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10式戦車の変速機がCVTであってDCTでない訳
自動車評論家の文章を読むと、ヨーロッパで普及している、手動変速機と同じ構造の変速機にクラッチを二重に組んだDCT(二重クラッチ式自動変速機)の方が、我が国で普及している連続可変変速機(CVT)よりも伝達効率が良いといわれています。 我が国の最新鋭の戦車である10式戦車(TK-X)には、DCTはなぜか採用されず、油圧式の無段変速機HST(Hydraulic Static Transmission)に遊星歯車を組み合わせた油圧機械式トランスミッションHMT(Hydraulic Mechanical Transmission) という形のCVTが採用されています。このCVTは、自動車で採用されているCVTとは構造が異なりますが(ホンダが2輪で採用しているようです)。 10式戦車がDCTを採用せず、HMT型のCVTを採用した理由を御存知の方がいらっしゃいましたら、御教示願います。
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- mk57pvls
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回答No.1
お礼
mk57pvlsさん、お忙しい所、御回答くださり、誠にありがとうございます。 10式戦車の開発が始まった頃は、HMT式のCVTは既に実用化されていたのに対し、DCTは事実上実用化されていなかったという違いがあったために、CVTが採用され、DCTは採用されなかったということですね。開発時の事情ということですね。 そうなりますと、今後開発される自衛隊の車両(装輪、装軌を問いません)の変速機が、CVTになるのか、それともDCTになるのか、私も注目していきたいと思います。