- ベストアンサー
COD,BODについて
BOD、CODをそれぞれJISK0102 21 JISK0102 17に従って行いました。 その結果、未知試料のBOD値は167.0mg/l、COD値60.44mg/lになりました。 すべての有機物が分解されていれば、BOD値とCOD値はほぼ同一の値になるはずなんですがずいぶん差があります、 理由として、BODでは微生物が分解しにくい物(5日間ではすべて分解できない)、CODでは過マンガン酸カリウムが 酸化しにくい、もしくは出来ないものがあると睨みました、それらの物質を教えてください、もしくはこれ以外に値が 変わってしまった理由があればあしえてください。
- fuzita
- お礼率46% (26/56)
- 化学
- 回答数7
- ありがとう数10
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
そもそもBODとCODを比べる事自体愚問ですね、CODは酸化剤による有機物を分解するのに必要な酸素の消費量ですが、BODは生物が有機物を全部分解するのに必要とする酸素の消費量でないですしあくまでも5日間ですね、それと微生物は有機物を分解する時のみ酸素を消費するのではなく生存・運動する時も酸素を消費します、ある共通の資料ならBODとCODは相関はありますが、絶対に同じになることはありえません絶対に 一般的には資料のBODの値が予想つかない場合はCODを先に測定して資料によっても違いますがCODの2~3倍程度と予想をつけて測定が失敗しないようにします。
その他の回答 (6)
- yumityan
- ベストアンサー率60% (132/220)
こんにちは BODやCODは有機物の量を測定するための分析項目で、各種の複雑な有機物を酸化剤や生物反応をもちいて相対的に把握する指標です。この様に簡単な測定方法で、有機物量(汚れの程度)をを表すことが測定の目的です。 皆さんが書いているように、絶対的な測定をしている訳ではないので、あまり考察することは出来ません。 一般的にCODの測定では有機酸は酸化できない事が多いようで、糖類やアルコールは有機酸にまで酸化されますがCO2までは酸化できないようです。 多分、有機酸が多く含まれる水だと想像しています。 (臭いを嗅ぐと判ります) 処理されていない汚水などではCOD:BODは2.5倍位が多いような気がしています。 グルタミン-グルコースはBODの標準液として使われており、植種液の妥当性を判断するのに用いる物質です。
お礼
分かりやすい文章、有り難うございます。 グルタミン-グルコースはBODの標準液として使われているのですね。 しかし、CODやTOCについても測定したのは何故ですか?
BOD,CODから「未知試料」の混入しているであろうぶしつを推定すること自体が無意味。 エーテルちゅうしつ.ガスマス打って同定。 もし.IG(だったかな)で熱分解するような不安定な場合には.カラクロで濃縮.赤外できを推定して.適当に切って.ガスマス。
お礼
未知試料の測定には向かないのですね。 有り難うございました。
「未知試料を調べるにはどっちが向いていると考えますか?」どっちも向いていません 未知試料ををどうするか、もとはどうなるかによって違うと思います。 全成分分析でもしないとなんとも分かりません BODやCODだけで分かろうとするのには無理があると思います
お礼
ながながと、ごめんなさい。 ずいぶんと分かってきました。 最後に、未知試料と共にグルコースーグルタミン酸混合標準液のCOD、BOD、TOCをはかりましたが、これについて教えてください。 よろしくお願いします。
「正確な汚染度を調べるとしたら」汚染度といってもいろいろで有機物汚染だけのことでしょうか?未知試料? 生物的な汚染や法律的な基準がBODならBODを測定 資料は採取先の状況によりBODが測定不能な場合があり比べることができない場合はCODを測定と云うことになると思います。 BODやCODは安定的なものでないので統一するのならTOCで炭素を測定する方法がよりいいと思いますが法的基準がないのであま実施しているところは少ないとは思います
お礼
度々、スイマセンでした。 未知試料を調べるにはどっちが向いていると考えますか?
- ac-milan
- ベストアンサー率15% (6/39)
ベンゼン環やピリジン環は普通土壌中には存在しません。あるとしたら、工場それも薬品関係。 有機物に関しては5日間で微生物が分解はかなり進みます。アンモニア性窒素などが、なかなか酸化することができなかったという記述を見た記憶があります。
お礼
有り難うございます。 アンモニア性窒素はどういった水に含まれているんですか? また、何故アンモニア性窒素は酸化しにくいのかわかるとうれしいのですが。
- ac-milan
- ベストアンサー率15% (6/39)
以前同様の仕事をしていましたが、経験則では下水ではBOD値はCOD値の2~3倍ぐらいになってました。 これは、私はBODは、微生物の呼吸があるためだと考えています。 ちなみに、比較的きれいな水の場合、COD値のほうが高くなります。これは、試料中の共存物質の影響だと思います。 KMnO4が分解できない物質の例として、ベンゼン環、ピリジン環などでしょう。
補足
回答有り難うございます。 補足として、ベンゼン環やピリジン環は土壌抽出液中にふくまれていますか? 無いとしたら、どのような水に含まれていると考えられますか? それと、微生物が分解するのに、5日間では足りない物質について教えてください。
関連するQ&A
- BODやCODに関して
BODは河川、CODは湖沼などの有機物質濃度の間接的な指標となっていますが、なぜ河川ではBODで湖沼ではCODなのか教えてください!テキストにも曖昧にしか載ってなくて…湖沼では河川と違い、変化が少なく酸化や硝化が考えられるためCODなのでしょうか?知識不足ですみません。。
- ベストアンサー
- 環境学・生態学
- COD測定について
CODを測定する時、試料を過マンガン酸カリウムで酸化することによって消費酸素量を求める事は理解できました。しかし、「試料中の有機物が反応する」ことは分かったのですが、具体的に過マンガン酸カリウムと有機物はどのような反応をしているのでしょうか?有機物と言っても様々なものがありますよね・・・。有機物といえばCを含むということと考えると例えば、2MnO4^-+5H2C2O4+6H^+→2Mn^2++10CO2+8H2Oというような反応をしているのでしょうか?(見難くてすみません)。 過マンガン酸カリウムが汚水中の何とどのように反応しているのか知りたいです。回答よろしくお願いします。
- 締切済み
- 化学
- 水のCOD測定
水のCODを測定する実験を行いました。まず試料水に硝酸銀を加えてから硫酸で酸性にし、一定量の過マンガン酸カリウムを加えて試料中有機物を酸化し、シュウ酸ナトリウムを加えてそれを過マンガン酸カリウムで滴定する、という実験をまずやりました。次に硝酸銀を加えないで同様の操作を行ったのですが、結果、過マンガン酸カリウム滴定量は最初の実験より小さな値となりました。 硝酸銀を添加する意味を色々調べてみたのですが、硝酸銀はCl-の妨害(MnO4+の酸化に使用される)を防ぐためにCl-をAgClにする目的で加えるそうです。 ということは、硝酸銀を加えなかった場合、過マンガン酸カリウムの酸化に使用する分と、試料中有機物を酸化する分とで、加えた場合よりも滴下量は多くなるのではないですか?なのになぜ上記のように少ない数値が出てしまったのでしょう。実験に不備があったのか、自分の考えが間違っているのか、(後者なら正しい考えも)教えて下さい。
- ベストアンサー
- 化学
- CODの実験をしたんですが・・・
過マンガン酸カリウムでCODの実験をしたんですが、水道水では、有機物の他にいったい何が酸化されたのでしょうか?どうしても分かりません。教えていただけませんでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- レポートの課題-CODについて
レポートの課題-CODについて わからないので教えてください。 ・0.02N KMnO4溶液5.0mlは酸素何グラムに相当するか。 ・第一鉄イオン5mg/l、グルコース100mg/lを含む試料のKMnO4消費量およびCODを求めよ。ただし、酸化率は第一課が100%、グルコースは50%とする。 ・下表はKMnO4法によるCODとK2Cr2O7法によるCOD各々の方法による有機物の分解率を示す。この試料のKMnO4法によるCODとK2Cr2O7法によるCODを求め、二つの方法について考察せよ。 ☆KMnO4法による有機物の分解率 酢酸 7% グルコース 60% グリシン 3% グルタミン酸 6% ☆K2Cr2O7法による有機物の分解率 酢酸 100% グルコース 97% グリシン 100% グルタミン酸 105%
- 締切済み
- 化学
- CODとBODに関する問題について
「ある廃水について、水質検査を行うとBOD、COD、それぞれ12mg/L 、20mg/Lだった。この水にはSO2が溶けていることがわかっている。この水に含まれる亜硫酸の濃度(mg/L)を求めよ(S=32 O=16とする)」という問題で まず、亜硫酸と水が反応する式は2H2SO3+O2→2H2SO4から、O2の物質量×2=H2SO3の物質量より、O2の物質量を求めようと思ったのですが、答えの式には (20-12)/32 とかかれてありましたが32はO2の分子量であることはわかりますが、20-12という式は一体何なのでしょうか? BODとCODの差を求めた理由と、またこの差の意味するものとは何なのでしょうか? 詳しい方が居ましたら、ご回答お願い申し上げます。
- ベストアンサー
- 化学
- CODの逆滴定
CODを測定する試料水に硝酸銀水溶液と硫酸を加えます。存在する有機物を酸化する為に必要量より過剰の過マンガン酸カリウムを加え,加熱。そこに過剰量を還元させるために必要な量より過剰のシュウ酸ナトリウムを加え,この過剰量を過マンガン酸カリウムで逆滴定します。これが普通なんですが,この操作を簡略化し最初の過マンガン酸カリウムの過剰量をいきなりシュウ酸ナトリウムで滴定するといけないようなのですがなぜなんでしょうか? 考えられること 【その1】通常のやり方で計算すると最初に消費した過マンガン酸カリウムの量と最後に滴定した過マンガン酸カリウムの量が同じになるので計算が楽。(過マンガン酸カリウムとシュウ酸ナトリウムの規定度と加えた量が同じ場合。) 【その2】通常のやり方の方が滴定の際,色が見やすい。 【その3】省略するとpHの関係から水酸化物かなんかが沈殿する? 【その4】何らかの理由でCODがうまく測定できない。 それと,シュウ酸ナトリウムを使うのもポイントなんでしょうか?別に水酸化ナトリウムのような強塩基でも良いのでしょうか? 分かる方いましたら教えてください。よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 化学
- COD測定と酸化還元滴定
COD測定で、一定量の過マンガン酸カリウム溶液を加えた後、過剰になった過マンガン酸カリウムを直接シュウ酸ナトリウム溶液で滴定しない理由として、以前に「二酸化マンガンとシュウ酸の反応が遅い事」が挙げられていました。 これは酸化還元滴定(過マンガン酸塩滴定)時の「過マンガン酸カリウムとシュウ酸の反応が遅いが、反応の結果生じた二酸化マンガンが触媒作用するので、ある程度反応が進んだ後は、速やかに反応進む」という事と、どぅ違うでしょうか? 同じことだと思っていたのですが、COD測定の方では「二酸化マンガンとシュウ酸の反応」で酸化還元滴定の方では「過マンガン酸カリウムとシュウ酸の反応」となっているので悩んでしまいました。
- 締切済み
- 化学
お礼
丁重な意見有り難うございました。 より、正確な汚染度を調べるとしたら、やっぱりCODの方が良いという事なんですか?