ハイビジョンブラウン管から液晶に買い換えるか悩んでいます。

質問

ハイビジョンブラウン管から液晶に買い換えるか悩んでいます。
理論的にはブラウン管の性能が優れていると言われていますが、液晶テレビの技術進歩はめざましくDSPなどの効果がどこまでテレビの完成度を高めているのか興味があります。

・最近店頭視聴した地デジが意外と綺麗に思えたこと
・今のブラウン管はオーバースキャンで字幕の一部が欠けたりすること
・液晶のPCモニタ（EIZOのColorEdgeですが）と比べると静止画の美しさで圧倒的に負けているので、デジタルの方がきれいなのではないか
というのが買い換えたい主な理由です。

逆に買い換えをためらう点としては、ハイビジョンではないソフトが今ほど綺麗にみれないのではないかとか、店頭だと綺麗に感じてしまうけど買うと粗が気になったりしないか・・・といった心配などです。

現行機種はVictorのHD-32D1500で、地デジ対応のブルーレイ録画機からD4信号を入力しています。DET機能（各種フォーマットの信号を最適画素に変換する）が付いていて、どのアナログ入力もプログレッシブとして映されます。
また、私はコントラストや色乗りを抑えた設定が好きで、シアターモードを常用した上で、コントラストや輪郭補正、色の濃さをマイナス補正し、ノイズ処理も少なめの設定にしています。鮮鋭感は落ちますが、自然な感じが気に入っています。
最新のデジタルだと、この自然さを保ってさらに解像度が高く正確に色再現された画像が楽しめるのではないかと期待してしまうのです。

そこで、
1. 最近（2010年夏）の液晶テレビによるデジタルハイビジョンは、アナログ（1152i）信号をD4入力したブラウン管ハイビジョンと比べてどうなのか。（いまだに速い動画や暗い部分の再生は難があるのか、むしろデジタルのメリットが大きいのかなど）

2. 液晶ならオーバースキャンやアンダースキャンは心配しなくてよいのか。

3. パソコン用モニタにあるカラーマッチングのようなシステムはテレビにはないのですか。

4. ハイビジョンではない（525i）動画も綺麗に見れるおすすめ機種はありませんか。

の4点、教えて頂けないでしょうか。買い換えるならサイズは今と同じくらいを考えています。

回答No.2

noname#214300 · ベストアンサー

あまりご参考にならないかも知れませんが……。

1. 最近（2010年夏）の液晶テレビによるデジタルハイビジョンは、アナログ（1152i）信号をD4入力したブラウン管ハイビジョンと比べてどうなのか。

我が家には32インチのソニーのVEGA（一応FDトリニトロン管のものです）があり、それに東芝のデジタルチューナーを付けています。
それと50インチのプラズマテレビを比べた結果ですが、精細感は圧倒的にプラズマが優位です。このため、同じ固定画素の液晶テレビでも精細感はブラウン管に比べて優位であると考えられます。
電気屋さんで売られている液晶テレビもよく見ますが、同じ様な傾向であると触感を得ております。
また液晶が動きの速い動画は原理的に苦手ですが、倍速技術で克服されてきており、黒浮き（暗い部分が明るく見える）のもLEDバックライトの機種ではエリア駆動といって、暗い部分ではLEDの発光を止める機能を持つものがあり、十分に暗い色の表現が可能となっています。
ブラウン管のしっとりとした明るい画面は未だ魅力的ではありますが、回路的にもそろそろくたびれつつある時代ですので、液晶テレビでも十分納得いく画質であると思います。

2. 液晶ならオーバースキャンやアンダースキャンは心配しなくてよいのか。
現状、テレビ局は液晶テレビなどのアンダースキャンの幅が小さいテレビ用に字幕を張っているので、液晶テレビで字幕が欠けるようなことはあり得ません。全く心配する必要は無いです。

実は、デジタルテレビでも若干アンダースキャンを掛けています（DbDにはなっていません）。我が家のテレビは完全にDbDに出来るのでそちらで使っていますが、SD素材の番組を映していると、画面上部に文字放送用のデータ（バーコードみたいなチラチラ）が見えて楽しいです。

3. パソコン用モニタにあるカラーマッチングのようなシステムはテレビにはないのですか。
経年劣化による色の変化を補正する仕組みは、一部の高級機種には付いていたかも知れませんが、たぶんバックライトの光量低減の補正くらいであったかと思います。

4. ハイビジョンではない（525i）動画も綺麗に見れるおすすめ機種はありませんか。
最近のテレビは「超解像」の技術を使って、低い解像度の素材でも解像度を上げて表示出来る様になっています。ですので、ＰＣの様にドットが見えるほどのザラザラな画面にはなりません。

カラーの調整の幅、SD素材の利用を考えると、東芝レグザの高級機がおすすめです。
または、どうしてもブラウン管の艶のある光を求められるのでしたら、プラズマテレビが良いです。自己発光デバイスのため、強い光の表現は優位かと思います。

ただ、画質にある程度のプライオリティを振ってあるテレビは大画面モデルが多いです。
32インチだと廉価帯になってしまい、「単に映っているだけ」程度の画質しか出ない物が多いです。または、ColorEdgeみたく視野角の広いパネルを使っていないため、横から見ると色の変化がきつい物も多いです。
やはり、一度電気屋さんの店頭で実機を見るのが良いです。ただし電気屋さんの店頭ではとにかく画面を明るい設定にしてあり、チカチカするような絵作りになっています。ですので、必ずシアターモードなりの常用される画面モードに変えてから、製品を見比べることをお勧めします。

お礼

5つの質問に丁寧にご回答頂きありがとうございます。
機種選びにつながる大切なポイントがいくつも含まれていて、参考になりました。
上手に選べばそんなに心配しなくて良いようですね。機種選定が楽しみです。

回答No.5

hiroki45

基本ＣＲＴに勝るモニターは　今のところまだ　と結うのが　私の結論ですが
トリニトロン管以外をお使いであれば交換しても　それほど違和感は　感じないと思います
並べて視聴すれば別ですが　お使いになる場所の環境に合わせて細かく設定すれば
それほど遜色は無いと思います　４０型にしてもＣＲＴの3/1ぐらいの重さですし
逆に軽すぎて安定感に不安を感じます
オーバースキャンやアンダーは　機種により設定が微妙ですので　テスト用のソフト持参で何台か視聴された方が　確実と思います　液晶はメーカの差が殆ど無い機種になってきましたが
絵作りなどでの工夫が随所にありますので　それを見てるのも面白いかと

お礼

視聴のポイントを助言していただき、ありがとうございます。
また、液晶でもスキャン度が違うことなど参考になりました。

回答No.4

klht2prea

1だけの回答になってしまいますが、液晶テレビによるデジタルハイビジョンは、今後はブラウン管よりも良くなっていくと思われます。というのは、来期以降の製品ではアナログ（1125i）信号をD4入力できなくなる見通しです。

ブルーレイディスクにはHDCPおよびAACSとよばれるコピーガード技術があります。
HDCPはデジタルの鮮明な画像をそのままコピーされ、オリジナルとそん色ない海賊版の発生が危惧されたことから導入されました。信号を暗号化して伝送し、解除は対応機器でしかできなくすることで、著作権保護につなげようとすることです。
AACSはHDCPがアナログ信号には適用できないか、適用しても簡単な技術により解除されてしまい、やはりオリジナルとそん色ない海賊版の発生を生み出してしまうため、それを防ぐために考えられたものです。アナログでの出力の際の解像度を落とし、抜け道を考えられないようにするなどの技術が盛り込まれており、一定周期で更新されます。

これら2つの技術を使うことで、BDは本来なら5年ほど前からD2以下の信号に規制されることになっていました。しかし、当時はHDMI端子の搭載率が低く、多くのテレビでダウンコンバートの余波を受けることから、日本ではこの制限を2011年に延期することになりました。
来年はこのアナログHD出力停止が施行されますので、来期以降の機材ではHDMIでなければHDで楽しめなくなります。

お礼

D4では観られなくなることについて、理論的にご説明頂ありがとうございました。

回答No.3

botan7

>ハイビジョンブラウン管から液晶に買い換えるか悩んでいます。

我が家でも、４月までハイビジョンブラウン管テレビ（ソニー）＋地デジ・BS・CS DVDレコーダー
（パナソニック）をD4 接続で視聴していました。

来年にテレビを買い換える予定でいましたが、突然テレビの映りがおかしくなった為、フルハイビジョン
液晶テレビ（TH-L37G2-K）を購入した次第です。

レコーダーは1125i 信号でHDMI 接続で視聴しています。録画もすべてXP モードにしています。
画質はTV、レコーダーの判別がつかない程です。

＞いまだに速い動画や暗い部分の再生は難があるのか。

映画は、補正しているせいか気になりませんね。

お礼

実際に買い換えた方からの助言は心強いです。ありがとうございました。

回答No.1

aokii

ブラウン管ハイビジョンと比べて今は申し分ありません。もう売ってません、作ってません。