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浦島太郎は、なんで玉手箱を開けておじいさんにならなければならなかったの

浦島太郎は、なんで玉手箱を開けておじいさんにならなければならなかったのでしょうか? 亀を助けたにもかかわらず。 ただのおはなしであって、理由なんか無いのかもしれませんが、 もしそこに教訓があるとすればどんなことでしょうか。

みんなの回答

noname#180604
noname#180604
回答No.7

浦島が行った竜宮城・桃源郷は、 働かずとも、贅沢な食事、女達との快楽、乙姫様との愛、名誉名声、 そんな「正」ばかりの場所です。 人間は↑を求め、苦しい労働を一生、しなければなりません。 また、↑を得るために、多大な犠牲を払うものです。 (たとえばイチローの名声の裏には、  血のにじむような練習、練習、努力、、そのための家族の犠牲があります。) ところが浦島は、たまたまカメを助けただけで、 人生の快楽の全てが手に入ってしまいました。 いわば、1000億円の宝くじに大当たりしたようなもんです。 そんな浦島が裸一貫で地上に戻り、次はいったい何を目標に生きていくのでしょうか? また元のように働くことなど本当にバカバカしく感じるだろうし、 地上での生活は、一度快楽を味わった彼にとっては地獄のように思うでしょう。 となると、もう死ぬか破滅かしかありませんね。 ですので、玉手箱の中身「老い」は、せめてもの乙姫様からの慈悲なのかも知れません。 そういえば、宝くじに大当たりした人って、 その直後に何らかの不幸があると聞いたことがあります。 ですので、「人の富や名声を羨ましがることはないよ」ということ、 それから、、、まあ、いろいろ、読みとることはできるかな?

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.6

「絶対に開けてはいけません」というパターンの場合ですが、もし浦島太郎が、陸に上がって今までと全然違う世界に溶け込み幸せに暮らせるなら、開ける必要がありません。もちろん、開けたい欲求もあるでしょうが、開ければ自分の新しい幸せが逃げていくことは多分太郎も分かっていたはずです。 ところが太郎は帰ってきた新しい社会になじめず、途方にくれてしまいます。自分に残ったのは玉手箱だけ・・・ 絶望とあきらめ、そしてすがる思いで玉手箱を開けたのだと思います。 開けると太郎は今の社会で自分があるべき姿(つまり老齢)になり、つかの間の幸福感と共に死を迎えられたのだと思います。 この話の教訓は、いいことばかりと思っていてもそれを選択した途端に捨てなければならなくなるモノもあるのだ、ということだと思います。 太郎は、夢のような竜宮城での生活を得たために、自分と社会とのつながりをすべて失ってしまったのでしょう。 姫様はそれを分かっていて、もし一度失った社会ともう一度つながりを取り戻し幸せを得られたなら、玉手箱は開けないだろう。という思いをこめて持たせたのだと思います。

spyvsspy
質問者

お礼

>いいことばかりと思っていてもそれを選択した途端に捨てなければならなくなるモノもある は、面白い教訓ですね。これは『途方に暮れたら開けなさい』パターンにもあてはまるので、とても興味深いです。  しかもどちらのパターンでもいえることですが、竜宮での体験は太郎が選び取った、というよりも半ば強制的に巻き込まれてしまった感があります。これは恐ろしいようですが自らの人生を振り返った時、まさにその通りと思える節が多々有ります。phjさんの回答とあわせ、今後の人生を考える上で面白い材料だと思いました。 ありがとうございました。

  • kendosanko
  • ベストアンサー率35% (815/2303)
回答No.5

新説ですが、 あれはおじいさんになっているわけじゃなく、 玉手箱を開けたとき、海水が誤って入り、 中に入っていた殺虫剤のバルサンが自動点火したため、 そのバルサンが体中にかかって顔や髪が白くなっただけです。 さっき海中から上がってきたので、玉手箱が濡れていたんですよ バルサンは竜宮城の人たちが地上のダニのノミの多い生活を 心配して入れてくれた贈り物です。説明書が中に入っていたんですが。 それを読まずに、バルサンが自動点火してしまいました。 教訓として、 バルサンをたくときは、水に気をつけ、 ちかづかないようにしましょう ということです。

spyvsspy
質問者

お礼

 ありがとうございます。 太郎のその後がいちばん気になっていたので。 でもバルサンだったならしばらく苦しいでしょうが、安心ですね。 害虫がいなくなった太郎はこれから見知らぬ未来都市をさまよいます。 がんばれ!

  • mibm
  • ベストアンサー率36% (4/11)
回答No.4

亀を助けてくれたやさしい人間を乙姫様はとても 気に入り、永遠に一緒にいたいと思っていたのに 浦島太郎に里心が芽生えてしまった。 どんな言葉で説得しても、多分理解出来ないだろうし このまま、里心が付いてしまった青年を置いておくのも 忍びないし、心は乙姫様から離れてしまった… そもそも、彼は人間界のもの。 可愛そうなので本人の言うとおり、元の場所に戻す事を 乙姫様は決心したが多分知り合いもいなく、自分の家も 無いかもしれない。 そんなときに現状を玉手箱を開けて理解して欲しい… という、乙姫様の悲しい心情だと思います…

spyvsspy
質問者

お礼

すばらしいです。素敵な回答ありがとうございます。 ただ、人間界ではかなりの時間が経っていることを太郎が竜宮を去る前に一言あってもいいんじゃないか、とは思いますが。  でも帰りたがってる男を引き止めること自体が美しくない ということかもしれませんね。 丁寧に答えて頂いてありがとうございます。

  • roku_bird
  • ベストアンサー率20% (9/43)
回答No.3

教訓かどうかはわかりませんが。 浦島太郎は、竜宮城でながいこと楽しく暮らしていましたが、それはまるであっというまの感覚で、帰ってきた時には、そんなに長い年月がたっていたような気がしませんでした。 それは乙姫さまが、とっていたはずの歳を玉手箱の中に封じておいてくれたからです。開けたら一巻の終わり。 ダムで水をせき止めておいたのが、水門を開けてだーっと流れ出てきちゃったようなものですね。 あるいは徹夜仕事のときに、カフェインやら脳内物質やらのおかげでばりばり仕事をして、やった完成だ!と思ってしばらくすると、たまっていた疲れや眠気がどーっと出る……みたいなものですかね。

spyvsspy
質問者

お礼

ありがとうございます。このお話にはいろんなパターンがあるみたいですが、わたしが聞いたCD版日本むかしばなしのストーリーだと、 玉手箱を渡すときに 陸に帰って、もし途方にくれてしまったら、この箱を開けなさい という話でしたので。

回答No.2

恐らく、竜宮城にいた期間より遥かに年月が過ぎていたので、その分年を取らせたのでは無いのでしょうか。 またお姫様は、この箱を決して開けてはいけない、、、という忠告を無視し、開けた事から察すると、お姫様は人間の欲望を計ったのでは、と思います。

spyvsspy
質問者

お礼

ありがとうございます。このお話にはいろんなパターンがあるみたいですが、わたしが聞いたCD版日本むかしばなしのストーリーだと、 玉手箱を渡すときに 陸に帰って、もし途方にくれてしまったら、この箱を開けなさい という話でしたので。

回答No.1

「絶対開けてはいけません」と言われると人間だれでも開けたくなるものです(笑 人間の弱い心理を突かれたのでしょうね。 教訓としてならば・・・ ダメだよと言うことはダメなんですよ。 それを守れないと手痛いしっぺ返しがありますよ。 ・・・ってことでしょうか。

spyvsspy
質問者

お礼

ありがとうございます。このお話にはいろんなパターンがあるみたいですが、わたしが聞いたCD版日本むかしばなしのストーリーだと、 玉手箱を渡すときに 陸に帰って、もし途方にくれてしまったら、この箱を開けなさい という話でしたので。 確かに絶対開けていけない、だとそうなりますね

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