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線形変換
線形変換 線形代数で、線形写像を勉強しています。 線形変換は例題をいくつかあたり、理解しています。 テキストには、線形変換の項目以下にアフィン変換も記載されているのですが、 アフィン変換(線形変換+平行移動)は線形変換の種類の一つなのでしょうか? 他にもユークリッド変換(直交変換+平行移動)など記載されており、 これも線形変換の一つでしょうか? 直交変換は線形変換の一つだと認識しています。 以上、ご回答よろしくお願い致します。
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御自分で「アフィン変換(線形変換+平行移動)」と書いておられる通り、 アフィン変換 ⊂ 線型変換 ではなく、アフィン変換 ⊃ 線型変換 です。 線型変換の定義: [1] 体 K 上のベクトル空間 V 上の変換 f で、 x,y∈V, a,b∈K, について常に f(ax+by) = a f(x) + b f(y) が成り立つもの。 アフィン変換の定義: [2] 体 K 上のベクトル空間 V 上の変換 f で、 x,y∈V, a,b∈K, について a+b = 1 のときは f(ax + by) = a f(x) + b f(y) が成り立つもの。 [1] ならば [2] が成り立つのか、 [2] ならば [1] が成り立つのか、よく考えてみて下さい。 ユークリッド変換のほうも、「ユークリッド変換(直交変換+平行移動)」の通りで、 これは、アフィン変換の一種です。アフィン変換の中で、 その線型変換部分が直交変換であるものだけを、ユークリッド変換と呼ぶ訳ですから。 アフィン変換の中で、線型変換であり、かつ、ユークリッド変換でもあるものが、 直交変換である とも、言えますね。
お礼
ご説明にある、「アフィン変換⊃線形変換」ということは、 アフィン変換は線形変換を含むと言う事ですね。 と言うことは、アフィン変換の特殊な場合(平行移動しない場合)は、 線形変換という認識で良いでしょうか? 記載して頂いた定義[1],[2]について考えると、 [1]ならば、[2]は成り立つと思います。 [1]はa+b=1によらず、f(ax+by)=af(x)+bf(y)が成り立ちますから。 しかし、[1]ならば[2]が成り立つと言うことは線形変換がアフィン変換を含むと 言う事になりませんか?この点で混乱しています・・・ なかなか解決出来ないので何卒ご回答よろしくお願い致します。
補足
ご回答ありがとうございます。 ご説明にある、「アフィン変換⊃線形変換」ということは、 アフィン変換は線形変換を含むと言う事ですね。 と言うことは、アフィン変換の特殊な場合(平行移動しない場合)は、 線形変換という認識で良いでしょうか? 記載して頂いた定義[1],[2]について考えると、 [1]ならば、[2]は成り立つと思います。 [1]はa+b=1によらず、f(ax+by)=af(x)+bf(y)が成り立ちますから。 しかし、[1]ならば[2]が成り立つと言うことは線形変換がアフィン変換を含むと 言う事になりませんか?この点で混乱しています・・・ [2]の場合はa+b=1の場合のみ成り立つので[1]は成り立たないと思います。 a+b=1の条件って何を表すのでしょうか?直感的には平行移動を表すと思うのですが・・・ また追加質問で大変恐縮なのですが、アフィン写像の始域と終域が同じ場合アフィン変換と 呼ぶと記載があるのですが、始域と終域とは何でしょうか?