負帰還増幅回路の誤差率について

このQ&Aのポイント
  • 負帰還回路の帰還回路の抵抗変更時の誤差について質問があります。
  • 帰還率が変わった時に理論値と実測値の誤差率が変化することです。
  • 負帰還回路のある種の特徴で、Aとβの相対的な問題であると言われました。
回答を見る
  • ベストアンサー

負帰還増幅回路の誤差率について

負帰還回路の帰還回路の抵抗変更時の誤差について質問があります。 実際に入力したときの値をV1、出力をV2。Aはここでは233.33とします。 総合増幅度Af= V2/V1 = A/(1+Aβ) = 1/β(A→∞の場合) Aは負帰還を施さないときの増幅度。βは帰還回路の帰還率を表す。 負帰還βを可変抵抗にて変更することができるものとして考えます。 帰還回路の抵抗を50kΩと5kΩ、1kΩに変更しました。 そのときの帰還率はそれぞれ0.002 0.02 0.1です。 ここで、それぞれの抵抗時に実測値V2/V1を測りました。 50kΩ時 166.67 5kΩ時 41.18 1kΩ時 11.33 と結果が出ました。 その次にA→∞と仮定した場合の理論値1/βを計算したところ 50kΩ時 500 5kΩ時 50 1kΩ時 10 となりました。 ここからが本題です。 わからないことは帰還率が変わった時に理論値と実測値の誤差率が変化することです。 誤差率=|理論値-実測値|/理論値×100(%) 帰還率が小さいとき(50kΩ)では、誤差率は200%も超えるのに対し、5kΩ、1kΩと小さくなるにつれ誤差率は次第に小さくなっていきます。 これは負帰還回路のある種の特徴で、Aとβの相対的な問題であると言われました。 しかし、それがどういうことなのか理解できませんでした。 理論的にどういうことなのか教えてほしく、今回質問させていただきました。 どなたかよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.2

     実測値    理論値 1    理論値 2      V2/V1     A/(1+Aβ)    1/β      -----     -------    -------  50kΩ  166.67     159.1     500  5kΩ   41.18      41.18     50  1kΩ   11.33      9.59      10 実測値の理論値 1 に対する誤差 (誤差 1) は、このデータだけでは原因不明。 実測値の理論値 2 に対する誤差 (誤差 2) は、理論値 1 と理論値 2 の誤差に、誤差 1が加わったもの。 理論値 1 と理論値 2 の誤差率は、  |A/(1+Aβ) - 1/β|/(1/β) = 1/(1+Aβ) になり、βについて減少関数ですね。    

big-wings
質問者

お礼

あ、そうか!! 式として誤差の原因を考えれば良かったのですね どうも頭が固くなっていました・・・ ありがとうございました

その他の回答 (1)

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.1

まず、議論の出発点がよく判りません。 誤差率の定義式にある「理論値」と「実測値」は、下表の値を使うんじゃありませんか?      実測値    理論値      V2/V1     A/(1+Aβ)      -----     ------- 50kΩ  166.67      159.1 5kΩ   41.18      41.18 1kΩ   11.33       9.59

big-wings
質問者

補足

説明が下手で申し訳ありません。 回答者さんが表示してくださった実測値と理論値の表の他に そこに1/β入れます。1/βでは50kΩ時に500という値がでます。50kΩ時で50。1kΩ時で10。 問題は、50kΩ時に実測値と理論値の誤差率に比べて、その2つと1/βと比較すると誤差率がとても大きくなるのはなぜか また、帰還率が大きくなる(抵抗が小さくなる)と実測値と理論値と、1/βの誤差率が小さくなるのはなぜか ということです。 どうかよろしくお願いいたします   実測値    理論値      V2/V1     A/(1+Aβ)   1/β      -----     -------    ------- 50kΩ  166.67      159.1     500 5kΩ   41.18      41.18     50 1kΩ   11.33       9.59     10

関連するQ&A

  • 電子工学 負帰還増幅回路の負帰還とはなんですか?

    負帰還増幅回路についての質問です。 帰還回路にも負帰還と正帰還があると習いました。 正帰還は入力信号を帰還信号へ加算すること、 負帰還は入力信号から帰還信号を減算すること。 正帰還はいわゆるマイクのハウリングのようなもので、 入力として入ってきたものをどんどん増幅させて発振させてしまうこともあります。 また増幅された際の歪み(ノイズ)が混ざった状態で増幅させられるので形が変わってしまったり 安定度も低い。 数式では帰還率<増幅率となりますよね? ならば負帰還はどうなのでしょうか? 負帰還だと帰還率>増幅率となりますから、 帰ってくる信号分が多いと結果として入力信号から引かれる分が増え入力信号は低下、 よって増幅される信号も低下してしまうのではないのでしょうか? 確かに歪みが増幅される割合も少ないので形が変わることも少なく安定度は高いですけれど。 正帰還だとハウリングを例として、入力されたものがどんどん増幅されていくと考えられますが、 負帰還はどのように考えたらよいのでしょうか?

  • 負帰還と増幅率と遮断周波数の関係について

    反転増幅回路の特性を理解するために下のような回路を作って Rin=1kΩ、Rfを1kΩ、5.1kΩ、10kΩと変えて実験を行いました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Opampinverting.svg 増幅率はRin/Rfより、それぞれ1倍、5倍、10倍になります。 遮断周波数は1kΩ=1.9MHz、5.1kΩ=500kHz、10kΩ=280kHzとなりました。 以上の結果から次のように考えました。 ・負帰還の量が多いと、増幅率が低くなり、帯域幅が広がる→利得は下がるが使用できる周波数帯域は広い回路となる ・負帰還の量が少ないと、増幅率が高くなり、帯域幅が狭くなる→利得は高くなるが使用できる周波数帯域は狭い回路となる 負帰還が増幅率と遮断周波数に関係していると考えたのですが特に関係はないのでしょうか? 手元にある資料をいくつか読んでみましたが納得できませんでした。 アドバイスをよろしくお願い致します。

  • 負帰還増幅回路の回路構成

    レポートの考察なんですが,なぜ負帰還増幅回路は一般的にPNPとNPNのペアで構成されるか答えなさい。さらに負帰還をかけるメリット,また負帰還増幅回路以外のどのようなものに負帰還と呼ばれる方法が使用されているか?というものがあります。どなたか知ってらっしゃる方教えていただけないでしょうか。

  • 負帰還増幅回路の増幅度の導出について

    負帰還増幅回路の増幅度の導出について いま学校で負帰還増幅回路について勉強しているんですが、 負帰還増幅回路の増幅度の導出の仕方が わからなくて困ってます。 ヒントとして三つの式  A・f=A・/(1+A・β)、A・=Ao/1+j(f/fc)、A・f=Ao'/1+j(f/fc') が与えられていて、そこから、 Ao'=Ao/(1+Aoβ)、fc'=(1+Aoβ)fc の二式を導出するんですがどうもいまいちやり方がわかりません。 導出方法を教えて頂きたいのでよろしくお願いします。 ※A・はAの上に・(複素数を表す黒丸)です。

  • 負帰還増幅回路

    負帰還増幅回路において、帰還がないときの電圧利得Av=-1500,Bf=0.1として入力電圧V1=0.2Vを加えたときAvf,V2,Viを求めよ。また、AvfとAvどちらが大きいか考えよ。 という問題があり、Avf=-9.33,V2=-1.99V,Vi=1.4mVとなるのは分かるのですが、「AvfとAvどちらが大きいか考えよ。」という問題の意味がわかりません。 お手数おかけしますが解き方など教えていただけると助かります。

  • 負帰還回路とは?

    増幅器を用いた回路実験のときに、 室温、電圧、周波数によって増幅器の特性が変化しないためには、負帰還回路を用いれば良いということを学んだのですが、具体的になぜ負帰還回路を用いると良いのでしょうか? どなたかよろしくお願いしますm(__)m

  • 負帰還回路

    電圧増幅率が60dBで入力インピーダンスが100kΩの増幅器に20dBの負帰還(F=-20dB)をかけた場合の利得を求めたいのですが、電圧増幅率、入力インピーダンス、利得の関係式が今使っている教材に見当たりません。 どのような式より利得を求めたら良いのでしょうか? 宜しくお願いします。m(__)m

  • 負帰還回路について

    以下の画像に示すエミッタ接地の電流帰還バイアス回路に関しての質問です。 この回路は負帰還回路で、増幅度よりも小さい値の帰還率を入力に戻すことで安定した増幅を実現しています。 一方、正帰還は同相の周波数を入力に戻すことで発振させるものです。 ここで質問なのですが、画像の電流帰還バイアス回路の定数をいじって発振させることは可能なのでしょうか? その場合、回路のどの部分の定数を変えればいいのでしょうか? 回答宜しくお願いします。

  • トランジスタの電流帰還バイアス回路の増幅度

    以降に出てくる増幅回路は、小信号電圧増幅で低周波を扱い、エミッタ接地回路のA級増幅です。 バイポーラトランジスタで固定バイアス増幅回路を作成し、入力と出力を実測したら増幅度は約184でした。回路は以下の感じです。 +-----*------------Vcc | | R1 RL | | | *------------Vout | | + | C Vin----C--*-----B NPNトランジスタ 10μF | E | | | | o-------*-----*------------o (hfe×RL)/hieの式で理論値が求まるので、hパラメータのグラフから補正値を読み、hfeとhieにその補正値を掛けて計算したところ増幅度は約180でした。約2%の誤差でした。 今度は、固定バイアス増幅回路で使用したトランジスタを今度は電流帰還バイアス増幅回路で使用し、増幅度を上げるためエミッタ側の抵抗と並列に、スイッチと共に1000μFのアルミ電解コンデンサを付けました。回路は以下の感じです。 +-----*------------Vcc | | R1 RL | | | *------------Vout | | + | C Vin----C--*-----B NPNトランジスタ 10μF | E | | SW | *-----o o--* | | |+ R2 Re C 1000μF | | | o-------*-----*------------o 入力と出力を実測したら増幅度は約200でした。前述の固定バイアスと同じように理論値を計算したところ、増幅度は約260でした。かなりの誤差でした。 抵抗RLの10%誤差、hパラメータのグラフの読み取り誤差を考慮して再計算しましたが、実測増幅度の200には程遠い値しか出ません(250とか...)。 なぜ固定バイアス増幅回路で使用したトランジスタを電流帰還バイアス増幅回路に使用するとこれほどまでに誤差が大きくなるのでしょうか。 回路上で他に見落としがあるのでしょうか。それとも、もともと電流帰還増幅回路はこういうものなのでしょうか。 現在トランジスタの勉強を始めて日も浅く、質問も情報不足や要領を得ないかもしれませんが、どなたかご指導願います。長い質問で申し訳ありませんでした。

  • インスツルメンテーションアンプの帰還率βが分からず困っています。

    はじめまして。 私は今卒業論文でインスツルメンテーションアンプを作っており、ボード線図を描かなければいけないのですが、帰還率βが分からず困っています。 ちなみに、インスツルメンテーションアンプ内の可変抵抗R1を2.2kΩ、その他の抵抗R2~R7を全て10kΩにした電圧利得約10倍のものを作ろうとしています。 1段目の帰還率をβ1=R1/(R1+R2)=0.18、2段目の帰還率をβ2=R2/(R2+R2)=0.5とし、増幅器全体の帰還率β=β1×β2=0.09という計算を考えているのですが自信が有りません。 どうかご意見よろしくお願いします。