- ベストアンサー
[長文]マンション管理会社の技術職に関する悩み
- マンション管理会社勤務の24歳♂が技術担当者として働いており、役割は建物設備点検業務から修繕工事の提案まで幅広いものである。
- 会社の親会社は建設会社であり、管理会社には建設会社出身者が多く転籍してきているため、技術担当者としては不利な状況と感じている。
- 現在、老朽化したマンションの需要が増えており、大規模修繕工事や建替えの仕事が増えているが、自身の技術力に不安を抱いている。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#1です。 お悩みはかなり深いものとお指しします。 建物構造がわからないとありますが、構造とはいわゆる躯体に関する構造の事でしょうか。 私は建築士でも新築の電気設備が専門で、改修は殆ど経験ありませんが、マンション改修工事で躯体構造がわかっていないとアプローチ出来ないような工事がそうそうあるとは思えないのですが。 耐震診断や耐震改修でもするのであれば別ですが、一般的に躯体の中性化調査や、クラック補修、アルカリ強化剤注入などでも、精々躯体図や配筋図を読めて、X線などの非破壊検査法を理解できれば、あとは経験で十分と思いますし、ゼネコン出身者であっても躯体を完全に理解している者など一部しかおりません。 それよりも、ゼネコン社員が不慣れな壁タイルや塗装、防水、設備などの劣化調査や改修工法、それを実施する工程や安全管理をマスターしたほうが、よっぽど実務のエキスパートに近づくと思いますがいかがでしょうか。 特に現住マンションでの改修工事の実務は、例えば足場建柱や養生、塗装だけみても、共用部、専有部によって新築とは違った特段のきめ細かい段取りや管理体制が必要で、ゼネコン出身者でも未経験の分野と言えます。 改修やリフォームは改修専門屋でないと駄目というのが、我々ゼネコン社員の共通認識でもありますので、自信と誇りを持っていただきたいと思います。
その他の回答 (1)
- MagMag40
- ベストアンサー率59% (277/463)
私は大手ゼネコン勤務であり、一級建築士でありますが電気設備設計が専門です。ゼネコンには建築のプロは掃いて捨てるほどいますが、設備や電気の本当の意味での専門家は意外と少ないのが実状です。 私は文系大学を卒業後、公務員などを経て現職に入り、当初法務を担当しておりましたが社内職種転向に応募して現職に就きました。 元々文系畑であった私は、建築では絶対にかなわないと考え、電気を本気で勉強して難関資格と言われる電検2種の資格も取得し、今では社内的にも頼られる専門職の地位を築くことができました。 あなたの専門が建築なのか設備(電気含む)なのかによっても変わると思いますが、改修工事専門の知識をつけてはいかがでしょうか。 ご存じの通り、新築工事と改修工事は工法もノウハウも全く違うものです。我が社でも改修は新築とは違ったノウハウを要求されるため、改修は改修専門部門が存在しております。 ゼネコンの新築専門出身者は、広い建築知識は持っているものの、意外と細かい専門工事の知識に疎い方が殆どです。まして改修工事となると段取りが全く解らない者も多数おります。 まずは何か専門や得意分野に的を絞って、徹底的に勉強してみてはいかがでしょうか。 特定な分野だけでも、ゼネコン出身者を越える知識を持つことで、自信となり、その分野では周囲から自然と頼られる立場になるはずです。 そこから徐々に得意分野を広げていくことで、人生観もどんどん広がっていくと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 難解な質問内容でしたので、回答者がいるかどうか不安でした。 「まずは何か専門や得意分野に的を絞って、徹底的に勉強してみてはいかがでしょうか。特定な分野だけでも、ゼネコン出身者を越える知識を持つことで、自信となり、その分野では周囲から自然と頼られる立場になるはずです。」 ↑↑上記には納得出来ます。しかし、 改修工事をこなすにあたり、改修工事だけの実務では足りないと思います。 建物そのものの構造をわかっていないと、出来上がった建物に大してのアクションが起こせません。 悔しいですが、転籍・途中入社の建設会社出身者でないと改修工事をこなすのが難しいと思います。 このことは建設会社出身の社員がよくわかっているようです。 確かに改修工事のみの実務経験で改修工事を行っている人もいるかも知れませんが、 実感を持ちながら実務にあたれるのでしょうか?お客様や業者に説明できるでしょうか? 金メッキもいつかは剥がれる気がします。
お礼
MagMag40さん、地震の被害は大丈夫でしたか? 遅れまして申し訳ございません。 回答ありがとうございました。 現場経験者に負けないよう頑張りたいと思います。