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CPRM対応のDVD-Rを非対応機で使用する制限
- CPRM対応のDVD-Rを非対応機で使用する場合、使用制限があります。
- 東芝のHPでは、VRモード録画したDVD-Rディスクは非対応機で再生できず、機器やディスクの故障・破損の可能性があるため、注意が必要です。
- パナソニックのHPでは、CPRM対応DVD-Rディスクに対して録画やダビングはできず、CPRM非対応のDVD-Rディスクを使用するように注意が呼びかけられています。
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はじめまして。 CPRM対応DVD-Rと非対応DVD-Rの違いは、ディスクの最内周、通常は使用されない部分に、デジタル放送を録画したものをダビング、コピーする時だけCPRMキーが書きこまれて暗号化されます。 非対応の光学ドライブではその部分のCPRMキーが読み取れないので、CPRMキーの照合が出来ず、デジタル放送を録画したCPRM、VRモードで記録したディスクは再生できません。 対応の光学ドライブで、方式に対応さえしていれば再生可能となります。 アナログ記録、ビデオカメラ撮影映像など著作権管理の信号が含まれていないものを記録する場合は、CPRMキー記録に使用する部分はスキップされます。つまりCPRM対応以前と同様の動作をするだけです。 構造的にはCPRM対応DVD-R(RW、RAM)も非対応DVD-R(RW、RAM)も全く変わりません。 いちいち分別して製造していたらコストがかかって、低価格では提供できなくなります。 また録画用、データ用の分別もありますが、これは著作権管理団体との折衝で、この分類になっただけで、実際前者には著作権使用料が付加され、後者には付加されていません。違いはそれだけで構造は全く変わりません。 レコーダーではデータ用DVD-Rを使用できなくしている機種もありますが、使用可能な機種もあります。 また製造効率からデータ用も実はCPRMに対応している、隠れDVD-R(RW、RAM)製品もあります。 そもそもこんな面倒な分類をしているのは、世界で日本だけです。 DVD-RのVRモードは2006年春に採用された規格で、レコーダーは2006年春のパイオニア、東芝を皮切りに夏以降の機種でパナソニック、ソニー、三菱も対応しました。 再生専用機は若干遅れて2008年頃の製品から対応が始まりました。 PCは光学ドライブ自体は2003年頃、DVD-RW、DVD-RAMへのCPRM導入頃から日本向けの光学ドライブではほぼ対応しています。 再生ソフトも2004年以降の市販ソフトは対応しています。 但し、PCにプリインストールされた再生ソフトは簡易版ですのでVRモード再生には対応していても、CPRMに非対応なバージョンとなっています。アップデートでCPRMに対応させて、ユーザー登録をしてCPRMキーを所得し、インストールする必要があります。 フリーの再生ソフト、WMPでは再生不可能です。 デジタル放送録画可能なタイプ、BDドライブ搭載のPCの場合は予めCPRMには対応したバージョンとなっています。但し同様な手続きは必須です。 (1)関係ありません。普通に使用可能です。レコーダー、PC双方で。 (2)関係ありません。普通に再生可能です。もちろんディスクの質や書き込み品質にも依存しますが。 (3)PCではVRモード記録の場合で、再生ソフトがVRモード再生に対応していれば再生可能です。 再生ソフトがDVD-RW、DVD-RAMのCPRM、VRモードしか無い時代のものでも、DVD-RのCPRM、VRモードディスクも再生可能です。CPRMキーを埋め込む位置が同じなので、キー照合がなされて暗号化が解除されて再生されます。 但しPCのマイコンピュータなどのエクスプローラではディスクを開くことはできません。右クリックも無効となるので、ディスクを挿入したら直接再生ソフトを立ち上げます。 (4)どちらでも構いません。なんら不都合はありません。 (5)関係ありません。普通に使用可能です。 >CPRM非対応の日本製のDVD-Rが品数が減り いっぱいあります。 データ用のDVD-Rで太陽誘電製、TDK、VICTORの日本製8倍速(中身は太陽誘電製)がまだまだ販売されています。 当方所有のレコーダーパイオニア製DVR-540Hはデータ用、録画用の識別がないので、購入以来データ用しか使用していません。
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- tama80ji
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No.1です。 >東芝のRD-S300です。 >もしかして、CPRM非対応DVD-RもVRモードで初期化が出来るという事でしょうか? 真っ先にDVD-RのVRモードに対応したのが東芝とパイオニアで、対応初期のものはアナログ放送や外部入力からアナログビデオのダビングの場合でもDVD-RのVRモードは使用可能だったはずなので、その機種でも可能かもしれません。 但し2006年春以前の機器で再生を考慮すると、余り使用しない方が良いと思います。 それ以前の機器ではDVD-RはVIDEOモード、プレイヤーやレコーダーのファームウェアにこれしかデータがないので、DVD-RのVRモード? 何だそれ? と言うこととなり、「再生できません」でディスクを吐き出されたり、ヘタすると光学ドライブが無理矢理読み取ろうと暴走することにもなりかねません。 一応PCでの再生ソフトWinDVDとPowerDVDのDVD-RW、DVD-RAMのVRモードの再生には対応しているバージョンでは、DVD-RのVRモードも再生は確認はしていますが、ディスクが開けないなどの状態となることは前にも書きました。 DVD-RのVRモードは互換の面、安全性の面からアナログ放送など著作権管理されていないものを記録する場合は、作成は可能でも使用は推奨しません。 当方は操作を間違って作ってしまったので、面白がってPCで検証したに過ぎません。 デジタル放送をダビング、移動の場合はCPRMが必須ですが、データ用でCPRM明記されていなくてもCPRMに対応した、隠れCPRMは確かにありますが、そうでない製品も混在しています。 VICTORの国産のDVD-RW(4倍速)、マクセルのDVD-RAMではデータ用でもCPRMに対応していることは確認しています。 DVD-Rに関しては以前、あったことはあったのですが、とりあえず手近なものをチェックしてみたら、全てCPRMはN/A(非対応)でした。 最近ではPCでの地デジ録画対応が増えたせいで、CPRM対応を謳ったデータ用もあったりします(こうなると、もはやワケが解りません)。
お礼
丁寧にありがとうございました。 本当に訳がわからいのですね。 ちょっと複雑すぎです。 地デジのHD放送を見ていて SD画質を見ると、それは VHSの3倍と標準画質の差が分からない程 シビアでない方でも差が分かるくらい SD画質は劣化します。 SD画質での記録ですから、そこまで がんじがらめの規格にする必要性はないのでは? とか感じます。
補足
CPRM非対応の 日本製DVD-R 店によってはまだ結構店頭にありました。 (店によってはゼロも有りますが) ありがとうございます。
お礼
丁寧かつ詳細に回答をしていただき ありがとうございました。 >構造的にはCPRM対応DVD-R(RW、RAM)も非対応DVD-R(RW、RAM) >も全く変わりません。 >いちいち分別して製造していたらコストがかかって、 >低価格では提供できなくなります。 私が所有しているのは パイオニアのDVR-510H 東芝のRD-S300 です。 東芝のRD-S300は CPRM対応、DVD-RのCPRMにも対応です。 DVD-Rを挿入すると、ビデオモードで録画されます。 ディスク管理でVRモードでフォーマットすると VRモードで使用できます。 もしかして、CPRM非対応DVD-RもVRモードで初期化が出来る という事でしょうか?