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論説文で使われる「微分」、「積分」はどういう意味?
論説文でときどき、 「微分」、「積分」という言葉が使われているのをみかけます。 しかし、それらの文章は数学とは全く関係のない文章であり、 どういう意味で使われているのかが分かりません。 あれはどういう意味で使われているのですか?
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微分積分学は、局所的な変化を捉える微分と、局所的な量の大域的な集積をあつかう積分からなるわけで、これを比喩として使うなら、現在の動きを見るのが微分で、その累積を見るのが積分というような意味で使っているんじゃないでしょうか。 ただ、国語としてそのような定義があるわけではないですからorihomotさんが見かけた論説文にあてはまるかどうかはわかりません。 また、精神分析医の中井久夫さんは、微分的性格と積分的性格があると言ってますね。
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- yardsticks
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数学の定義から類推すると、微分は現象を瞬間的にとらえることを意味し、積分は現象を累積的にとらえる(時間に幅がある)ことを意味するのでしょうね。 <ボクシングについて> ストレートパンチは微分で倒し、ボディーブローは積分で倒す。 <エコ活動について> 一人ひとりの節電は、CO2削減に対して微分的には効果が小さい。しかし、日本全体の規模で考えれば,すなわち,積分的に大きな効果が生まれるのだ。
- cyototu
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その文章を読んで見ないと分りませんが、数式を使わずに文章の中で使う時には、微分とはその時々のある量(例えば株の動きや、感情の高まりなど)の変化の具合が上向きのときに時に微分が正とか微係数が正、下向きの時はそれらが負だと言う使い方を比喩的にします。また、積分とは、その時々の性質ではなくて、全体を眺めた総和的な性質を表すものとして比喩的に使います。 もう一つの使い方は、これから学生達に微分積分を教える時に、よく数学の先生が、「微分積分」とは、「微(すこ)し分る、分った積り」と言う学問であると言う冗談を言ってから、いよいよ授業を始めます。
- nattocurry
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その文章を見ないことには、なんとも答えようがないかと。
お礼
回答ありがとうございました