休業損害について（交通事故）

質問

こんにちは。
先日、追突事故を起こされました。こちらの過失は０になります。
整形外科にて、むちうち症と診断され今も通院中です。
診断書には全治１週間とあります。

質問ですが、
私は自営業（散髪屋）を営んでいますが手が痺れたりつったりしてハサミなどを持てない時があります。
他のスタッフは働いていますし、店を閉めるわけもいかず私も立場上、休む訳にもいかず職場には出勤しています。

このような場合（出勤はしているが仕事が出来ない）は休業損害を請求出来るのでしょうか？
それともお店を開けている以上、休業にはならず請求出来ないのでしょうか？

ご教授頂けたらありがたいです。

宜しくお願いします。

回答No.2

sj_tomo · ベストアンサー

＞他のスタッフは働いていますし、店を閉めるわけもいかず私も立場上、休む訳にもいかず職場には出勤しています。このような場合（出勤はしているが仕事が出来ない）は休業損害を請求出来るのでしょうか？それともお店を開けている以上、休業にはならず請求出来ないのでしょうか？

　自営業者の方の休業損害の考え方は、まず第一に「交通事故の怪我や治療のために、売り上げの減少が発生したか否か」と言う点にかかってきます。
　例え、店を開けていても整髪・先髪作業ができない状態が医学的に認められ、かつ、売り上げが減少したと言うことが証明できれば、休業損害を請求することは理論上は可能です。

　ただし、休業損害とはあくまでも実損であり、人件費や経費等を差し引いた利益分が対象と考えてください。
　店を閉めていたとしても、従業員の給与まで認定対象とはなりません。
　完全休業しなければならなくなり、目に見えない多大な損害が発生する自営業者の方もおられます。
　おつらいでしょうが、何とかしてお店を開けることができる状態であっただけでも、最悪の状態は免れたと考えるほうがよいのではないでしょうか？
　自分以外の他の人夫代金を支払ってもらえることを、代替労力と言いますが、これも本来的には被害者本人に休業損害が発生する状態であることが認定要件で、しかも一人分です。
　金額もその業種で一般的に認められている賃金程度です。
　代替労力も休業損害もない場合は、最終的な示談交渉時に、慰謝料の上乗せ要求くらいは許されると思います。

　自営業者の方が事故にあうと、苦労される方が多いのが実態です。

お礼

お礼が遅くなりました。すいません。

なるほど・・
非常に分かりやすい回答に感謝します。

休業損害を請求するのは難しいようですね？

男性の方は一度、他店で散髪されると気を使うのか、もう一度来店してもらえる確立が下がるので
気持ち的にはそのお客様がこの先、払って頂けたであろう売り上げも請求したいですが・・

sj_tomoさんから頂いたヒントで「慰謝料の上乗せ」ですこしでも保証してもらえるよう話してみます。

有難う御座いました。

回答No.1

Tomo0416

休業損害とは、事故によるけがのために仕事が全くできなかったり、仕事の内容・程度等が制限された結果、収入が減少した損害です。（家事従事者と給与所得者の有給消化については、現実に収入が減少していませんが、認められています）
店が営業できていると、収入の減少がないものとして休業損害は、原則認められません。

ただし、収入（売上）が減少しないように臨時のスタッフを雇い入れた場合は、収入の減少があったものと認められ、当該スタッフを雇い入れるのに要した必要かつ妥当な実費が休業損害となります。

お礼

こんにちは。
ご返答有難う御座います。

やはりそうなりますか？

私がいつもさせてもらっているお客様が散髪せずに帰ったり、人手が一人分減って実際に売り上げが落ちてるんですがね・・・

この場合は「仕事の内容・程度等が制限された結果」にはならないのでしょうか？

それなら店を開けて、私が店に出勤しなかったとなっても休業損害は出ないという事か・・

困りましたね。
Tomo0416さんに言っても仕方ないですが、何かおかしくないでしょうか？
なんのための保険なんでしょうかね？

有難う御座いました。