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定伯売鬼という、漢文を読みました。
定伯売鬼という、漢文を読みました。 それに登場する鬼とは幽霊のことを指すらしいのですが、唾が苦手で、羊になってしまうとはどういうことでしょうか。 教えてください。
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化けものとか幽霊には、苦手なものがあるのです。 実につまらないものが、苦手なのです。そこが面白いところです。 この話に出てくる鬼は、人の唾が苦手です。 定伯はそれを聞き出していたので、鬼が羊になった途端に唾をつけたのです。 そうしたら鬼の神通力が消えて、鬼は姿を変えることができなくなりました。 そこで、定伯はその羊を売って、金に替えることができたわけです。 化け物にはウィークポイントがあるものです。 日本の河童は、馬を川へ引きずりこんだりする悪さをしますが、頭のお皿に水がなくなると、力がなくなります。 西洋の狼男の苦手は日光でしたっけ、吸血鬼は十字架でしたか。 これらの苦手には納得感がありますが、「唾」が苦手というは面白いですね。
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- mizuho1600022
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ムカデも唾が苦手です。 http://www.aa.alpha-net.ne.jp/itimuan/maru/old16/aya524.html (適当なサイトを引用しました) 南方熊楠の『十二支考(上)』(岩波文庫)「田原藤太竜宮入りの話」の中に考証があります。参考にして下さい。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 回答ありがとうございます。 苦手なものが意外でおもしろいですね。
- chomicat
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定伯は羊になった鬼を売った。元へ戻らぬように鬼が白状した苦手とする人の唾 を付けて元へ戻らぬようにした。 解釈が少し混乱しているようですね。 下記の対訳を読めばお判りになると思います。 http://www.e-t.ed.jp/edotori390125/kr9baiki.htm
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 幽霊が羊になり、唾が苦手だというのはこの幽霊だけの話なのでしょうか。 それともこの時代の中国では幽霊全般がこのようなものだと認識されていたのでしょうか。