を、全ての消費者に渡って足したものです。 (ただし、「関数のグラフ」の普通の意味とは軸が反対になっています。) 1つの財の供給曲線は、その財の各価格水準にその価格水準の下でのその財の供給量を対応させる関数のグラフです。 各価格水準の下での供給量は、各生産者がその価格水準の下で最も利潤を大きくするような財の生産量を、全ての企業に渡って足したものです。 曲線で表されるこれらの関数の定義式は、ある価格水準に対してマイナスの需要量や供給量を与えるものに見えるかもしれません(ある種の一次関数など)。 しかし、通常はそうした価格水準に対しても非負の量を対応させます(0など)。 例として、非常に高い価格以上の価格に対しては、どの消費者もその財には全く支出しないのが望ましいと仮定します。 するとその価格以上での需要量は0です。 その場合、需要曲線は、価格のある水準までは減少するがその水準以上の価格では常に0の値をとる関数のグラフです。 教科書等の図で出てくる需要曲線と供給曲線はかなり大雑把に描かれていることが多いと思います。
補足
回答ありがとうございます。 一例で構いませんが、どのような関数式になるのでしょうか? また「ある水準」の所で数学的不自然さ(例えば微分不可能など)が出てくるように思いますが、これは問題ないのでしょうか? 人間という集団のやる行為ですから、やはり関数としても美しいものだと思いますが、数学的不自然さが現れるのはおかしいと思うのですが…。