回路の短絡についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 回路の短絡とは、ab間を短絡した際のac間の合成抵抗を求める方法です。図アでは、RabはR1とR2の並列、RacはR1とR2の直列になります。
  • 図クでは、abを短絡するとRabは無限大となりますが、RacはR1とR2の直列になります。コンデンサーがあるため、ac間の抵抗は無限大にはなりません。
  • 回路の短絡によって、回路の抵抗や回路の性質を分析することができます。短絡の方法によって、合成抵抗が異なるため、正確な計算が必要です。
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回路の短絡について

画像は外部のアップローダーに上げました。 ttp://or2.mobi/index.php?mode=image&file=2656.jpg 回路の短絡というのがよく分りません。 いま、定常状態で、コンデンサーの抵抗は∞、コイルの抵抗は0とします。 ab間の合成抵抗をRab ab間を短絡したときのac間の合成抵抗をRacとします。 たとえば、図のアでは Rab = R1 + R2 これは分りますが、 Rac =R1R2/R1+R2 これが分りません。 理由は、abを短絡すると、R1,R2は並列になるそうですが、 なぜ並列になるんでしょうか。 他には、図クでは、 Rab = ∞ これは分りますが Rac = R1 + R2 これが分りません。 abを短絡するとどうして直列になるんですか? また、ac間にはコンデンサーがあるのに 抵抗は∞にはならないんでしょうか。

  • zdzd
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回答No.1

短絡というのは、電線でつなげる(抵抗を0にする)事を言います。 > たとえば、図のアでは > Rab = R1 + R2 これは分りますが、 > Rac =R1R2/R1+R2 これが分りません。 > 理由は、abを短絡すると、R1,R2は並列になるそうですが、 > なぜ並列になるんでしょうか。 ab間が短絡される(電線でつながれる・抵抗が0になる)と、acへの電流経路は a -> R1 -> L -> c と a -> b -> R2 -> L -> c の2経路出来ることがわかると思います。なぜならab間は短絡されたから(線でつながれたから)です。故に、RacはR1とR2の並列回路となります。上記の2経路を電気回路に書き下してみてください。 > 他には、図クでは、 > Rab = ∞ これは分りますが > Rac = R1 + R2 これが分りません。 同様に、abを短絡するとac間の電流経路は a -> b -> R1 -> R2 -> c と流れることができます。なぜならば、abは短絡された(電線で結ばれた)ため、電流が流れるからです。 > また、ac間にはコンデンサーがあるのに > 抵抗は∞にはならないんでしょうか。 コンデンサの抵抗∞は無くなっておりません。 このケースでは、a -> C -> c の経路の抵抗∞と a -> b -> R1 -> R2 -> c の直列抵抗 R1 + R2 の並列回路と考えることができますが、抵抗∞は電流が流れないので、結局 R1 + R2 となります。 式で説明すると Rac = (R1+R2)*∞ / ((R1+R2)+∞) = 1 / (1/∞ + 1/(R1+R2)) = 1 / (1/(R1+R2)) = R1+R2 となります(上記の計算は数学的にはありえません、説明上のイメージだとお考えください)。 ちなみに、蛇足ですが短絡は抵抗を0にする(電線でつなぐ)事を言いますが、開放とは抵抗が∞の状態を言い、電線を切った状態に当たります。短絡と開放は逆の概念です。 つまり、定常状態だとキャパシタンスは常に開放状態と表現されます。

zdzd
質問者

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納得しました。 ありがとうございました。

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  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.2

>いま、定常状態で、コンデンサーの抵抗は∞、コイルの抵抗は0とします。 …ということは、直流印加時ですね。 ならば初めに、C の両端を短絡し、Lの両端間を開放しちゃうと考えやすくなります。 >ab間の合成抵抗をRab ab間を短絡したときのac間の合成抵抗をRacとします。 図(ア)ならば、d 端は開放、a-c 間に R1, b-c 間に R2 が接続された場合と同じ。 a-b 間を短絡すれば、R1, R2 は並列接続。 図(ク)ならば、a 端は開放、b-d 間に R1, d-c 間に R2 が接続された場合と同じ。 a-b 間を短絡すれば、a-c 間の合成抵抗は b-c 間の合成抵抗ですが、これは b-d 間と d-c 間の素子の直列接続。    

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