海水浴場タトゥー規制 ファッション外見判断人権侵害
海水浴場のタトゥー規制に反発 「タトゥーはファッション」「外見で判断しないで」「人権侵害だ」などの声
タトゥー露出規制 治安維持?人権侵害?
関西有数のビーチとして知られる神戸市須磨区の須磨海水浴場。昨夏に違法薬物事件が相次ぎ、今夏から入れ墨(タトゥー)露出や喫煙が市条例で禁止され、市は違反者に注意を重ねる一方、海水浴客から「厳しすぎる」との反発も。
■いたちごっこ
夏空が広がる休日、多くの利用客らでにぎわう中、砂浜に立てられた真新しい看板が目に入った。《他人に恐怖心を与える行為の禁止!(入れ墨等の露出)》《喫煙の禁止!》《騒音の発生禁止!》…。看板には改正条例に基づく禁止事項が並んでいるが、立ち止まって見る客はほとんどいない。
浜辺では、肩や腕にワンポイントの花柄などのタトゥーを入れた若い男女の姿が目立つ。市職員や委託された兵庫県警OBらが巡回し、違反者に指導を繰り返していた。「兄ちゃん、入れ墨は見せたらあかんことになってるねん」指導を受けるとタトゥーをタオルなどで隠して従う客もいるが、「分かった、分かった」とその場しのぎであしらう客もいる。
胸や足に入れた小さなタトゥーで注意された同市長田区の女性会社員(33)は「ごみの分別などのマナーは守っている。外見で判断しないで」と反発。巡回中の警備員(42)は「いたちごっこだが、何度も声をかけると聞いてくれる人もいる。根気強くやるしかない」と話した。
■「規制は矛盾」
約10年前にはシーズン中の利用客が100万人を超えていたが、昨年は62万人と過去最低を記録。昨夏の違法薬物事件など、治安悪化で家族連れらが避けているのも減少の要因とみられる。
「タトゥーを入れた人が多くて怖い」という声や音楽イベントの騒音苦情も相次ぎ、市は健全化対策として「須磨海岸を守り育てる条例」を改正した。ただ、タトゥーの露出規制については、ファッション感覚の小さなものまで規制の対象。海水浴場ならではの自由で開放的な雰囲気を喪失しかねないと危機感を抱くのは若者に加え、海の家の組合関係者だ。
須磨海浜公園売店協同組合の山田博補理事長は「神戸市は国際観光都市として異文化交流を推進しながら個人の文化として表現するタトゥーを規制するのは矛盾ではないか」と指摘。人権侵害を主張し、提訴を検討しているという。
全文はソースで
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/519494/
確かに刺青してるようなヤツはファッションだとしても普通よりアブナイ駄目なヤツなんだろうなって俺は思うけど
この海での刺青規制はいいことなのかな悪いことなのかな?皆はどう思う?