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強電解質の溶液の方が伝導率が上がるのはなぜですか?
強電解質の溶液の方が伝導率が上がるのはなぜですか? 当たり前の質問ようですが、これはなぜなのでしょうか? 通常、溶液の抵抗を測るために、電気二重層による効果を避けるために、100 kHzほどの高周波領域を用います。 しかしながらこのような高周波領域では電気二重層の充放電はおろかイオン伝導すらも追随せず、溶液抵抗を決めるのは水分子配向分極だけだと思います。 そうだとすると電解質強度によって溶液の伝導率が異なるのはなぜなのでしょうか?
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ひょっとして何か誤解されているような感触を受けるのですが?? イオンがどのくらいの速度で移動するか計算したことありますか? 0.5mol/Lの強電解質が溶けている断面積100cm^2の水溶液に10mA(0.01A)の電流を流す時、任意の断面を考えるときその面を通過するべき電荷の量からイオン一個の移動速度は計算できるはずです。以前計算した時の記憶ですが、数mm/min程度だったような。 イオンが電荷を運ぶとは言ってもイオン自体はほとんど動いていないのですから、電気抵抗(導電率の逆数)は、電場内に伝導物質(金属・正孔・イオン)がおかれたときの荷電粒子の追随で、先の断面を何個の電荷が通過しうるかという問題ですね。断面にたくさんの荷電粒子が存在すれば電気抵抗は減少し、電子の移動速度は遅くなる。
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- c80s3xxx
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回答No.2
そもそもそんな周波数では測れませんが.ふつうは数百からせいぜい数kHzくらいで測ります.イオンの移動が律速するあたりです.