回路の短絡についての疑問
- 回路の短絡とは、ab間を短絡した際のac間の合成抵抗を求める方法です。図アでは、RabはR1とR2の並列、RacはR1とR2の直列になります。
- 図クでは、abを短絡するとRabは無限大となりますが、RacはR1とR2の直列になります。コンデンサーがあるため、ac間の抵抗は無限大にはなりません。
- 回路の短絡によって、回路の抵抗や回路の性質を分析することができます。短絡の方法によって、合成抵抗が異なるため、正確な計算が必要です。
- ベストアンサー
回路の短絡について
画像は外部のアップローダーに上げました。 ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=2656.jpg 回路の短絡というのがよく分りません。 いま、定常状態で、コンデンサーの抵抗は∞、コイルの抵抗は0とします。 ab間の合成抵抗をRab ab間を短絡したときのac間の合成抵抗をRacとします。 たとえば、図のアでは Rab = R1 + R2 これは分りますが、 Rac =R1R2/R1+R2 これが分りません。 理由は、abを短絡すると、R1,R2は並列になるそうですが、 なぜ並列になるんでしょうか。 他には、図クでは、 Rab = ∞ これは分りますが Rac = R1 + R2 これが分りません。 abを短絡するとどうして直列になるんですか? また、ac間にはコンデンサーがあるのに 抵抗は∞にはならないんでしょうか。
- zdzd
- お礼率63% (26/41)
- 物理学
- 回答数2
- ありがとう数3
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
短絡というのは、電線でつなげる(抵抗を0にする)事を言います。 > たとえば、図のアでは > Rab = R1 + R2 これは分りますが、 > Rac =R1R2/R1+R2 これが分りません。 > 理由は、abを短絡すると、R1,R2は並列になるそうですが、 > なぜ並列になるんでしょうか。 ab間が短絡される(電線でつながれる・抵抗が0になる)と、acへの電流経路は a -> R1 -> L -> c と a -> b -> R2 -> L -> c の2経路出来ることがわかると思います。なぜならab間は短絡されたから(線でつながれたから)です。故に、RacはR1とR2の並列回路となります。上記の2経路を電気回路に書き下してみてください。 > 他には、図クでは、 > Rab = ∞ これは分りますが > Rac = R1 + R2 これが分りません。 同様に、abを短絡するとac間の電流経路は a -> b -> R1 -> R2 -> c と流れることができます。なぜならば、abは短絡された(電線で結ばれた)ため、電流が流れるからです。 > また、ac間にはコンデンサーがあるのに > 抵抗は∞にはならないんでしょうか。 コンデンサの抵抗∞は無くなっておりません。 このケースでは、a -> C -> c の経路の抵抗∞と a -> b -> R1 -> R2 -> c の直列抵抗 R1 + R2 の並列回路と考えることができますが、抵抗∞は電流が流れないので、結局 R1 + R2 となります。 式で説明すると Rac = (R1+R2)*∞ / ((R1+R2)+∞) = 1 / (1/∞ + 1/(R1+R2)) = 1 / (1/(R1+R2)) = R1+R2 となります(上記の計算は数学的にはありえません、説明上のイメージだとお考えください)。 ちなみに、蛇足ですが短絡は抵抗を0にする(電線でつなぐ)事を言いますが、開放とは抵抗が∞の状態を言い、電線を切った状態に当たります。短絡と開放は逆の概念です。 つまり、定常状態だとキャパシタンスは常に開放状態と表現されます。
その他の回答 (1)
- 178-tall
- ベストアンサー率43% (762/1732)
>いま、定常状態で、コンデンサーの抵抗は∞、コイルの抵抗は0とします。 …ということは、直流印加時ですね。 ならば初めに、C の両端を短絡し、Lの両端間を開放しちゃうと考えやすくなります。 >ab間の合成抵抗をRab ab間を短絡したときのac間の合成抵抗をRacとします。 図(ア)ならば、d 端は開放、a-c 間に R1, b-c 間に R2 が接続された場合と同じ。 a-b 間を短絡すれば、R1, R2 は並列接続。 図(ク)ならば、a 端は開放、b-d 間に R1, d-c 間に R2 が接続された場合と同じ。 a-b 間を短絡すれば、a-c 間の合成抵抗は b-c 間の合成抵抗ですが、これは b-d 間と d-c 間の素子の直列接続。
関連するQ&A
- 物理の問題.85
端子a,b,c,dをもつ基板上に、2個の抵抗器R_1,R_2,1個のコイルL,(1)このコンデンサーCが取り付けられているが、配線を見ることができない。そこで、次のような測定を行い、各部品の間がどのように配線されているか調べた。 測定1:端子間に直流電流を流して抵抗を測定したところ、ab間の抵抗は600Ωであった。またab間を短絡した状態では、ac間の抵抗は150Ωであった。 (1)この測定1から考えられる配線を、図の(ア)~(コ)のうちから選べ。複数ある場合は、すべての記号を記せ。 この問題で解答には、ab間の合成抵抗をR_ab , ab間を短絡したときのac間の合成抵抗をR_acとする。(ア)~(コ)の値は、それぞれ次のようになる。 (ア)ab間を短絡すると、R_1とR_2の並列になるから、R_ab=R_1+R_2 , R_ac=(R_1)(R_2)/(R_1+R_2) (イ)R_ab=∞,R_ac=(R_1)(R_2)/(R_1+R_2) (ウ)R_ab=∞,R_ac=R_1 (エ)R_ab=R_1+R_2 , R_ac=(R_1)(R_2)/(R_1+R_2) (オ)R_ab=R_1,R_ac=∞ (カ)R_ab=∞,R_ac=R_1+R_2 (キ)R_ab=R_1+R_2,R_ac=∞ (ク)R_ab=∞,R_ac=R_1+R_2 (ケ)R_ab=R_1+R_2,R_ac=(R_1)(R_2)/(R_1+R_2) (コ)R_ab=R_1,R_ac=∞ よってア、エ、ケである。 この問題で、なぜ解答のような式が成り立つのかよくわかりません。 どのようにしてR_abとR_acを求めていっているのでしょうか。 また、合成抵抗を求めていると書いてありますが、なぜそのような式になるのかもよくわかりません。 もしわかる方がいらっしゃいましたら教えていただけると助かります。 よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 物理学
- 電気回路の問題(テブナンの定理・重ねの理)
質問させていただきます (1)図3回路についてab間に抵抗R=2Ωを接続したとき、抵抗に流れる電流をテブナンの定理 を用いて求めよ。 (2)図4において、重ねの理を用いて抵抗Rに流れる電流を求めよ (1)は合成抵抗(Rsとおく)求めてからab間の電圧(E)求めて E/(Rs+R)と計算すればいいのは分かるのですが、合成抵抗の求め方がわかりません・・ 2と2が並列で3と4が並列ですか? どなたか教えてください。お願いします
- ベストアンサー
- 物理学
- 積分回路についての疑問
初めての質問なので言葉使いが下手ですか、ぜひアドバイスをください。お願いします。 ある電気的な実験を行いました。回路には、「抵抗R1」と「抵抗R2&コンデンサーC」の並列回路(積分回路)を組み込んでいました。 そこに、様々な周波数の電流(電圧)を流し、「抵抗R1」と「抵抗R2&コンデンサーC」の合成インピーダンスを求めました。理論的に、コンデンサーは周波数に依存性があり、高周波になるほど抵抗値は減衰すると考えられます。 よって、ある周波数を越えてからは、、「抵抗R1」と「抵抗R2」の並列回路になり合成インピーダンスは変動しなくなると考えられます。 しかし、実験を行った結果、約100[kHz]までは、実験値と論理的な値はほとんど同じになったのですか、約100[kHz]を越える電流(電圧)を回路に流したところ合成インピーダンスは急に減衰してしまいました。 なぜなのでしょうか??ぜひ、するどいアドバイスをお待ちしています。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- 進相コンデンサーはなぜ短絡しないのか?
電気主任技術者をしています 先日、進相コンデンサーの短絡事故でお客様の設備が停電しました。 私はコンデンサーの内部構造をしっかり理解していなかったのでなぜコンデンサーで短絡が起きるのか不思議でした。 コンデンサーは電極間に電気を蓄える性質があるのでR相とS相の電極間、S相とT相の電極間、T相とR相の電極間があると思っており電気的に繋がっていないので短絡はないと思っていましたが今回の事で内部構造を調べてみるとR、S、Tそれぞれの電極とCOMの電極がありR、S、Tそれぞれの電極から抵抗(放電抵抗?)でCOM電極側に電気的に繋がっていました。 そこで疑問なのですが この抵抗は(トランスのコイルなみに)高いインピーダンスをもつ抵抗を使っていると言う事なのでしょうか?
- ベストアンサー
- 自然環境・エネルギー
- オペアンプの積分回路についてお尋ねします。
オペアンプの積分回路についてお尋ねします。 入力電圧がVs、入力から-端子の間にある抵抗がR1、出力から-端子にフィードバックする間にあるコンデンサがC1、C1と並列に抵抗R2、+端子からR3を通してGND、となっている回路です。 Vs=Vsin(ωt+φ)としたとき、定常状態における出力信号の理論式を導きたいのですが、まず抵抗・コンデンサを考えて、R1+1/(R2+(1/jωC1)) とする方向性で正しいのでしょうか? またφの求め方がどうしても分かりません。 ご教授お願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- ホイートストンブリッジにテブナンの定理を
図のホイートストンブリッジで抵抗R5に流れる電流I5をテブナンの定理を用いて求めよという問題なのですが、端子bc間の電位差は{R2/(R1+R2)-R4/(R3+R4)}Eとなるのはわかります。 抵抗R5を取り去ったとして端子bcから見た回路の等価抵抗R0は、起電力Eを短絡したときの合成抵抗であるから、わかりやすくみれば図(右)のような回路の端子bc間の抵抗である。 よって,R1とR2の並列抵抗とR3とR4の並列抵抗が直列に接続された回路が求める等価回路である。 したがって、R0=R1R2/(R1+R2)+R3R4/(R3+R4) この起電力Eを短絡したときの合成抵抗というのはわかりますが、だからといってなぜR1とR2の並列抵抗とR3とR4の並列抵抗が直列に接続されたものになるのかがわかりません。 そもそもわかりやすくいえばa→dに導線を引いた図になるといっていますが、なぜこのような図になるのか理解できません。ただ単に起電力Eがないものと考えればいいんではないのですか? 私の考えではa→dに導線をひいていない図(左)についてc→b方向に電流を流したときに流れる電流の道から、R1とR3の直列抵抗とR2とR4の直列抵抗が並列に接続されたもののように思えるのですが、なぜこのようにならないんですか? このことについてわかる方がいらっしゃいましたら是非教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- CR移相形発振回路について
回路図 http://radio.s56.xrea.com/radio/src/radio0039.jpg 発振周波数の式や増幅度が29倍以上必要といったことは分かったのですが、 なぜR1>>Rである必要があるのでしょうか? また、R3はオフセット電圧を調整するためR1とR2の並列合成抵抗値を選ぶとあるのですが、 なぜ並列合成抵抗値となるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 物理学
お礼
納得しました。 ありがとうございました。