ペダル踏み間違えの原因

質問

またAT車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が起こりました。

私の感覚では、アクセルとブレーキの踏み間違えなんて現象、にわかに信じられないんです。
普通、かかとを軸にしてアクセルとブレーキを踏み換えると思うんですが、その操作に間違いが生じるなんて、どんなに焦ったとしても？です。つま先を右と左に振るわけですから、アクセルとブレーキじゃ向きが違うので間違えようもありません。

実際、私もバックで狭い駐車場から出てそこで人を乗せ、ギアをバックに入れたままだったことをすっかり忘れて発進しようとアクセルを踏み、後に下がった経験があります。 その時に車がすぐ後にいて焦りましたが、すぐに止まれました。

で、昨日「あるある大辞典」を観ていてブレーキングが下手だという人が出てきたんですが、ブレーキを踏む時に二人ともかかとを軸にする方法じゃなく、アクセルから一旦足を離してブレーキを踏むということをしているんです。
この方法はかかとを軸にする操作よりも踏み間違いの確率も上がり、明らかにコンマ何秒かの遅れも出ると思います。

これを観てて思ったんですけど、ペダルの踏み間違いで事故を起こすような人は、普段、かかとを軸にするペダル操作をしてないんじゃないでしょうか？

回答No.21

noname#12265 · ベストアンサー

クルマの設計屋です。
　１０年ほど前、ATの暴走が社会問題になりかけた時に、市場での使用方法から車両側の構造に至るまで、調査をしました。

>私の感覚では、アクセルとブレーキの
>踏み間違えなんて現象、にわかに
>信じられないんです。

　事故調査の結果、当然完全な踏み間違えも検出されましたが、実はブレーキを深く踏む事によりアクセルペダルも同時に踏んでしまっているという『２ペダル踏み』が、かなりの件数発生している事が判りました。

>普通、かかとを軸にしてアクセルとブレーキを
>踏み換えると思うんですが、

　残念ながらそれは普通ではありませんし、現代も過去もその様に教える教習所は無いはずです。

>この方法はかかとを軸にする操作よりも
>踏み間違いの確率も上がり、明らかに
>コンマ何秒かの遅れも出ると思います。

　かかとを付けたままのペダル操作はペダルの踏み換え時間の短縮は図れますが、しかし『２ペダル踏み』を起こした方の相当数が、かかとを床から離さないペダル操作を習慣的に行っていた、という結果が出ています。
　不測の急制動では足が完全にブレーキペダルに載っていない状態でもブレーキペダルを踏む動作を止めるワケにはいきません。その状態でブレーキペダルを深く踏み込み、結果、足の側面や小指辺りでアクセルペダルも踏み込んでしまうワケですが、かかとを床に付けていると、急な踏み換えで足の移動量が不足する傾向が見られます。（現在のクルマでは、ペダルの踏み間違いを起こさない様、アクセルペダルとブレーキペダルの距離をある一定以上確保するという設計基準が各メーカにあります。アクセル操作に快適な右足のポジションで、完全にかかとを床に付けたままブレーキペダルを確実に踏もうとすると、『快適な右足のポジション』に対し、あまり快適でない『内また』な足の角度になってしまうはずです。）

　Lucus様が現実にどんなクルマにお乗りかは判らないので、かかとを床につけたままの踏み換えでも何ら支障が無い可能性もあります。しかしデータ的に見てかかとを付けたままの踏み換えが『２ペダル踏み』を多く発生させている以上、一旦かかとを床から離し、大きく足位置を変えてブレーキを踏む方法を基本操作としなければなりません。

　尚・・・・Lucus様に限らず、この問題は事前にチェックしておく必要があります。
　クルマのエンジンをかけ（エンジンをかけないとブレーキペダルが重くなるから）、ギヤをニュートラルに入れ（ATならPでもOK）、サイドブレーキを引いてクルマを確実に止めておきます。
　この状態で快適にアクセルペダルが踏める位置に右足を置き、アクセルを軽く踏み込みましょう（ペダルに足を乗せているだけではダメです。軽く踏み込んだ状態を維持して下さい）。次に、その状態でかかとを床に付けたまま、パッと足をブレーキペダルに移し、移したと同時に出来る限り早く、ブレーキペダルが『行き着く』まで踏み込んでみましょう。
　ペダルを踏み変えたと同時に強く踏む（一呼吸置かずに）事と、体重をかけてブレーキペダルを一杯までイッキに踏み込むところがポイントです。
　この動作を１０回繰返し、ブレーキペダルを踏み込んでいる途中でアクセルペダルを１度も踏まなかったら、そのクルマのペダル配置がよいか解剖学的にアナタの足が『内また』に耐えられるという事になり、かかとを床に付けた操作でも問題ないことになります。一方、１度でも『２ペダル踏み』を起こしてしまった場合は、床にかかとを付けたペダル操作は即やめて、『正規の操作』であるかかとを浮かせてブレーキを踏む方法を練習すべきです。（習慣的にかかとを床に付けたままペダル操作をされる方２０人に、ご自身のクルマを持ってきて頂きこの試験を実施したところ、７０％近い方が１回は『２ペダル踏み』をやってしまわれました・・・・）

　といったところで長くなりましたが、ついでに。

１．実は、MTでも『２ペダル踏み』は結構ヒンパンに起こっている事が判りました。が、MTでの急制動では反射的にクラッチペダルも踏んでしまっており、例え『２ペダル踏み』をやってしまっていてもブレーキペダルはキッチリ踏んでいるので制動力がキッチリ発生し、結果、エンジンが空しくフケ上がるだけでしっかり停止出来るワケです。

２．これは自動車メーカの見解ではなく、ワタシ個人の考えです、と最初にお断りしておいて・・・・ATのブレーキは、左足で踏むべきだと思います。
　メーカによっては、左足ブレーキはMTのペダル操作との違いが大き過ぎるので推奨していないところもありますが、しかし元々ATはMTとは別の乗物、と認識するべきだと考えています。（バイクのアクセルはグリップでクラッチは手で操作するレバー、という風にクルマとは全く違う操作系ですが、誰もそれを問題とはしません。AT車もMT車とは違う乗物と認識すれば、左足ブレーキにムリがあるとは思えません。）
　北米の映画を見ていると、全制動をかける時両足でブレーキペダルを踏むシーンが出てくる事があります。国民が最初に入手出来たクルマ以来ATが当たり前（T型フォードはクラッチペダルの操作だけでシフトアップ/ダウンするセミATでした）の北米では、左足をブレーキペダルの操作に使う事に、あまり違和感が無いのかもしれません。

回答No.22

noname#5973

運転不適格,の発言が出ていますが、それについて。。。

実際、不適格者を交通社会から締め出そうと言う案があったそうです。でも、差別に繋がるとかで、実施はされていない。らしいです。
それが適性検査に残ってるんだそうです。これは　年配の教官がいっていました。結果はあくまで、「自己認識のため」だそうです。でも、実際運転指導してくれた教官は、
「君は　出来たら乗らない方が良い　よほど注意して...」と言われました。

私は、その適性検査で、「繰り返し事故を起こすタイプ」でした。反射の問題など全然できませんでしたし、
実際その通り（事故繰り返した）だったわけで運転をやめています。
事故のあとに　いろいろ状況を聞かれても、本当に覚えていないんです。自分を有利にしようと思って　覚えてないといったわけではなく、
。。。むずかしいですね。そういう人もいるという事で...

回答No.20

p-21

ワタシはＡＴの場合両足でブレーキを踏みますし
（一度にではないですよ）
かかとをつけるときも離すときもあります
やり方の押し付けよりも本人が踏みやすい方法が
結局のところ安全な方法であるとワタシは思います

＞常に冷静でいられたら、踏み違えは起きないと思います。

そんなになっちゃう人には本当は運転して欲しくないのですが。。。

これ正直言って本当の事であると思います
パニックになる方は運転不適格者であるわけです
事故が起きた場合　パニックになっていたとか
冷静でなかったなんていう言い訳で事故が無かった事になるわけではありませんね
事故というものはその結果が重大問題なのですから
言葉は悪いですがつまり　「バカ」と「ヘタクソ」は
免許を持つ資格が無いといえます
そういった事を事実上ないがしろにしている行政は問題ありとおもいます

回答No.19

noname#4576

かかとを、付けたまま踏み換える

基本的には＃１６さんの仰有る通りだと思いますが
半年前、軽に乗るようになってから、
私も、かかとを付けるようになりました
通常の制動の場合、かかとを離して
アクセルから、ブレーキに踏み換える場合
慣れないためか
小指あたりがアクセルに引っ掛かります
その為に、左右の距離を足で見る為に、かかとを付けて
計っているのです
しかし、ブレーキングの時には
かかとは浮いている状態になります

今乗っている軽は、足元が狭いのかな、
しょうがないので、もう暫く、付き合います

また、アクセルを右足
　　　ブレーキを左足で
操作する方もいらっしゃるようですが
どうでしょうか？

回答No.18

twin_ring009

ペダルの踏み違えという現象の、発生する可能性を考えますと、
例えば「身体をひねって、後方を見ている場合」などは
いつもの位置に足先が無いこともあるでしょうから、
ブレーキとアクセルを間違えて操作することも、多分
ありえると思われます。

あるいは大きな段差を乗り越えた直後、ふいに身体が
シートから、浮き上がってしまったような場合には、
当然ながら、足先も床から浮いてしまっているでしょうから、
あわててブレーキを踏むつもりで、間違えてアクセルを
踏み込んでしまうことも、あるのではないでしょうか？

MT車では、左足でクラッチを踏むことによって、身体を
シートに安定させることが可能で、しかもその際に動力は
完全に絶つことが出来るわけです。

「危ない」と感じたとき、人間は生理的にその身体を
硬直させて、衝撃に対応しようとします。
特に緊急のためのブレーキでは、それが自然です。

その意味では、左足に踏ん張るもののないAT車の場合、
普段から、そのような対応が出来るはずがないのですから、
右足のみで、踏ん張ってしまう分だけ、ペダルを間違えて
踏みつけた際には、瞬間的に踏みなおすことはおそらく
不可能であるように思います。
緊急硬直した操作をいったん弛緩させて、踏みなおすには
少なくとも通常の操作より、長い時間が必要でしょう。

右足のみで操作が可能なAT車は、確かに便利ですが、
何故、左足でその動力を、遮断出来るような仕組みを、
作らないのでしょうか？

安全を考えた場合、人間の生理的な動作を基本とするのは、
人間工学的に考えて当然だと思いますし、自動車の
AT機構と操作だけが、旧来からまったく進歩していないのは、
何かおかしいのではないかと、思うことしきりです・・・・

回答No.17

cayenne2003

まず右足の踏み変えを踵で踏みかえるのはペダルレイアウトによると思いますので、一概に何が良いとは言えないと思いますね、運転姿勢や車の設計にもよりますから
自分の車だったら自然に体が対応すると思います、慣れている動作を意識的に直そうとしたら大変です
ようはチャンとブレーキとアクセルを踏めるか、ということでしょうか

私も初心者の頃、雪の坂道などでスリップし４輪とも滑り出したとき硬直してブレーキから足を離せませんでした
ブレーキを離しハンドルを復活させ立て直し、ポンピング等を駆使し安全に停まる、場数＆訓練しかありません
何が事故を予防するか、安全に走れるか、とは個人の訓練しか無いのです
いかに車の性能が良くなっても目の前に飛び出した物体に対しブレーキを自動的に踏むことは出来ませんし、ＡＴであればアクセルを踏んだら子供だって車は前に走り出します、停めるにはブレーキを踏むしかないのです

ＪＡＦ等でもドライブトレーニング講習をしているので、もっといろいろな人に受けてもらいたいですね

私は普段ＭＴ車を運転していますが、ごくたまにＡＴ車を運転する時ブレーキは左足で踏んでいます
このほうが楽ですし、踏み変えの必要が無いのでブレーキの反応は早いと思いますね、これも慣れだと思います

回答No.16

san-ji

＞普通、かかとを軸にしてアクセルとブレーキを踏み換えると思うんですが

普通ですか？
私はペダルから離して踏み変えます。
ブレーキってかかとをつけてると微妙な加減が出来ないと思いますが・・・。
たしか教習所でもそう習うんじゃなかったでしたっけ？
運転歴10数年でMT、AT共に乗ってきましたが踏み間違えた事はありません。

それに運転中 常にどちらかのペダルを踏んでるわけではないですよね？
それと踏み間違え事故って停車からの踏み間違えの方が多いと思います。
この場合 かかと云々は関係ないかと思います。

結局の所、判断ミスだったり 慣れによる不注意の方が
原因としては多いんじゃないかと思います。
慣れて(ナメて)運転している事が大きな原因だと思います。

かかとをつけてのペダル操作は改善した方がいいと思いますよ。

回答No.15

ako-chan

仕事ではMT、自分の車はATという事で、両方の車に乗りますが、ん～、踏み間違えはありえません。
私の場合、ATのRに入れたまま、Dに入ってるのとと勘違いしててバックしそうになった事なら確かに数度あります。(Rに入っていると音が出る車もあるようですが、私の車では音が鳴りません。)
ブレーキとアクセルを間違えるとは…、ん～、怖い事です。

ちなみに、この手の事はあまり意識した事はありませんが、事故を起こす方はお年寄りが多い気がします。
　⇒ニュースを見てて私が印象に残っているだけなので、間違っていたらスミマセン。

しっかし、今のところ自分は大丈夫ですが、今後も大丈夫かはわかりませんので、気をつけたいと思います。

回答No.14

pussy-doll

Ｎｏ１３ですが言い忘れたので一言
ＡＴを１０年以上運転していますが、ただの一回もペダルの踏み違いをした事はありません。
またわたしの回りの人もみんなＡＴですがペダルの踏み違いをしたことはありません。

回答No.13

pussy-doll

自分もペダルの踏み違いが信じられなかったのですが、自分なりに考えて見ますと・・・・
簡単に言えば左足ブレーキでは無いかと思います。

意識してペダル操作をしているときは左足ブレーキでも十分操作出来るでしょう。

しかし、とっさの時に左足ブレーキですと、止まろうとして右足つまりアクセルを踏み込んでしまうのでは無いでしょうか？

そして右足を踏み込んで何らかの事により予期せぬ出来事で車が走りだしてしまうと、今度は左足でブレーキを踏む、そうすると左足でブレーキ、右足でアクセル同時に踏んでしまうという結果になります。
このときに車のブレーキはアクセルに負けて走ります。

しかしマスコミその他は右足でブレーキ、アクセル操作をしている物として考えているから結論が出ないのでは無いでしょうか？

回答No.12

mya

踏み間違えたことあります。
　普段ＭＴ車に乗っているのですが、ＡＴの軽に乗る機会が時々あり、体が慣れるまでは意識していないと危ないです。といっても、踏み間違えたのは１回で、その後は１回でもあったことに対する戒めのような気持ちですが。
　軽だとアクセルとブレーキが近いです。普段の感覚でブレーキ踏んだらアクセルだった、というヒヤっとした体験でした。その後の改善法は、ＭＴだとかかとつけたままの操作なのですが、ＡＴに乗るときはいちいち確認するような、つまり一度離して踏んでいます。急ブレーキには対応できない気がするので（１度踏み間違えているので怖いので）、かなり安全運転しています。
　結構踏み間違えしている人いるんですね。驚きました。