TFT-LCD(a-Si)とアモルファス太陽電池の製造プロセスの相違点

このQ&Aのポイント
  • TFT-LCD(a-Si)とアモルファス太陽電池の製造プロセスの相違点について調査中です。
  • TFT-LCDとアモルファス太陽電池の製造プロセスのプロセスフローは比較的簡単に見つけることができますが、具体的な相違点をまとめた情報は見つかりません。
  • 一つのセミナーがあるものの、既に終了しており、詳細な回答を見つけることができませんでした。
回答を見る
  • ベストアンサー

TFT-LCD(a-Si)とアモルファス太陽電池の製造プロセスの相違点

TFT-LCD(a-Si)とアモルファス太陽電池の製造プロセスの相違点について。 仕事の関係上、現在、TFT-LCDとアモルファス太陽電池の製造プロセス(成膜の条件等)の相違点について調べています。それぞれを比較したプロセスフローを載せているサイトはたくさん見つかりますが、一番知りたい相違点について書かれているサイトが見つかりません。唯一見つかったのが下記のセミナーですが、既に終了しており、検索してもこれ以上引っかかりませんでした。できればこのセミナーそのものズバリの回答がほしいです。どなたか相違点について紹介しいるサイトやこの人に聞けば分かるというのをご存知の方がいらっしゃればご教示いただけると幸いです。よろしくお願い致します。 【セミナー:『成膜』の三大用途を追う 半導体/TFT-LCD&太陽電池 第三部TFT-LCDアレイとアモルファス太陽電池 講師:ナノフロント研究所代表】

  • 科学
  • 回答数2
  • ありがとう数6

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

>>>迅速なご指摘ありがとうございました。 いえいえ。 >>>私は液晶製造メーカーに勤めているので、 私も液晶パネルに関わったことがあります。 もしかして、以前どこかでお会いしていたりして(笑) 太陽電池もTFTも、アモシリだけでなく微結晶、多結晶のタイプのものもあるのですが、 今回はアモシリに絞ります。 >>>LCDのa-Si(TFT)とアモルファス太陽電池のa-Siは、同じ成膜条件で作ることができるのでしょうか? >>>現有のLCDのa-Si成膜装置(CVD)を使って、条件を替えるだけでアモルファス太陽電池の膜を成膜できないかな?と思っているところです。 たぶん、やろうと思えばできます。 ガラス基板が熔けないようにプラズマCVDで成長させる点で同じ。 水素ドープをする点でも、同じです。 >>>できないとしたら何が違うのでしょうか? >>>例えばTFTのa-Siとアモルファス太陽電池は、膜厚や膜質が違う等です。 おっしゃるとおり、膜厚が大きな違いです。 TFTのアモシリはたぶん数十ナノメートル、太陽電池だと数百ナノメートル。 一桁程度違うと思います。 TFTの場合、OFF状態の電流リークが大きいと、画素のキャパシタに蓄えられた映像信号電圧がフレームレートよりも速く変化してしまうので困ります。 ですから、膜を薄くし、かつ、太陽電池に比べて水素ドープの濃度も多めにしないといけないと思います。 また、太陽電池の場合は、3つのシリコン層が必要ですね。 i層をP層とN層で挟むことが必要なので、3つ連続でプラズマCVDをやるんですかね。実際どうやっているか知りませんが。 現役プロのお方ですので、私ごときの回答では満足がいかないかもしれませんが、少しでもご参考になれば。

mwh84478
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >>>たぶん、やろうと思えばできます。 これが分かっただけでも十分な収穫です。引き続きアモルファス太陽電池について調べていこうと思っています。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 恐れ入りますが、「それぞれを比較したプロセスフロー」を見てもなおかつ「製造プロセスの相違点」がわからないという意味がわかりません。 (プロセスフロー = 製造プロセス) 具体的に何と何の違いがわからないのかを補足していただければ、お助けできるかもしれません。

mwh84478
質問者

お礼

迅速なご指摘ありがとうございました。確かにご指摘いただいた内容は、おかしいですね。質問の仕方を替えさせていただきます。 LCDのa-Si(TFT)とアモルファス太陽電池のa-Siは、同じ成膜条件で作ることができるのでしょうか?できないとしたら何が違うのでしょうか?例えばTFTのa-Siとアモルファス太陽電池は、膜厚や膜質が違う等です。私は液晶製造メーカーに勤めているので、現有のLCDのa-Si成膜装置(CVD)を使って、条件を替えるだけでアモルファス太陽電池の膜を成膜できないかな?と思っているところです。

関連するQ&A

  • 太陽電池材料と太陽電池製造装置の違いは?

    東洋経済新聞社から出ている「四季報 業界地図」という 本を見ていて、不明な点があり質問致します。 業界ごとにジャンル分けされているのですが、 「太陽電池材料」というカテゴリーと「太陽電池製造装置」 というものがありました。 作っているものが違うのでしょうが、簡単にいうと それぞれどのようなものを作る会社になるのでしょうか? ちなみに、それぞれのカテゴリーに入っていた会社は 「太陽電池材料」…トクヤマ、東邦チタニウム、SUMCO等 「太陽電池製造装置」…アルバック、東京エレクトロン、エヌピーシ等 よろしくお願い致します。

  • 結晶系太陽電池について

    表記の件、転職したばかりで専門書に記載がなく(記載があっても説明不足or自分には理解不足)、 よく分からないのでご教授お願いいたします。 (1)Si太陽電池をバルク型と呼ぶのは何故ですか? (2)太陽電池のシート抵抗はどのように定義されるのでしょうか? また、セルプロセスやデザインによって様々最適なものはあるのでしょうが、特に、単結晶or多結晶シリコン太陽電池セルではどの程度の値がふさわしいのでしょうか?さらに、この値が大きすぎるor小さすぎるとどうなるのでしょうか?最後に、この値が大きいものを小さくする、もしくは、小さいものを大きくするにはどのような手法がとられるのでしょうか? (3)セル電極と、インターコネクタの接続にはハンダを用いるのが一般的だと思うのですが、ハンダDIPセルと、ハンダレスセルの2種類があるのはどうして(といいますか、ハンダレスでは接続できないような気がするのですが...)でしょうか? (4)CVD(Chemical Vapor Deposition)プロセスにて、反射防止膜をコーティングしたり、表面パッシベーションを行うと理解しているのですが、このプロセスにてセル表面に成膜される物質はどのようなものがあるのでしょうか? また、それら物質の成膜量が多すぎるor少なすぎるとどのような問題があるのでしょうか?

  • こんにちは。

    こんにちは。 現在私は就活をしている学生です。いろいろある業界の中でも特に「太陽電池の製造装置メーカー」に強い関心があります。企業研究していると「おやっ?」と思う事がたくさん出てきたのですが、今回はその疑問の解決をお願いします。(「そんなこと企業に直接聞け!」って言われちゃうかも知れませんが...) では質問です。 「薄膜系Si太陽電池一貫製造ライン」と「薄膜系太陽電池モジュール一貫製造ライン」って何が違うんですか? 前者は「アルバック」という会社が日本で唯一扱っています。(会社説明会でそのように説明されました) 後者の例としては「日清紡メカトロニクス」などです。(ホームページには材料などは書いていなかったんですが、Siであると考えられます) もっと質問を簡潔にするのならば、「太陽電池」と「モジュール」って何が違うんですか?って感じです。 どなたかわかる人がいましたら、よろしくお願いします。

  • アモルファス太陽電池について

    結晶系と比較して光の吸収率がよいので薄くても同等?の変換効率が得られるのは 理解したのですが、それを厚く作ったらどうなるのでしょうか?変換効率はあがる のでしょうか?自分でそれなりに本などを読んだのですがこのことについては触れ られていないので誰かご存知でしたら教えてください。

  • 多接合型太陽電池について

    一般に太陽電池は、pn接合を持つと聞いているのですが、多接合型太陽電池も同様な接合をもった構造なのでしょうか? 色々調べると、入射光側にa-SiCなどのバンドギャップの高い材料を用いて、次にa-Siなどのそれより小さいバンドギャップの材料を用いて、さらに、またそれより小さいバンドギャップの材料を用いた構造により効率よく太陽光を吸収する構造であるということはわかりました。 このように、入射光側から順にバンドギャップの高い順から順に小さい材料を用いるということなのですが、その界面ではどのような接合となっているのでしょうか? また、効率的には、40.7%もの高い効率を得られたという報告があり有望な太陽電池と思われますが、この多接合型の問題点などはあるのでしょうか? 素人で申し訳ありませんが、どなたか教えてください。

  • 太陽電池の接続

    工作に使うような太陽電池セル(2.5V 250mA位)を接続する場合どこかのサイトで太陽電池について電池と同じように直列であれば電圧加算、並列であれば電流加算というようなことがありましたが、太陽電池の場合光の当たり方で発電量が異なるので並列にした場合電圧の差が生じて低い電圧のセルに電気が流れたりしないでしょうか? また太陽電池は(外部から)電気を流しても大丈夫なのでしょうか? 接続方法の注意点などありましたらお願いします。

  • A5052とA5056の相違点について

    初心者加工屋です。 A5052とA5056に違いはなんでしょうか? 化学成分、機械的特性は若干違うようです。 一般的にA5056は丸棒でA5052は板材とされているそうですが、 図面には丸棒の加工品なのにA5052と指示がある物もあります。 前提として丸棒の材料がないので無断でA5056に変えて製造しても 問題はないのでしょうか? 設計する人はA5052、あるいはA5056の特性を重視して設計されるのでしょうか? 又、環境管理物質等の制約がそれぞれの材質によって違うのでしょうか? おしえてください。 よろしくおねがいします

  • 太陽電池の製造時に

    太陽光発電では二酸化炭素は一切排出しないのはわかるのですが、太陽電池の製造時に炭酸ガスを多量に排出すると聞いたことがあります。いったいどのくらいの炭酸ガス(二酸化炭素?)を出すのでしょうか? 参考URLなどの教えて頂ければ幸いです。

  • 太陽電池の注意点を教えてください

    太陽電池を直列接続と並列接続する時に、注意すべき点とそれを解決する方法を教えてください。

  • TiとAlの合金形成温度

    TiとAlの合金形成温度について質問します。対象の合金はAl3Tiです。 構造は、Si基板に酸化膜を形成した後、その上にTi/TiNを形成し500nmのAlCu合金をPVD法で成膜しました。その上にTi膜を同じくPVD法で50nm形成し、窒素雰囲気で熱処理しました。その時の温度は400℃2分です。 本来400℃ではAl3Ti合金は形成されない筈ですが、断面TEM観察で部分的にAl3Tiが形成されていました。この様に低温度でAl3Ti合金が形成される要因は何があるでしょうか? ここで、Ti膜成膜前に、アルカリ水溶液でAl表面をクリーニングしています。(EKC265 40℃ 20分)更に、Ti膜成膜前に同じPVD装置の真空中でArによるクリーニングしています。(Arスパッタ、30秒、表面アルミナ除去が目的です)このKEC処理では、Al表面が多少腐食されます。Arスパッタでは表面がアモルファス化します。また、Alは多結晶です。 (これは半導体のVia工程プロセスで、Wプラグ形成前のグルーレイヤー形成工程です。) 私はAl表面が荒れている為にTi膜がポーラスになり、この状態で窒素雰囲気で熱処理した場合、Alの膨張する力が重なって低温で反応しているのでなかいと考えていますが、Al結晶の配向性も関係していのではないかと思います。