ヒートポンプ式床暖房とエアコンの電気代について

質問

知識がないので教えてください。 ヒートポンプ式床暖房とルームエアコンではどちらが電気代お安いでしょうか？ ヒートポンプ式床暖房は電気代関係ありますか？ オール電化住宅です。こんな質問でもうしわけありません。全くわからないので、どなたかお詳しい方教えてください。

回答No.1

peter_yuki

ヒートポンプ式床暖房もエアコンも同じ理屈で熱エネルギーを発生させています。
　大雑把に言うと、空気を圧縮して熱エネルギーを得て、媒介物質冷媒（水や不凍液）と熱交換し、それを室内機（床）で室内の空気（床）と熱交換しています。
　我が家は床暖房とエアコンの室外機は1つ、同じものを共有しています。
　同じメーカーの同じスペックであれば、室外機の効率は基本的に変わらないので、電気代がどちらが安いかは使い方によることになります。
　エアコンは、「室内の空気を暖め送風する。」床暖房は、「床を暖め、床と接する空気が暖められる。」このことから、選択する暖房方法により、メリット・デメリットが生じます。
　エアコンは、温風の出る立ち上がりが早く、室温を早く暖めることができます。デメリットは、温風が出るまでは冷風が出る（最近のものは温風が出るまで無風のものあり）。温風が出ても冬の湿度の低い風は、体感温度を低く感じさせる。室内の上部と下部の温度差が発生しやすい。などです。
　床暖房は、基本的に無風（空気の対流は発生する）ですが、床が暖まるまでの時間が必要な上、床が暖まってから、ゆっくりと空気が暖められることから、室温のコントロールが著しく緩やかであるといえます。
　床暖房のメリットを享受しようとすると、エアコンと兼用するか24時間暖房をするのが良いと思います。エアコンも床暖房も室内が本当に暖かくなるのは、壁や室内の家具等も暖まってからになるので、短い時間の場合はともかく電気代はそんなに変わらないと思います。それより、家自体の機密性、断熱性能が重要になりますし、電気の使用料はその性能に大きく影響されることになります。
　家の構造や暖房計画等がわからないので大雑把な回答で申し訳ありませんが、暖房計画は、結露かびの問題、引いては家の耐用年数にもかかわってくるので、総合的にかつ十分な検討が必要だと思いますので、設計士の方と納得できるまで話し合い、また、その設計士で家を建てた方のお話を聴かれたほうが良いと思います。
　参考にしてください

お礼

とてもご丁寧なご回答ありがとうございます。

参考にさせていただきます。