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中国経済が日本に勝つ理由
どうして中国は日本に経済で勝つようになったのか?それをとある友人にききました。1人の友人は、技術とかそんなもの以前に中国には収益システムがあるから。といいました。収益力があるところには、技術も優秀な人材も集まるというのです。技術だ、人材だと日本はいうけれど、中国は 元の切り上げを世界からさんざんたたかれても絶対守ってきた。プラザ合意で製造業の命綱を自ら切った日本とは違うというのです。これだけ、為替が乱高下すれば、製造業も、サービス業も、会社が長く存続はできないというのです。みなさんはどのようにお考えですか。
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- rikukoro2
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根本を突き詰めればNO1の回答につきます。 中国は安い人件費を武器にした製造工場が主力です。 技術も優秀な人材も集まるというのは違うと思います。 それに『元の切り上げを世界からさんざんたたかれても絶対守ってきた』というのは違うと思いますよ。 米国が中国に強行手段に出れないのは、こんかいの特殊な状況が関係してます。 今回、米国発のサブプライプが原因で米国経済は崩壊しました。その為米国は多くの国債を発行し、その多くを中国が引き受けています http://www.afpbb.com/article/economy/2540806/3534433 つまり今回不況のために発行した米国債を引き受けている以上強くは出れない状況にあります しかしこれだけ人民元を固定してるにも関わらず今回、中国貿易は赤字です http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE3E2E2E0808DE3E2E2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2 対し日本は、これだけ円高にも関わらず貿易収支は黒字ですからねぇ・・。 日本も経済成長を遂げた時代は1ドル350円の固定の時代があったからこそです。 中国の場合これだけ人経費が高騰してしまうと今後の経済は下降の一途をたどると思います
- nazca091
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格差社会が国家によって制度化された社会だからといえるでしょう。 ごく一部の金持ちとその他すべての貧乏人という構成は、資本家と労働者の関係にそのまま当てはまります。 日本は中産階級を拡大することで高い技術力と品質を誇るmade in japanというブランドを作る事が出来ましたが、かつては安かろう悪かろうの代名詞のように捉えられていた時代もありました。 中国製品は、安かろう悪かろうそれがどうした?と居直ったような物です。 皮肉な事に日本が作り輸出した産業機械が、そんな中国製品にもそこそこの品質を保証しています。 後は人件費の問題であり、無尽蔵とも言える低所得者層が低コストを約束しています。 ですが内需の原動力となる中産階級を育てず、輸出のみで儲け続けるこのシステムは長続きはしないでしょう。 日本もかつては似たような事をしてたのですが、世界は不景気の真っ只中で日本だけが儲け続けられたのはその人口が多すぎず少な過ぎず丁度いい規模だったからです。 欧米を中心とした購買力をもつ10億人の市場を相手に価格競争が出来たのは日本の人口が1億人程度だったからで、極端な事を言えば日本人1億人を豊かにする為に10億人が貧乏になったと言えるでしょう。 そして豊かになった日本も安物に市場を席捲される側になったわけですが、10億人に日本の1億人を足しても11億人にしかならず、これらが貧乏になっても中国人13~4億人を豊かにする事なんて不可能です。 中国人が豊かになる前に世界の生産工場はインドからアフリカへと移って行くのは確実です。 さらに中国社会の不安要素は1人っ子政策によるアンバランスな世代分布が生み出す超々高齢化社会の到来があります。 日本はやがて若い世代が1人当たり1人の高齢者を支えなければならなくなりますが、中国は高齢者10人を1人の若い世代が支えなきゃならなくなるでしょう。 中産階級を育てない中国型経済発展が、行き詰まるどころか空中分解を起こす日は遠くない気がします。 今の中国は、巨大化を続けて絶滅への道をひた走る恐竜の様なものだと言えるでしょう。 翻って日本は成長期を終えて、7~80年代の欧米の様に高い失業率と税率と付き合って行かねばならない段階です。 さらにエネルギーや食糧問題を考えた時に、成長期の様な産めよ育てよとは言ってられない時代になるでしょう。数字はいい加減な想像ですが日本の人口は8000万人程度に抑制するのがちょうどいい感じになるのではないでしょうか。 そう考えるとここ20年余りの失政の結果とも言える出生率の低下による人口減少は、実は国策として行われた日本のダウンサイジングだったのではないかと思えてきます。
- anorack
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もう既に答えの一つが出ているじゃないですか。 >元の切り上げを世界からさんざんたたかれても絶対守ってきた。 農民戸籍と都市戸籍で代表されように、自国内に、農村部という、 かなりの低賃金で働かすことが出来る労働者を大量供給出来る植民地みたいのをつくった。 インフラ整備は、日本のばらまきとは逆の、沿岸部などの特定の地域に集中的に実行。 工業団地の建設、農民の土地を有無も言わさず強制収容。 反対運動徹底的に弾圧。情報統制も。 日本とは逆で政策実行プロセスのフットワークが軽く、何でも出来る、 共産党一党独裁体制だから。 そんなとんでもない国で製造された部品を組み込んだパソコンで 回答を書き込んでいるのだが・・・。
- gungnir7
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収益システム?というのはあまり聞き慣れない言葉ですが、 その他のことは概ね、その通りですよ。 日本は米国の属国になることで大国になることができました。 日本へ技術と資金をもたらしたのは、第二次世界大戦でこてんぱんにされたアメリカです。 アメリカは日本が復興期の間は金を貸し付け、しこたま儲けました。 日本の貿易力が高くなると今度はプラザ合意で日本をけ落とします。 あの手、この手で日本にたかり続け、日本人の稼いだ金はアメリカに流れます。 日本はアメリカの属国なので仕方ない面がありますが、 基本的に日本は超大国には勝てないのです。 超大国とは人口、国土、資源の豊富な国です。 これらの要素を兼ね備えているのはアメリカ、ロシア、中国、ブラジル、インドです。 今は遅れているブラジルやインドにも抜かれるのは確定的です。
お礼
なるほど。いずれはフィリピンのようになるのでしょうか。超大国になれないにしても、普通の国になれればいいのですが。ありがとうございました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
- ベストアンサー率22% (4373/19606)
人口が日本の10倍もいるのだから総額で勝って当然でしょ。
お礼
ありがとうございます。とてもわかりやすく納得できました。日本がそのようになるのはとても残念です。なんとかフランスのような普通の国になれないものでしょうか。