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行列式の余因子行列と公式
- 行列Aの余因子行列に関する公式について調べています。
- 余因子行列の要素と行列Aの要素を組み合わせた公式が存在します。
- 特に3×3の場合には特殊な公式があることが分かっていますが、一般のサイズの行列にも類似の公式が存在する可能性があります。
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おしい>#1. n次行列 A の余因子行列を B とおくと BA = (det A)E だから det(BA) = (det A)^n ですね. で, ごにょごにょするととりあえず 「A が正則なら」 B の余因子行列を C とおくと C = (det A)^(n-2) A がでます. こっちは簡単. A が正則でない場合も同じことが言えそう (つまり n>2 なら C=O) なんだけど, どうしましょうかねぇ....
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- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
adj(A) を A の余因子行列, det(A) を A の行列式とします. A が 2次であれば adj(adj(A)) = A なのは一瞬でわかるので, A の次数 n は 3以上とします. det(A) ≠ 0 なら adj(adj(A)) = det(A)^(n-2) A なので, さらに det(A) = 0 とします. このときじっと見るとわかるのですが, 実は adj(A) において任意の 2行が従属 (※) です. これで n≧3 が効いて adj(adj(A)) = O. (※) を示すのは, 外積を拡張して #3 を応用することができます. http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9%E7%A9%8D#.E8.A1.8C.E5.88.97.E5.BC.8F.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.A3.E3.81.9F.E6.8B.A1.E5.BC.B5 にあるように拡張すると adj(A) の任意の行が A の適当な列の「外積」で表現できます. この「外積」が多重線形かつ交代的であることを使えば (※) が出てきます.
お礼
det(A)=0の場合についても回答いただき,ありがとうございます. 外積については詳しく知らないのですが,また勉強してみたいと思います.
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
←A No.1 ああぁ、しまった。はずい間違え方を… det(kA) = (k^n)(det A) じゃんね。最悪。 det A = 0 の場合は、未だ考え中だけれど、見通し立たず。 AB = BA = 0 からは B が決定できないから、他の策が要る。 B[i,j] = ∂(det A)/∂A[i.j] が有望そうな気もしたけれど、 行き詰っている。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
あ~, なんかちょ~反則技な解き方が.... 3次行列 A = (x, y, z) とします (もちろん x, y, z は列ベクトル). ついでに A の余因子行列を adj(A) と書くことにすると, なんと adj(adj(A)) = ((z×x)×(x×y), (x×y)×(y×z), (y×z)×(z×x)) が成り立ちます (× は外積). ここで, 最後の外積をばらすとベクトル三重積とかスカラ三重積がでてきて最終的に (z×x)×(x×y) = |x y z|x = |A|x などとなります. まとめると adj(adj(A)) = (|A|x, |A|y, |A|z) = |A|(x, y, z) = |A| A.
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
detA ≠ 0 のときは、 AB = BA = (detA)E の式で各辺の det を取ると detB = 1 になって、 この式を B(A/detA) = (A/detA)B = 1E と変形してみれば、 C = A/detA であることが解る。(3)は、ちょっと違うね。 さて、detA = 0 のときは、どうしよう?
お礼
どうもありがとうございます.