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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「子牛と母牛」の関係)

「子牛と母牛」の関係についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 「子牛と母牛は、たとえ子牛が売りに出されなくても、伝染病予防の為に、一緒に過ごすことはない」という情報があるが、ホルスタイン種とジャージー種ではどうなのか疑問がある。
  • 写真集「うしのひとりごと」には、母牛から授乳されているジャージー種の子牛が掲載されている。
  • ホルスタイン種とジャージー種を総じて、子牛と母牛はどのように飼われているのかを教えてほしい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fumi26
  • ベストアンサー率82% (161/194)
回答No.1

 普通、日本では牛を肉生産用の和牛と乳生産用の乳牛に分けて考えます。  今、宮崎県で口蹄疫で被害を受けているのは主に和牛と豚で、ジャージ種とホルスタイン種は乳牛です。乳牛を例にとると、雌雄共通して分娩後1週間前後、子牛は母牛から蛋白質と免疫を多く含む「初乳」を母牛から飲みます。この初乳は特有の匂いを持つ黄色の乳で、血液が混じる血乳であるため飲用に適しません。1週間を経過すれば、正常な牛乳が泌乳され販売に回され、子牛は安価な脱脂粉乳を主体とした代用乳を温水で溶いたものを飲みます。酪農家は肉用牛農家、特に繁殖農家に比べ大規模ですし、さらには密閉した牛舎で飼育されると伝染病である結核にかかることもあるため、子牛だけを集めた子牛用の小屋、最近は屋外に置かれた小屋・カーフハッチで哺乳されます。この時点で、オス牛は家畜商を経由して肥育農家に売却されています。したがって、母牛から乳が飲めるのはせいぜい生後1週後までの子牛です。この子牛の内、保留された雌子牛は約14ヶ月経過すると人工授精され、その10ヶ月後に母牛となり乳生産を行います。 掲示版の内容はこの様な背景を説明したものでしょう。見てはおりませんが、写真集の授乳風景は、生後1週間での風景と思われます。  繁殖農家での子牛は、乳を販売することがないので半年以上母牛の乳を飲みます。ただ、長期間授乳すると母牛の生殖器の回復が遅れるため、次のお産を促すため、授乳期間を短くする傾向があります。

参考URL:
http://www.tokyo-aff.or.jp/center/chishiki/02/008.html
noname#113244
質問者

補足

非常に詳しく明解なお答えが頂けて、大変感謝しています! ありがとう存じます。 そこで、よろしければ、もう少しお付き合い頂けたら嬉しいのですが、いかがでしょうか? 繁殖農家というのは、どのような雰囲気なのですか? 牛舎の密度や、雄雌共に、子牛が売られていくタイミング、子牛が売られる用途など、ご存知でしたら、お教え下さい。 よろしくお願い致します。

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