英語の単語帳をさがしています。

質問

英語の単語帳をさがしています。

高校２年で国公立大を目指しているのですが、どのような単語帳を使ったらいいのかわかりません。
今までに使ったことがあるのは『キクタン』だけです。
英語は不得意な分野です。

単語帳ごとの違いや、レベルをなるべく詳しく教えてください。

よろしくお願いします。

回答No.1

Wendy02

同じ内容を何度か書いていますが、受験生の中には、私の考え方が「気に入らない」という人もいるようです。それは、大きく二つに分かれるからです。市販の単語帳には二種類あります。ひとつは、試験に出る確率の高いものが出ているものと、中学・高校と、それ以上というように発達・学習の段階において学ぶ英単語で覚える方法とが別けられます。

前者は、単語王、試験に出る単語、

中間地には、システム英単語、DUO

後者に、キクタン、速読速聴・英単語（速単）、英単語ターゲット

と分けられます。
キクタン・レベル診断
http://www.success-corp.co.jp/software/psp/kikutan/

Z会の無料単語テスト（レベル診断）
http://www.zkai.co.jp/books/online/index_logout.asp

キクタン、速単、英単語ターゲットには、単語レベルが非常に明確に分かれていますいますから、自分にあったレベルを選んで続けると、非常に強力な力となります。はっきりとしたレベルが分かるのは、速単で、Z会のサイトにレベル・チェックがあります。キクタンもありますが、10個程度でははっきり分かりません。ALCのサイトには単語レベル・チェックはありますが、受験生向けにはレベルが高いと思います。

レベル診断テスト
http://www.alc.co.jp/eng/lvl/words/index.html

キクタンは、BASIC4000 でほぼ間違いないのですが、ターゲットは、1900からです。速単は、単語レベル診断の中のほうではなく、受験用の、「必修編」(Core) 辺りになるのではないかと思います。無駄を減らすためには、正しいレベルで進めるのがよいのですが、それ以上に、半分ぐらいは分かるものが、安心して進められるように思います。難しすぎると嫌になるようです。上級に行けば行くほど、つまらなくなります。国立大ですと、キクタンは、Advanced 6000、速単は、上級編、ターゲットは、1400　になり、ほぼ、レベルは共通していますが、例文の良さを取ると、キクタン側が、一歩先を行っているように思います。

私は、受験生ではありませんが、時間的な余裕があるなら、後者をお勧めしますし、英語は、受験だけのものではありませんし、いくら難しい単語を知っていても、Japan Times の新聞さえ、読めないこともあります。Japan Times には、そんなに難しい単語は出てこないのに読めないのは、中間に位置する単語力がないからです。

しかし、長文では、英単語は、必ず分からないものが出てくると覚悟してよいと思います。その時に、穴埋めのように考えたほうが無難です。無理に単語をわかろうとしないことですね。

今週の『テストの花道』では、何か試験で出る英単語は100%分かるような説明をしていて、そういうコツを教えていましたが、以下のような有効な例はかなり少ないです。いくら全国模試英語で1位だとか、そういう問題ではないと思うのです。その説明では、単語の構成で別けるというものです。

unprecedented -> un + pre+ cede + ent で、un（否定）+ pre(前) + cede(行く）+ent(接尾辞）

34個の接頭・接尾辞で、14,000語を覚えられるなんていう話は、本気になって信じないことですね。ミスの元です。例えば、devolve という単語で、【de】の接頭辞は、「分離」「否定」「降下」「逆転」「悪意」「完全」 の意味があって、それをどれを当てはめるかなんて、超能力でもなければ、見当つくなんて、まずありえません。

単語を覚えても点に結びつかないなんてことはありません。単語は、お米のご飯のようなものです。それだけでは、何もなりませんが、英語を勉強する時に、力になります。