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高圧負荷開閉器について
気中開閉器の仕様で200Aと300Aがありますが、使い分けはどのようにしているのでしょうか?また、8kAと12.5KAも同様に教えてください。
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ご存知でしょうが高圧負荷開閉器は一般的には電力会社と需要家の区分点の電柱に設置されます。 では主回路上には以下のスイッチがあります。 (1)定格電流は流せるが開閉できないスイッチ(例:断路器) (2)定格電流なら開閉できるスイッチ(例:負荷開閉器) (3)短絡電流が開できるスイッチ(例:遮断器) この度は(2)に該当します。 では定格電流は契約電力の電流以上を選定します。大概200Aで十分過ぎると思います。 なぜなら「200A×6.6kV×√3÷0.85(効率)÷0.85(力率)≒3000kW」ゆえ 次に定格短時間耐電流ですが需要家側で3相完全短絡があった場合でも開閉器が壊れないような製品を選定します。 この短絡電流は電力会社から聞くことがベストですが実際には供用開始直前に教えてくれることがほとんどです。 と言うことで無難な下位の遮断器と同じものを選定します。 経験上「200A+8kA」で技術的には問題はありませんがこの場合には裏付の計算をしっかりしておいてくださいね。