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完全な抗うつ薬は存在しない?部分的な効果を持つ処方薬の事実とは
- 心療内科で受診し、抗うつ剤が処方されました。しかし、処方される度に症状の一部しか改善しないと感じています。
- 抗うつ薬の種類や作用機序には違いがあり、それぞれが特定の症状に効果を示します。
- しかし、部分的な効果しか得られない場合もあり、完全な抗うつ薬は存在しないとされています。
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>結局、完全な抗うつ薬など存在しないということなのでしょうか? うつ病のタイプで坑うつ剤の効き方に差が有ります。 メランコリー親和性うつ病と呼ばれる大うつ病性障害には、坑うつ剤効きやすく ディスチミア親和型うつ病(気分変調症)や非定型や新型うつ病には効きにくいと言われています。 うつ病の原因さえ今だ仮説しかありません。 その仮説を基に創薬されてる坑うつ剤が完全である事はないはずです。 >発作がなくなるが予期不安が消えず アモキサンやレメロン、サインバルタはセロトニンとノルアドレナリンの産生増加や 再取り込み阻止作用が有ります。 セロトニンは不安とうつに関連する脳内伝達物質ですが ノルアドレナリンは神経の興奮させますが、不安の症状を憎悪させる可能性も秘めています。 http://cns.pfizer.co.jp/b/b_01.html http://cns.pfizer.co.jp/c/c_05.html レメロンとサインバルタの併用は「カリフォルニアロケット燃料」と呼ばれる併用法です。 サインバルタでセロトニンとノルアドレナリンの再取り込み作用し レメロンで抑制解除し、ブースター効果を狙った方法です。 難治性うつ病に効果があるのではと期待されています。 自分はレメロン30mgとサインバルタ40mgを併用していますが 気持ちはパキシルに比べると高まりますが、感情の尖る感覚もあります。 この感覚は不安を抱く人には不安を大きくするような気がします。 一度、担当医と相談されたら如何でしょう。
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- jinseiwalk
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結局あなたには薬が効かないようですので、カウンセリングに変えてはどうかと思います。 十分に効かないまま、ごまかしのために飲み続けていては一生治らないという気がします。 これが転機と違いますか。まずカウンセラーを探して話しをしてください。 減薬療法を知っていない人はだめです。 カウンセラーなら一年で働けるほど回復に持っていけるでしょう。
うつ病のやっかいなところは、感染症や胃腸病、心臓病、血管障害などの「物理的」障害でなく「眼に見えない」障害であることです。 さらにやっかいなことにうつ病は「個人個人」で「違う病気」なのです。 「不適応」などの場合は、困難な事情もありますが原因を除去できれば簡単に「根治」されてしまいます。 しかし、多くの外部要因と遺伝的素質と体内バランスの不調が重なると「何が何だか分からない」病気になってしまいます。 第一世代の三環系抗うつ剤は「対症療法剤」としては優れていますが、副作用が大きくさらに「原因」はサッパリ除去されません。 ですのでうつ病には特効薬など無いのです。 あったら恐いです。
抗うつ剤にもいろんな種類がありますが、どの薬も、これ一発で鬱の症状を解決する、なんてものはなく、それぞれ得意分野があります。私も十一年抗うつ剤を飲んでいますが、思い出してみると、その時々の症状によって、いろんな薬が出されました。 お体を大切にしてください。
- d194456
- ベストアンサー率27% (423/1524)
どの薬でも患者の20%以上に効果が有れば良く効く薬だとの評価をされます。 完全な抗ウツ薬と言って100%の患者さんの誰でも効果を感じる薬が出来たなら、 間違いなくノーベル賞の貰えるものでしょうね。 もっとも、二度もノーベル賞を貰っている学者が治療に使う薬をまがい物と否定するような学会ですから、製薬会社に“コウカ”ある薬が開発されるのでしょう。
- mapiokun
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よく薬のことをご存知のようですね. 作用機序の異なる薬を併用するのは,内科的治療としては一般的ですが精神科では行き過ぎた面があるため最近ではSSRIの単剤治療から開始するのが慣例となっています.ただし効果も副作用も三環系の方が強いようです. 履歴を見る限り,国内で承認されている新薬をなぞって使われているようです.薬価が高そうでちょっと心配ですが・・・ またご指摘の通り,薬に完璧はありません. 薬を組み合わせるように,投薬治療と認知行動療法を組み合わせての治療を行うなど薬の量を減らす方向にできると理想的だと思います. お大事に.