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近年は耳にしませんが、第二次大戦以前は従軍経験を持つ作家、あるいは従軍
近年は耳にしませんが、第二次大戦以前は従軍経験を持つ作家、あるいは従軍記者経験のある作家がたくさんいたと思います。有名な事例として日本では林芙美子、開高健、海外では第1次大戦に赤十字要員として従軍したヘミングウェイがいます。 ほかにどんな作家が従軍体験しているでしょうか?
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>ほかにどんな作家が従軍体験しているでしょうか? 冒険小説の世界では軍人上がりの作家って、そんなに珍しい存在でもないですね。 アンディ・マクナブ 元英陸軍SAS隊員 湾岸戦争でイラク軍捕虜となった際の記録「ブラヴォー・ツー・ゼロ」や出身部隊を題材にした「SAS戦闘員―最強の対テロ・特殊部隊の極秘記録」などのノンフィクションの他、英国情報部の工作員”ニック・ストーン”を主人公としたフィクションがあります。 ゲイル・リバース ニュージーランド出身、元SAS隊員、元傭兵 主なノンフィクション作品は落合信彦が翻訳 クリス・ライアン 元SASの狙撃チームリーダー ”ジョーディー・シャープ”シリーズ、”マット・ブラウニング”シリーズ 日本人なら 柘植久慶 元カタンガ傭兵隊、元フランス外人部隊 ノンフィクション、フィクション多数 あと イアン・フレミング 第2次大戦時に海軍将校のカバーで安全保障調整局 (BSC) のスパイとして行動 スパイとして使っていた偽名の1つが”ご存じ”ジェームズ・ボンド(実在の海洋学者から拝借、フレミングは響きが気に入っていたとのこと)。
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- bougainvillea
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従軍といえば、石川達三「生きている兵隊」ですね。 戦前は発禁処分になりました。
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ありがとうございます。 戦地のレポートを生々しく書いたレポートは少ないですよね。 「ペン部隊」の従軍記者の書いたものをいくつか読んだのですが、当たり障りのないものや戦地における平時を扱ったものがほとんどでした。 そういった意味で貴重ですし、勇気ある行動といえますね。
- Sasakik
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#2です。 ヒコーキ好きなら忘れちゃいけない作家がいました。 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 言わずと知れた「星の王子様」の作家です。 第2次大戦中にアメリカに亡命、空軍へ志願して北アフリカ戦線へ赴くも着陸失敗で飛行禁止処分を喰らう。懲りずにあちこちに手を回して復帰してコルシカ島に派遣されたもののフランス内陸部への偵察に出撃後、行方不明。 後に、「サン=テグジュペリ作品の愛読者だ」という元独空軍パイロットが名乗り出て「長い間、あの操縦士が彼では無い事を願い続けた。彼だと知っていたら撃たなかった」と証言したとのこと。
お礼
ありがとうございます。 世界的に有名ですよね。
- nebnab
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軍人として戦争に参加した作家でもいいのですよね。 司馬遼太郎は陸軍の戦車連隊小隊長として満州に行っています。 豊田穣、阿川弘之は海軍士官。 今東光も中年になってから海軍に徴兵されています。 島尾敏雄も海軍出身じゃなかったかな。 丸谷才一も陸軍にいたと思います。 他にもいっぱいいそうですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 司馬遼太郎や丸谷才一が従軍していたとは、考えたことがありませんでした。 今東光は「兵隊ヤクザ」がありますから、なるほど、という感じですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 残念ながらイアン・フレミング以外、知ってる作家がいませんでしたが、冒険小説の世界では軍人上がりの作家って一般的なんですね。 参考になりました。