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ブラック企業の残業代問題と雇用形態変更について
- ブラック企業とは、残業代が支払われずに労働時間を過重に要求される企業のことです。最近では、残業代を支払わずに年俸制に変更するケースも増えています。
- 質問者は、以前から残業が多く、急に年俸制に変更されたために残業代が支払われずに固定給となっていることに不満を感じています。さらに、実働時間を申告することでボーナスに反映されるが、出世が難しいという状況にも困惑しています。
- 質問者は、会社からの一方的な雇用形態変更に不満を抱いています。また、この雇用形態変更がサービス残業を正当化するための手段であると考えています。労働基準監督署に相談をしようと考えています。アドバイスを求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
先ず手続き面ですが、賃金に関する規定変更にさいしては、 1.変更された規定を労働基準監督署に届けなければなりません。(労基法89条) 2.変更に際しては、労組または労働者の過半数を代表する者の 意見を聞いて1.に書面添付しなければなりません。(同90条) 質問内容からだと、この手続きに先ずは不備がありそうな感じがします。 次に、残業代については基本的には法律で保護されていますから不払い は法律違反となります。(同37条以下) 条文は→ http://www.houko.com/00/01/S22/049.HTM 対策としては、 消極的な方法としては、残業時間の記録をきちんとつけてしかるべき 時期にきちんと請求するということが考えられます。 積極的な方法としては、労基署に相談して指導してもらうという事が 考えられます。 ただし、不法覚悟でやっているような会社であれば改善は長引くかも 知れませんし、もっと過酷な労働条件(請負契約社員化)などで対抗 してくるかもしれません。 若い会社で、単に労務の知識がないだけであれば、スムーズに改善さ れるかも知れません。 その辺、どのように進むのかはどのような会社かにもよってきますの で、断言は難しいと思います。 先ずは労基署に相談するなり最寄りの社労士に相談してみたらいいと 思います。
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- v008
- ベストアンサー率27% (306/1103)
労働組合で団体交渉を申し込む 個別の案件とし斡旋ADRを依頼する 直接交渉する。 労働基準監督署や労働局に相談するのはもちろん可能 無料有料を問わず 労働問題に関する弁護士との相談も お勧め。 一人二人の相談で判断しないこと 整理するには時間がかかります。
- NicksBar
- ベストアンサー率26% (176/673)
本音と建前があるという現実をふまえて。 どの程度規模の会社なのかが分かりませんが、給与体系に関して労使間の取り決めをきちんと実行できる財務状態にあるのかどうかがが問題になると思います。 法律に則って実行を求める事は労働者の権利であるのは間違いありませんが、それを実行した事で会社の資金繰りが立ち行かなくなって会、社そのものが潰れてしまえば給料もへったくれもなくなってしまいます。 そのあたりの見極めが被使用者としてかなりの確度で把握できるのであれば、給与体系の一方的な変更、残業代の不払いは不法ですから、労働基準監督署に申告して是正を求めるべきと思います。 法律的に正しい事が、必ずしも世の中の調和とは一致しないと言う事です。