分詞構文について
分詞構文ついて少し整理させてください。
分詞構文が副詞類の役割をする場合、副詞本来と同じく、when/where/how/whyなどの意味を伴って、名詞や動詞を修飾。しかしその際、adverbials of reason = why として機能することが一般的で、その他はかなり文語的。また日常的には、ミスリードの可能性を多分に含んでいるので、分詞構文自体、必要に迫られて仕方なく使われるような、どちらかというとマイナーな表現。
Flying into the storm, Superman risked his life. (riskedを修飾し、whereを付加。)
Accustomed to luxury, the millionaire was uncomfortable in the shabby hotel. (wasを修飾し、whyを付加。)
Feeling strong, the runner fell into a rapid pace. (fellを修飾し、whyを付加。)
Having completed my training there, I was duly attached to the brigade as Assistant Surgeon. (was attachedを修飾し、whyを付加。正しくはトレーニングを終えたので、と訳されるべきで、終えた後で、とするのは意訳。)
Walking on the beach, Delores dodged jellyfish that had washed ashore. (Deploresを修飾し、whenを付加。ただしこの場合When walking [SVは省略]とするのが一般的で、例文は若干不自然。)
He shouted to my companion, running towards us with a test-tube in his hand. (非常に文語的で、歌詞や小説の中などでしか認められない。my companionを修飾しているともとれなくないので、日常的な文章では悪文に分類されても仕方ないほど。普通は、as running等とする。// カンマを挿入すると、主文の目的語は修飾できない、というルールがあるのかどうか、は定かでないです。)
Asked some questions, she was unable to answer. (複数の質問をされたため、いっぱいいっぱいになってしまい、答えることができなかった、と理解される。時に~としたければ、When askedとするのが普通。)
I fell asleep, watching TV. / I fell asleep watching TV. (分詞構文というよりも、むしろブロークンな口語で、whileを省略していると考えられる。)
Going to Tokyo, he watched a baseball game at the stadium. (時制の問題があるので、接続詞を省略した口語ではなく、分詞構文と考えられるが、あきらかに不自然。)
Walking down the street, I found a gold ring. (分詞構文というよりも、while I was を省略した、ブロークンなセンテンスとしてネイティブには理解される)
以上の理解は正しいでしょうか。まわりのネイティブからはお墨付きをもらっているのですが、今回友人に分詞構文を説明するにあたり、日本語で書かれたテキストを複数あたったところ、その多くが当方の理解と大きく異なっており、手元にあるネイティブ向けの文法書にも載っていない記述が多数散見され、戸惑っています。ご意見お聞かせください。
補足
ご回答ありがとうございます。文法書では 分詞構文は分詞の意味上の主語は原則として主節の主語と一致する とあるのでallを省略しても主節である There were 46 patients in total,の主語である46 patientsの意味がでるように思うのですがどうでしょうか? お願い致します。