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簿記一級 分配可能額について

簿記一級 分配可能額について 日商簿記一級を勉強している者です。 分配可能額というものがよく分からなかったので質問させていただきます。 分配可能額を求める際の剰余金に対しての調整項目がいまいちよく分かりません。 ここで剰余金を調整する意味は何かあるのでしょうか、 特にのれん等調整額については詳しい理論も書かれていませんでした。 なぜのれんの1/2と繰延資産の合計額と資本等金額を比較させるのでしょうか。 何卒ご教授のほどよろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • otonen
  • ベストアンサー率75% (12/16)
回答No.1

こんにちは。 会社法になってから剰余金の配当を理論上は何度でも出来るようになったため、分配可能額の計算がかなりややこしくなってしまいました。 のれん等調整額について簡単に解説させていただきます。 まず、繰延資産を調整する理由は、繰延資産はあくまでも会計処理上の産物であり、費用を繰延ているにすぎません。そのため、財務諸表上は資産として計上しているけども、分配可能額を計算するうえでは、費用として処理したことにする(=分配可能額を減らしてやる)ため、調整が必要となります。 では、なぜのれんだけ1/2かといいますと、私の記憶では、理論的な根拠はなかったと思います(もしあったらごめんなさい)。会計上、のれんは将来の超過収益力を根拠に計上されておりますが、その反面、やはり費用の繰延の側面があります。私の場合は、この「将来の収益UP」と「費用の繰延」という2面性を有しているため、繰延資産のように全額ではなく、1/2だけ調整しましょうという理解をしております。 このように会計上資産となっているけど、その性格は費用の繰延としての性質を有する上記の資産に関しては、資本等金額で担保されていない金額を分配可能額の算定上、マイナスしてあげる処理が必要となります。 頑張ってください!

yomisuke
質問者

お礼

とても明瞭に「超過額」という意味が理解できました。 費用的性質を有しているというのがポイントだったんですね。 ご回答有難うございました。

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