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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:報酬をもらうことに罪悪感があります。)

報酬をもらうことに罪悪感がある理由とその解決策

このQ&Aのポイント
  • 報酬をもらうことに罪悪感がありつつも、夢を叶えるために有償で活動をすることにシフトしていったイラストレーターの悩み
  • 無償での活動に対する罪悪感や他の人との比較による自己評価の低下
  • 報酬についての割り切り方や、好きなことを仕事にする人たちの考え方と経験

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.12

こんにちは。 もう、ほとんど出尽くしてる感もありますので、茶飲み話程度に。 お悩みの件、イラストで生活していないからこその悩みであると断言しちゃいます。ある意味、贅沢ですよ。 昔はそんなことも考えましたが。まぁ、単にポリシーも自信が無く、ブレているだけだったなぁと自戒しますね(笑)。 イラスト描いてお金もらうという行為を嫌悪する理由の一つには、報酬分の仕事ができていないという自信の無さもあるんです。「こんなのでお金もらっていいの?」みたいな。ビジネス上では「適正価格」というお話も出ることがあるのですが、それ以前のお話になるかなぁと思ったりします。 わたし自身はグラフィックデザイナーです。 イラストは発注する立場ですが、自分で描くこともあります。でもイラスト制作費は頂戴しています。デザイナーだからと言って、お金を頂かないワケはないんですね。なんでかというと、ビジネスにおける責任の代価でもあるからなんです。 >無償でも自分のイラストを使って頂けるなら喜んで。 そりゃあ駆け出しの頃はそうなります。誰だって描きたいし、評価も受けたい。特に良い評価をね。より多くの人に見て欲しいという欲求が勝つのは、やっぱり趣味だからなんだよねぇという印象があります。 でも、今は状況も立場も違っているわけです。世の中に、社会に対して関わっていれば、人の時間を拘束するという行為には何かしらの代償が必要であると学んでいるはずなんですね。金額は高い・安いに関わらず、やったことに関しては報酬を取る姿勢でなければお仕事できなくなっていきますよね。 自分の描いた物に価格がついて利用料が支払われている状況は、趣味の域を超えるものです。趣味なら「頂くのは材料費ぐらいでしょ」なんて思ったりする場合もあり立ち位置が安定しませんが、額が大きければ確定申告だって必要になりますでしょ?この点だけ見ても、社会の仕組みに深く絡んでいく行為なんですよね。 イラストレーターとして仕事を始める=大多数がフリーランス=自営業なんですけれども、お勤めになっている時とは違って自分の仕事を手伝ってくれる人や、雑用を代わりにやってくれる人がいなくなるんです。時間はどんどん貴重になり、足りなくなっていきます。ちょっとした修正でも無理難題に聞こえたりして、結果的に悪循環に陥ったりします。 手伝ってくれる人を捜す際には「報酬」が必要になるんですが、お金がないときは無償でお願いすることになるかもしれません。そういったときに「不義理する」という言葉の意味の一部分が、ようやくわかるのではないかと思います。 依頼に対して無償で応える人がいたとしてもわたしは構いませんが、トラブルが発生したとしても助ける義理はありませんから、放っておきます。冷たい人だと言われるかもしれませんが、大人であり、仕事をするという立場においては、ビジネス上のリスクを回避するのも重要な作業なんです。 報酬が発生しないのに火消しに出る。その間、自分のビジネスのための時間は奪われるわけです。大きな義理でもなければ火消しする意味が無い。下手したら共倒れです。 また、無料でやるという行為は、関係者の責任の所在を不明瞭のままにしてしまうという問題が残ると考えています。誰も責任を取らない訴訟案件が出た場合、一番どんくさい人がすべて被るハメになります。 報酬というのは、危ない案件に対して断る口実のひとつでもあるんですね。報酬を取る限り、依頼内容に対して責任を持って応える。「クォリティを維持するためには、この報酬では受けるのが難しい」とかいう会話もあったりするわけです。 で。 趣味の延長線上を突き抜けて、とことん丁寧に仕上げた絵を売る場合は、作家という世界に足を突っ込むことになろうかと思います。こっちはこっちで、また違う貨幣価値で転がされる世界ですので、今の気持ちのまま突入するとかなり困ったことになるだろうなぁ。 報酬が発生する以上、「これはビジネスである」ということについて、もう一度振り返ってみてください。 ビジネスとして、プロとしてやる場合、「生活するためには1日あたり○○円の売上を立てる必要がある」という感覚で1日の動きを見直してみてください。 それでも嫌悪感を覚えるのでしたら、プロとしてやっていく理由についても、もう一度考えてみてください。 それでもよくわかんない場合は、また相談されてみれば良いのではないかと思います。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! >イラストで生活していないからこその悩みである まさにそうだと思います。本当に自分の生活がかかっていたら甘いことは言っていられないですもんね。ただ正直まだそこまで踏み切れるほどの実力もないということもあり、その実力のなさ、自信のなさが報酬を頂くことを躊躇させているんだと思います。 >報酬が発生する以上、「これはビジネスである」ということについて、 >もう一度振り返ってみてください。 >ビジネスとして、プロとしてやる場合、 >「生活するためには1日あたり○○円の売上を立てる必要がある」という感覚で1日の動きを見直してみてください。 >それでも嫌悪感を覚えるのでしたら、 >プロとしてやっていく理由についても、もう一度考えてみてください。 とても参考になるご意見ありがとうございました。 もう少し自分に厳しく、これからプロを目指すのであればどうすればいいのかについて考えてみたいかと思います。なんだかとても前向きな気分になりました。 ありがとうございます。

その他の回答 (11)

  • mousaku
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.11

あなたが無償でイラストを書いていた時のことを思い出してください。 その時は無償でもいいから他の人よりも素晴らしいイラストを描きたいと思っていたはずです。 そして今あなたは報酬の金額によって仕事の時間を調整しています。 それはあなたがプロだからです。 私は二十年近く映像作家の仕事で生活をしていますが、あなたほど器用に時間調整は出来ません。 それでもプロとしてなんとか食いつないで来ましまた。 あなたの話を聞いていると私なんかよりよっぽどプロフェッショナルな仕事をしているようです。 無償でお仕事をしている方たちのことですが、あなたは無償なのに自分よりも丁寧な仕事をしているから申し訳ないと言っていますが、それは以前のあなたの姿なんです。 無償でも自分のイラストにプライドを持って描いていた結果、今のお仕事があるのです。 ただ上手いだけでは仕事は来ません。 どんな仕事も納期を間に合わさなければ次の仕事は来ません。 あなたはイラストの素晴らしさ、納期に間に合わせるスマートさ、担当者との人間関係を構築できる人格などを持ち合わせた上で今のお仕事を頂いているのです。 今あなたは無償で描いている方たちに申し訳ないなんて甘いことを言っている場合ではありません。 あなたが有償でお仕事を引き受けるようになったお陰で、どこかに仕事を失った人がいるかも知れません。 若くて才能のある人たちは次から次へと出てきます。 あなたがイラストだけで食べて行こうと思うなら、そんな人たちよりも優れていなければお仕事は続きませんよ。 最後に、報酬を払うにはそれなりの理由があります。 納期を守ってくれるなどは当たり前ですが、あなたの作品になんらかの集客力があったり、購買力があるのかも知れません。 あとから気付いて揉めないように今から権利関係はしっかりと管理しておいた方がいいですよ。 これからもお仕事頑張って下さい。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >若くて才能のある人たちは次から次へと出てきます。 >あなたがイラストだけで食べて行こうと思うなら、 >そんな人たちよりも優れていなければお仕事は続きませんよ。 本当そうですよね。色々な意味でもっと成長できるようにしたいと思います。 心温まるご回答、ありがとうございました!

noname#246720
noname#246720
回答No.10

No.6の回答者ではなくて申し訳ないのですが、少し思ったので… 質問者さんは既に個人系ではなくて商業系イラストの仕事を何件か受けていらっしゃるようですね。 (質問の感じから個人依頼を主にしているのかと思っていました) 商業での報酬には罪悪感を抱かないという事なので問題は同人に限られてくると思いますが、そんなに悩むのであればもう同人関係の依頼は受けない事にすれば良いと思います。 そもそも同人誌というのは基本的に利益を追求しないためのものですので、同人の依頼でお金を頂くにしても商業誌での報酬とは雲泥の差があるのではないでしょうか。報酬というか「お礼」程度ではないかと。 また逆に、イラストの仕事で食べていきたいというような気持ちがあるなら、同人での依頼に固執するのは少しおかしい気がします。同人はあくまで趣味として好き勝手にやって良いものですから。 お金に汚いということは無いと思いますが、土俵を間違えているような… ただ、同人誌の大手のように同人の収入だけで食べていきたいと考えるならまた別ですが…でもその場合はシビアに同人で儲けないといけませんから、金に汚いだの何だの言ってられませんし。 最近は同人誌と商業誌の垣根が低くなったようには思いますが、所詮同人誌は同人誌です。印刷所や企業ではなく描き手が「市場」と呼ぶのはちょっとお門違いかな…?と思うのですが… 何だか見当違いな事を言っていたら申し訳ありません。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! >同人の依頼でお金を頂くにしても商業誌での報酬とは雲泥の差があるのではないでしょうか ここ最近、正直そんなに大差がなかったりします。(単発の小さい案件に関しては) なので自分自身「市場」として認識している部分があるんだと思います。 >また逆に、イラストの仕事で食べていきたいというような気持ちがあるなら、 >同人での依頼に固執するのは少しおかしい気がします。 >同人はあくまで趣味として好き勝手にやって良いものですから。 これを読ませて頂いて、何かこう自分の中で「あぁ!」と思うものがありました。 上にも書いたのですが、報酬面に関しては正直そこまで大差がないんです。 なので、自分自身「趣味でやっている方々から報酬を頂いていいものか…」と思いつつも、ひとつの市場として捉えていました。 けれども上を目指すのなら商業分だけで仕事を確立しなくてはいけませんよね。 見当違いだなんてとんでもないです。 とても参考になるご回答、ありがとうございました!

回答No.9

あなたはイラスト業界の価格破壊をさらに酷くしたいのですか? イラスト発注があるということは、お金を出してあなたのイラストを買いますってことなのに、 罪悪感がある・・・ 自営業になる為の根本的な部分が欠如してますので、会社に属した方がいいですよ。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! >自営業になる為の根本的な部分が欠如してます これは本当自分自身でも思う所です。 なのでその部分をどうにか解決したいと思い今回質問させて頂きました。 ご意見本当にありがとうございます。

  • yukio223
  • ベストアンサー率26% (34/127)
回答No.8

無償で仕事している人がいると、有償で仕事をして家族を養っている人からみれば、 迷惑な話です。 仕事内容に見合った対価はもらうべきですね。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >仕事内容に見合った対価はもらうべき 本当そう思います。ただなかなか自分に自信がないということもあり、強く出れないんだろうなぁと思います。

noname#242220
noname#242220
回答No.7

好きなことを仕事をしている人は近辺にいます。 ボランティアとして無償でも仕事をしていると言ってます。 さて仕事としてする以上は『ギブ&テイク』といって何らかの利益が存在します。 その『テイク』部分は無償なら相手が利益を貰い、有償なら作業者が貰うと言う考えです。 有る程度無償の範囲を決めここ迄は無償で行うが、それ以上は有償と言う形が宜しいかと。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました!

  • taiat
  • ベストアンサー率51% (25/49)
回答No.6

まず「同じような活動をされている人で、無償で引き受けている人を見ると」という時点で、その仕事は本来有償ですべきかが疑問を抱きます。 例えば、商業誌の漫画の連載や商業雑誌の表紙、大手コンシューマゲームのキャラクターデザインなどを無償でやるような人は聞いた事がありません。あなたもそう言う仕事なら罪悪感は抱かないのではないでしょうか。 もし、例に挙げたようなような仕事をしても罪悪感を感じているなら私の以後の文章は、あなたには当てはまりませんので読む必要はありません。 その無償の仕事が、本当に「同じような活動をされている人で、無償で引き受けている人を見ると」となるなら、その罪悪感は正しいと言えます。 >前までは「無償でも自分のイラストを使って頂けるなら喜んで・・・ まともな営利企業の依頼なら、有償でも良いので利益になるものを描いて欲しいと思うはずです。 無償だとどこの企業も飛びつくかというと、そうではありません。寧ろ嫌がられる時もあります。 まず社会的に報酬を払わないのはおかしいしいですが、例えば無償で雑誌の漫画を執筆してくれるという作家がいても、無償と言う事はその作家が「気が変わったからやっぱりこの仕事辞めます。無償なので文句は言わないでください」と言われてしまえばそれまでです。 商業雑誌だとそれだけで大変です。はっきり言ってそういう「あてにならい人」には仕事は頼みたくないでしょう。無償は当てにならないのです。 無償で依頼してくる仕事などは、「当てにならない人でも何でもやってくれれば良い」というスタンスの仕事や人間が行うことです。(同人ゲームなどでは例外的に「今は無償だが売れればリターンをやる」というまともなものも稀にある。売れればの話だが) まず、「無償でもOKしてくれる依頼」は、切れても良い事を想定していると言う事です。まともな仕事なら、こちらが無償でよいと言っても、「寧ろお金は確りお支払いいたしますので、きっちりした仕事を頼みます」と言い返されるでしょう。 そう言い返されないい加減な「無償の仕事」を、有償でやるのは罪悪感が起きるのは当然です。 私でも罪悪感を抱きます。(私ならそう言う仕事は断る) ただし、あなたの仕事が具体的に何か分かりません。 もし、商業誌の漫画の連載などでも有償だと罪悪感を感じるなら、私の話は無用なものになります。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 内容について詳細がかけておりましてすみません。 PCゲームのイラストなどの活動をしています。 >まず「同じような活動をされている人で、無償で引き受けている人を見ると」という時点 >で、その仕事は本来有償ですべきかが疑問を抱きます。 多分これが悩みの根源なような気がします。 回答者様の仰る通り、正直、企業や会社から依頼が来て、それを有償で請け負うことに関してはなんら罪悪感はないんです。 それにより企業や会社は利益を得ることになるんだから当然ではないんだろうか?と思っています。 ただ、自分自身判断しかねている所が、個人での依頼についてなんです。 回答者様の回答の中にありました、同人ゲームについてですが、最近では有料のものも多々ありますよね。 自分自身としては、個人であれ販売物を扱い利益を得ているのなら、それぞれの作業に対してのリターンはあっていいものではないかと思っています。なので、「このイラストならいくらくらいになります」とざっくりと指定して、報酬を頂いています。 (今は無償だが売れればリターンをやる、という依頼はあまりにリスキーなので受けません…。とはいえ以前でしたら「喜んで!」と受けていました。) ただ、正直この市場においては趣味で活動されている人と本業で活動されている人とが混じり合っているということもあり、それこそ「無償でも引き受ける」という人も多々います。 そういう「無償でも引き受ける人」で、とても優れている人などを見た時に、ふと「この人はこんなにいいものを無償で提供しているのに、自分は有償でいいんだろうか。お金に汚いんじゃないんだろうか」と、非常に罪悪感にとらわれます。 もしもこのお礼を読んで、何か思うことがありましたら、 回答者様のご回答はとても興味深いもので、自分のいる市場についてお詳しそうに感じましたので、ぜひご意見聞きたいです!

回答No.5

無償で受けているからといって気高いわけではありません。 逆に「無償だから」という甘えが出て、依頼を台無しにすることもあります。 要は責任の所在ですね。 有償にするということは、責任を負うということです。 作業時間を計算して~とありますが、仕事なら当たり前のことです。 今までの経験と技術によって作品は出来るのですから、今は時間計算でもいずれ作品として価値をつけていかなくてはいけません。 お金のために描いて何が悪いのでしょう。 仕事なのですから、これも当然のことです。 イラストを趣味の範囲で終わらせたいなら、無償で好きなように描いたらいいと思います。 でも他人(依頼者)を説得できるプロとしてのイラストレーターを目指すなら、 きちんと価格を設定して自分の作品に対して責任を持ちましょう。 相手もお金を払うことで、きちんと納品してもらえるという安心を買うというのもあるのですよ。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >有償にするということは、責任を負うということです。 ずしりときました。でも確かにそうですよね。 現在やり取りさせて頂いているクライアント様に対して、クオリティや納期、進捗状況の報告等、これからはよりその責任を果たせるようにしていきたいと思いました。 先方に安心してもらえるような仕事が出来るよう頑張りたいと思います。 ご回答、本当にありがとうございました!

noname#246720
noname#246720
回答No.4

仕事の内容にもよりますが、質問者さんに絵を依頼した人がそれによって金銭的な利益を得るような事がある場合…要するに一般書店で売るような媒体などでしたら、絶対に有償で受けるべきです。無償で受けるような事があってはいけません。 絵の仕事というのは非常に難しいものです。 今回挙げる「難しさ」とは「対価」の部分として考えますが、例えば素人が遊びで描いたものとプロとして発注を受けた人が描いたものとでは同じ「時給」という面で換算しても金額が違ってきます。 普通に考えれば当たり前です。ですが絵を発注するクライアントの中にはそういった常識に欠けている方もおり、普通に考えれば1万円くらいは頂かないと割に合わないものを「●●さんは1000円で描いてくれたので、あなたもそれくらいでいいでしょ」のように買い叩かれてしまう場合もあります。 「●●さん」が仮に質問者さんだったとします。割と上手くても無償もしくは安価で受けてしまう人がいると、それで生計を立てている人の仕事の場を崩してしまう事になります。 無償で受けている人が気高いという事はありません。本人はそのつもりかもしれませんが、単なるエゴと言っても良いと私は思います。 何か仕事をすれば、それなりの対価は頂くべき。他の仕事にも等しく言える事だと思いますし、そうでなくては社会は成り立ちません。 例えば、全ての商品を無料で持って行って下さいと言うお店があったら怪しいと思いますよね。(災害時等非常時は除いて)お店から物を頂く時は必ずお金を払います。それと同じと考えれば良いのではないでしょうか。 とは言え、私も以前は質問者さんと同じような事を考えていました。描かせてもらえるなら無償でも良いと。それは純粋に心から思っていた事でした。 ですが、その事によって「仕事」という概念が私も発注側も崩れてしまって、発注側はいつしか「どうせタダで描いてもらえるんだからどんどんやってもらおう」という方向に行ってしまって… 結局折り合いがつかず、それ以来無償の仕事は絶対に受けない事にしました。 今は大きな仕事が増えているので上記のような事はありませんが、ある程度の対価を頂くという事で、私もクライアントもそれなりの緊張感を持ってお互い良い仕事ができています。 もし質問者さんがこれからも報酬に関して割り切れないと思われるのなら…自分は「仕事としての絵は描かないんだ」と逆に割り切って商業誌の依頼は受けないという選択肢もあるかと思います。 しかし、仕事として受けるのなら「仕事」なのですからお金は絶対に頂くべきものと考えましょう。 有償ならば、発注側も描く側もある意味対等でい続けられます。 ですが、無償になると…極端な話描き手は搾取される側とも言えます。 少し悲しい言い方をしてしまいましたが…そのくらいの覚悟はするべきだと思います。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 今まで自分のことばかり考えており、自分の行動が、その市場を荒らしてしまうことにつながるとは全然思ってもおりませんでした。 ありがとうございます! >ある程度の対価を頂くという事で、私もクライアントもそれなりの緊張感を持ってお互い良い仕事ができています。 確かにそうですね。自分も、無償の時よりも有償の時のほうが「自分のイラストを有償でご依頼下さったんだから、それに見合う仕事をしなければ!」と、やはり気合いが入ります。 また、 >無償になると…極端な話描き手は搾取される側とも言えます。 という言葉、本当に納得です。 思えば、無償での活動をしていた時は、基本スタンスは「使ってもらえるだけで有り難い」という気持ちでしたが、 依頼者から催促が来たり、 納品したらその後途端に音信不通にされたりということがあると少し卑屈になってしまい、いいように使われて使い捨てられたような気持ちになり落ち込んでいました。 報酬というのは、クライアントと自分との関係ややりとりを円滑にするためにも必要なものなんだという意識が沸いてきました。 本当に有り難いご回答、感謝致します。

回答No.3

無償で引き受けるのは別に必ずしもいいことではありません。 たとえば、他人に何か労力をお願いするのにタダで頼みますか? なにか悪い気がしますよね? ですが最近では「ただで描いてくれ」っていうのを「仕事で依頼」してくるところもあります。 仕事なのですから当然、目的はどうあれ向こうは利益を上げるために動いています。なのに他人にただで仕事をさせるって、おかしくないです? 引き受ける側にも責任はあると思いますが、例えば「ただで会社のバイトさせる」ってありえなくないです? むしろ何処か価値基準が壊れてると思いません? たとえば陶芸家に「うちの仕事としてただで陶芸の器作って!」って頼むのはどうかと思うワケで、しかもそれを商品としてじゃんじゃん販売するとか、社会通念的礼儀としては正気の沙汰とは思えないわけですw もちろんただでもやりたいって内容だったり、お互い意気投合したり、相手が知人や趣味ならその限りじゃないですけども、知人や趣味でも仕事で頼みごとにはそれなりの礼儀ってあると思うのでー。 また、副業をしている人はたくさんいるわけで、単にソレがイラストだったと言うだけです。 それに有償仕事だけ選べる状態ということは、現在、自分の絵の社会的価値が有償のものだと言うことです。 価値は、絵のクオリティが一定以上の価値を持ってはじめて発生するので、それはむしろ誇るべきことに思います。 欲しがらない絵は基本的にただでも見向きもしない世界なので、それだけの価値があると言うのは大事なことで、その価値を表す基準の一つとして、たまたま報酬というものが社会的にあるだけです。 イラストの場合、価値はお金と顧客(クライアントやファン)です。 それが存在しない絵は、誰にとっても無関心という形で価値がなくなります。 絵でごはんを食べることを目指す場合は、自分の絵の社会的価値がどれくらいなのか量りつつ、もっと価値を高めるようにしていくことだと思います、それが「もっと皆に喜んでもらえる絵にしたい」ってことじゃないかなとか。 自分は、絵を描くことと報酬を得られる絵にしていくことは同じ方向だと思っています。 そこに少し自分のエゴを隠し味にしていけるといいなあとかw

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >たとえば、他人に何か労力をお願いするのにタダで頼みますか? >なにか悪い気がしますよね? 確かにそうですね…。ただ、自分の周りの環境には「タダでもいいから描かせてほしい」という人たちがいっぱいいる状況なんです。 その人たちにとって、その作業は金銭的には無償ではあるけれども、使ってもらえるという喜びがお金に代わるものとして存在しています。実際自分もそうでした。 ただ、これは所詮趣味の領域の話でしかなくて、自分自身これを仕事にするのなら、そういった考えでは駄目なんだなと感じました。 >もっと皆に喜んでもらえる絵にしたい とても心に響きました。 報酬に罪悪感があるのなら、その報酬に見合うくらい、できることならそれを上回るくらいの価値がある素晴らしいイラストを描いていきたいなと思いました。 ご回答、本当にありがとうございました。

  • 18OSX
  • ベストアンサー率42% (553/1290)
回答No.2

ご質問者がその報酬がなくても充分に生活していけるのなら無償でもいいと思います。 が、報酬はその作品への最も正直な評価ですから 無償を続けていればいずれご自分の作品の本当の評価を見誤ってしまうことになりそうです。 それなら、正当な報酬は貰って、それから必要経費を差し引いた金額を寄付するとか そういった方向のほうがいいように思います。 私もたまに仕事に関連した分野で講習や講演などの依頼がありますが それで得た報酬はすべて寄付しています。 依頼先が主に公共機関や新聞社ですから、いったん受け取って、その場で寄付してきます。 たぶん無駄にはなっていないと思いますが。 ただし、仕事の依頼があったときには この地方の平均相場よりかなり高い額の報酬を請求します。 それは、それが私の作品への評価だと思っていますから。

hiyokomoti
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とても興味深い回答でした。 >それが私の作品への評価だと思っていますから。 この文を読んで、「もしかしたら自分は、自分のイラストに対して評価できていないんじゃないか」と思いました。 イラストに対して決して不誠実に取り組んでいるわけではありませんし、自分なりに精一杯やっています。 しかしながら、正直心のどこかで「自分より上手い人はいっぱいいるのに、このくらいのイラストで自分がお金を貰っていいのだろうか…」という、自分に対しての自信のなさが、報酬を頂くことをためらっているように感じました。 色々自分が見えてきたような気がします。 本当にありがとうございました!

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