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実験計画法と田口メソッド、多変量解析について
以下、具体的な展開を教えてください。 R.A.Fisherの「実験計画法」(Design of Experiment)や「田口メソッド」を利用または応用されて成果を上げておられる方は、適用分野とどのようにされておられるかをお教えいただけませんでしょうか。 「多変量解析」の応用例についてもよろしくお願い申しあげます。
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- gukky
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回答No.1
成果を上げているかどうかはわかりませんが、私の経験です。 どちらも特性値(出力として規定したい値)に対して影響があると思われる要因が多数ある場合に、どの要因が出力に対して影響が大きいかを求めるのに有効だと思います。 特に田口メソッドは、特性値と要因との関係を求めるのに必要な実験の回数を他の方法に比べて大幅に減らすことができ、かつどの要因がどの程度影響しているかを統計学的に求めることが出来る点で素晴らしい方法です。 で、質問の意図としては、どのような分野に適しているかということだと思うのですが、特性値と要因との関係が不明で推測も困難で、且つその関係を求めるための実験に要する時間がかかる場合に適しているのではないかと思います。 ただ、要因を変動させる幅や何を要因(制御因子と誤差因子)にするかなど、ノウハウに関する部分もあり、必ずしも思ったような結果が得られるわけではないようです。 例としてよく挙げられるのは、農業分野の品種改良や新しい特性を持つ材料を開発するときに有効だと言われています。 ただ、自分ではそれほど大きな成果が出ているとは思っていませんが、要因の指定を決まった方法で行うことで、ある程度の分析はできるので、たまに使うことはあります。
お礼
ありがとうございました。 8ヵ月余にわたる研修で勉強したのですが、改善は日頃できることからやって残されているのは難問で結局、高度な手法を学んでも解決に利用できませんでした。 そのような経緯から質問させていただきまして、品種改良を研究されている人にアクセスするというヒントを頂戴し、喜んでおります。