中島みゆきの「幸せ」という曲について

質問

中島みゆきの「幸せ」という曲について

　日本語を勉強中の中国人です。中島みゆきの「幸せ」という曲についてお尋ねします。ご参考までに歌詞を添付いたします。

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND55208/index.html

　「幸せになる道には２つある　もう１つは願いなんか捨ててしまうこと」と「急ぎ足では遠ざかれない　雪の粒より小さな夢をまだみてるわ」とこの二つの文章はどのように理解したらよろしいでしょうか。

　また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

回答No.2

kentaulus · ベストアンサー

awayuki_cnさん、こんにちは。

１．
１つは [ 願いごと ]( が )　うまく叶うこと
=　１つは [ 希望 ] が　うまく叶うこと

もう１つは [ 願い ] なんか捨ててしまうこと
= もう１つは [ 幻想 ] なんか捨ててしまうこと
と同じ意味だと思います。

同じ「願い」を使っていますが、歌詞の中では示す意味が違います。
願いごと ( が ) うまく叶うこと　←　対比　→　願いなんか捨ててしまうこと
希望を持ち続ける ( 願い続ける )　←　対比　→　幻想を捨てる

２．
急ぎ足では遠ざかれない
= 物理的な距離と精神的な距離　を表していると思います。

相思相愛なら、物理的距離が離れていても、恋人は精神的には近くに存在します。
逆に、他人が自分の隣にいても、精神的には離れていますよね。
この歌は失恋直後の心理状態を表現しているので、
失恋を忘れようと遠くへ旅行に出発したけれど、心には恋人が近くにいる。　

３．
雪の粒より小さな夢をまだみてるわ
= まだ、恋人と幸せになりたい　と、微かな希望を持っている。　の意味だと思います。

「急ぎ足では遠ざかれない　雪の粒より小さな夢をまだみてるわ」
= 恋人を忘れられない。　( 我不能、忘記愛人 )

お礼

kentaulusさん、こんばんは。いつもご親切に教えていただきありがとうございます。理解できるようになりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

回答No.1

noname#232424

中島みゆきは好きですが，絶対につきあったり同居したりしたくない女の典型ですね　笑。

＞「幸せになる道には２つある　もう１つは願いなんか捨ててしまうこと」

この前のフレーズも含めて，「願いをかなえるか（あたりまえ！），始めから願わなければ絶望もしない」という投げやりな言辞でしょう。

＞「急ぎ足では遠ざかれない　雪の粒より小さな夢をまだみてるわ」

「男にふられて去っていく自分が，まだ未練を残して急ぎ足になれない。ひょっとしたら彼が追ってくるのではないかという，ほとんど実現性のない願望をいだいている。」

未練たらしい女だ。だれがお前なんか追うもんか。ぐずぐす言わずにさっさとどっか行きやがれ。←これは，ぼくのアンサーソング　笑。

お礼

ご親切に教えていただきありがとうございます。わかるようになりました。ただ、「始めから願わなければ絶望もしない」ということは幸せになる道ということにはちょっと同感できないような気がします。本当にありがとうございました。