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「よく」は形容詞か副詞か
こんにちは。いつもお世話になっております。 ある問題集で、「よくわかる」の「よく」が副詞になっていました。 形容詞の連用形だと思うのですが…。 なぜかわかりません。 テキストが間違っているのでしょうか。 どなたかよろしくお願い致します。
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こんにちは。 文脈があればよく(副詞)わかると思うのですが、 形容詞の「よい」と副詞の「よく」は意味が違います。 (1)形容詞)よい…悪いの反対 (2)副詞)よく…量や回数、程度などが大きいことを表す 具体的な判別方法として「よく」を「悪く」に置き換えることが できるかどうか、が一つとして挙げられます。 (1)の連用形使用例: 「彼の体調が『よく』なった」←→○「彼の体調が『悪く』なった」 「彼は姿勢『よく』食べる」←→○「彼は姿勢『悪く』食べる」 (2)の使用例: 「彼は『よく』食べる」←→ ×「彼は『悪く』食べる」 「彼は『よく』ウチに来る」←→×「彼は『悪く』ウチに来る」 「質問者に『よく』わかる回答」←→×「質問者に『悪く』わかる回答」 参考になれば幸いです。
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- wind-sky-wind
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形容詞は名詞を修飾する,これは英語的な感覚です。 日本語では名詞を修飾するのは連体修飾語。 連体詞か,活用語の連体形。 よい が形容詞なのは名詞を修飾するからでなく,人やものの性質を表し, 「い」で終わる終止形で述語となるからです。 よい人 これで名詞を修飾するのは連体形だからです。 よく 連用形というのは用言を修飾する。 形容詞は名詞を修飾すると考える方は 形容詞の連用形は何のためにあるというのでしょう。 確かに「よく」は形容詞「よい」の連用形です。 しかし,そこから 「よく」という副詞が生まれています。 「よく」で活用のない副詞。 「寒くなる」などとは違って独特の「よく」 「よく見える」は「よいように見える」と違った響きです。 このような「よく」は副詞とされています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 お返事が遅くなってすみません。 意味の違いで考えるんですね。 混乱しそうですが、頑張ります。
- 6j3aprince
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形容詞は体言(名詞など)につきます。 副詞は用言(動詞など)につきます。 『わかる』は動詞なので、 この場合の「よく」は副詞になります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お返事が遅くなってすみません。 下の方へのお返事にも書いたのですが、 形容詞にも「連体(体言に連なる)形」「連用(用言に連なる)形」があり、 一概に名詞(体言)を修飾するのが形容詞で、 動詞(用言)を修飾するのが副詞とは言えませんよね。 実際、「寒くなる」の「寒く」は「なる」という動詞を修飾しますが形容詞です。
- bakansky
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> 「良い」と「いい」が連体形で、「良く」が連用形 なるほど、そうですね。当方の間違いです。お詫びして取り消させていただきたく思います。 辞書で 「よく」 の項を見ると、品詞は副詞で、「形容詞ヨシの連用形から」 とあり、「よし」 を見ると形容詞のク活用とある (ク活用は文語の場合のようです)。また、「よい」 を見ると、もちろん形容詞で、注として 「口語の終止・連体形は多く 「いい」 を用いる」 とある。 このあたりで混乱しそうです (私の場合は)。形容詞の連体形がなぜ副詞とされるのか。 「寒くなる」 の例は面白いと思いました。「白くなる」 「遅くなる」 など、いろいろと例があげられそうです。これが形容詞であるとの知識は私にはありません。へぇ、そうなのか、と思いました。 「寒さ」 「白さ」 「遅さ」 という名詞と関連しているのかもしれないと思ったりしましたが、専門的なことは分りません。 まだお正月なので、適当な回答者を得にくい時期かもしれませんが、もう少し待ってみて、それでも回答が得られないようなら、改めて質問を投げかけてみると良い回答 (正しい回答) をされる方がおられるかもしれません。
お礼
二度もご回答ありがとうございました。 お時間割いていただいて恐縮です。
- f272
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形容詞の連体形と思うといってるのは「良い」という形容詞のことですね。 もしそうであれば、意味を反対にして「悪い」という形容詞を使えば反対の意味になると考えられます。 やってみると「わるくわかる」になります。こんな日本語が正しいと思いますか? 要するに「よくわかる」というときの「よく」は「良い」という意味ではないのです。「よく」「非常に」という意味を持つ副詞なのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お返事が遅くなってすみません。 逆の意味にしておかしければ副詞なんですね。 よくわかりました。 ありがとうございました!
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3506/7250)
「よくわかる」 の 「よく」 は、形容詞の 「よい (良い)」 の連用形ではないか、という疑問ですね。 形容詞の 「よい」 は、「良い天気」 などの場合の 「良い」 で、これは 「いい」 に置き換えることができます (「いい天気」 など)。 一方、「良く分る」 の 「良く」 を 「いい」 に置き換えられるでしょうか? 「いい分る」 は変です。 従って、この場合の 「良く」 は、「十分に」 という意味を持つ 副詞 と見るのが自然です。 そういう言い換えなんて、いつも思いつくもんではないんじゃないか、と思われるかもしれません。 英語だと、名詞を修飾するのは形容詞で、動詞を修飾するのは副詞であるということを習われたと思うのですが、どうでしょうか。 英語の場合を日本語に当てはめるのは危険かもしれませんが、この場合にはうまくいくように思われます。 つまり、「よい天気」 の場合の 「天気」 は名詞です。だから 「よい」 は形容詞。 そして、「よくわかる」 の場合の 「わかる」 というのは動詞です。動詞を修飾しているから副詞。 そういう見分け方も出来ると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 「良い」は「いい」に置き換えられるから形容詞で、 「良く」は「いい」に置き換えられないから副詞、とのことですが、 それは、「良い」と「いい」が連体形で、「良く」が連用形だからではないのでしょうか。 連用形と連体形は置き換えられないのが普通だと思うのですが…。 英語の場合を日本語に当てはめるのは危険とおっしゃられているように、 日本語の場合、形容詞にも「連体(体言に連なる)形」「連用(用言に連なる)形」があり、 一概に名詞(体言)を修飾するのが形容詞で、 動詞(用言)を修飾するのが副詞とは言えませんよね。 実際、「寒くなる」の「寒く」は「なる」という動詞を修飾しますが形容詞ですし…。 そこの辺はどうなのでしょうか。 お手数ですが、できましたら補足説明をお願い致します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お返事が遅くなってすみません。 やはり「悪く」にしてみたり、意味を考えたりで判別するんですね。 大変わかりやすかったです。 ありがとうございました!