昔、アニメは1コマ1コマ手描きでパラパラ漫画風な制作でしたよね？

質問

昔、アニメは1コマ1コマ手描きでパラパラ漫画風な制作でしたよね？

では、今のアニメはどうやって作られているのでしょうか？

回答No.2

tama80ji · ベストアンサー

はじめまして。

基本的に今も昔も同じです。
No.1の方が紹介したシステムが開発された時に「アニメの動画マン」は不要となるような論調も生まれましたが、現実は変わりません。
何せPCのソフトウェアで計算した動きは均一化してメリハリがないので、日本のリミテッドアニメには不向きです。
日本のアニメは均等割システムではなく、動きの種類で枚数を変更します。つまり動きもデフォルメしています。
元々フルアニメ（1秒間24コマ）に対してリミテッドアニメ（1秒間4～12コマ）で一つの動きを表現しなければならないので、ゆっくりした動きには枚数を多くし、早い動きの時には枚数を減らして「抜く」このような手法が採用されるようになりました。

このような動画自動生成システムは、フルCGのアニメには使用されますが、どうしても動きが均一化するので、すぐに見て判ります。
モーションキャプチャーによる動画生成もありますが、やはりメリハリがなくヌメヌメした動きになりがちです。これは最も現実に近いのですが、人間の脳はそう受け取りません。
つまり人間の視覚と脳はゆっくりとした動きは正確に認識するけど、素早い動きはかなり間引いて認識するからです。
なのでモーションキャプチャーしたものをそのまま利用するのではなく、若干動画に手を入れてメリハリをつけた方が「自然」に見えると言う逆転現象が発生します。

お礼

ご説明ありがとうございました。
今も昔も同じなのですね!?ちょっとびっくりしました。
これだけパソコンの技術が進んでも昔ながらの方法で描かれたものがいいのですねぇ

回答No.1

DIooggooID

手書きアニメ　の場合には、　昔も今も　同じ作業手順です。

ＣＧアニメの場合、最初　と　最後　の　１シーン　を与えると、
その間の動画部分を、ソフトウェアが自動で補間するようなものがあります。

http://ns.aid.design.kyushu-u.ac.jp/sotsuken08/abstract/2DS07115Y.pdf

http://ketsuage.seesaa.net/article/128492579.html

お礼

ご回答ありがとうございました。
最初と最後を指定するだけで間を補間してくれるなんて…現代技術恐るべしですね!