ジョー・ディマジオはなぜ連続試合安打記録を作れたのですか

質問

ジョー・ディマジオはなぜ連続試合安打記録を作れたのですか
ジョー・ディマジオは、アメリカのメジャーリーグの56試合連続安打という記録を作っていますが、
メジャーに昇格する前に、マイナーリーグでも61試合連続安打をしているそうですが、
なぜ彼は連続試合安打記録を作れるのですか。

回答No.1

nep0707 · ベストアンサー

昔、Sports Illustratedでディマジオの56試合の足跡を詳しくたどった記事を読んだことがありますが、ちょっとうろ覚えなので間違っていたらすみません。

「実力と運」これしか言いようがないですねぇ。

ディマジオはもちろんバッティングの技術はあったわけですが、
打者には必ず好不調の波と言うのがあって、
56試合も好調が続くことはいくらディマジオでも考えられません。

56試合のうち途切れそうになったピンチも何度かあって、
最終打席でやっとヒットを打った、なんてことも何試合かあったと聞きます。
一度など、ヒット性の当たりを相手チームにいた弟のジム・ディマジオがファインプレーで好捕、
なんてこともあったそうです。この時もなんとか次の打席でヒットを打って事なきを得ましたが、
ジョーは「これでファンはプロ野球に八百長なんてないことが分かったと思う。だけどひどいぜ、ジムとは今夜一緒に食事することになっていたんだからな」と苦笑したとか。

30試合以上の連続安打となると、かならず調子が落ちる時が来るので、
その時に雨で試合が流れたり、たまたま当たりが野手の間に落ちたりなどの幸運が続くうちに
再び調子が上向く、という運の強さが必要だといわれています。

お礼

ご回答ありがとうございました。

回答No.2

IXTYS

＃１の方が『sports illustrated』からの抜粋で当時のいきさつを解説しておられます。　私は彼の通算成績の中から何故1941年あれほど集中して好結果を残せたのかを追ってみたいと思います。

(1) 　彼にとって1939～1941年が生涯で最高潮の時期だった。
1914年生まれで、1936年ヤンキース昇格。　39年、40年と首位打者に輝いており、39年の0,387は生涯最高打率です。　連続安打の記録を残した年の暮れに第二次世界大戦が起り、翌年から米国でも野球人気は陰りを見せ始めます。　彼は43年徴収され、3年間の軍隊生活を送ります。　30才前後と脂の乗り切った全盛期でした。

(2) 　彼は長距離バッターにも拘わらず三振が非常に少ない。　添付した彼の通算成績でも示すように13年間で僅か369．　年間平均28．　しかもこの年は僅か13．　ホームランを30本以上打つバッターにしては驚異的に少ない数字です。　バットコントロールが優れていたものです。　彼はヒットを打つだけではなく、四球も平均61選んでおり、この年は76と最高に多い年でした。　やはり、この年が彼にとって最高の年だったのです。　

(3) 　忘れてはならないのがライバルの存在です。　彼がこの偉大な記録を残した年にはもうひとつ偉大な記録が残っています。　レッドソックスに入団した22才の若手選手が彼にやる気を起こさせます。　その名はテッド・ウィリアムス。　彼はこの年打率四割六厘を記録。　現在までで最後の四割バッターとなりました。　

●　ジョー・ディマジオ選手の通算成績
http://www.baseball-reference.com/players/d/dimagjo01.shtml?redir

お礼

ご回答ありがとうございました。