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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:炭酸ナトリウム)
炭酸ナトリウムの熱分解とは?説明まとめ
このQ&Aのポイント
- 中学2年の質問者は、化学の学年末試験に向けて炭酸ナトリウムについて悩んでいます。特に、炭酸水素ナトリウムの熱分解について理解したいと思っています。
- 炭酸水素ナトリウムの熱分解は、次の反応式で表されます:2NaHCO3 → CO2 + H2O + na2CO3。この反応では、炭酸水素ナトリウムが炭酸ガス、水、および普通の炭酸ナトリウムに分解されます。
- 炭酸ナトリウムの説明では、炭酸ナトリウムが強塩基のナトリウム水酸化物(NaOH)と弱酸の炭酸水素(H2CO3)からなる塩基性の物質であることがわかります。つまり、炭酸ナトリウムは塩化ナトリウムと炭酸水素からなる塩の一種です。
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質問者が選んだベストアンサー
NaHCO3とNa2CO3が出来る反応を考えてみましょう。これらの塩は、炭酸(H2CO3)と水酸化ナトリウム(NaOH)の中和反応で生じます。炭酸は H2CO3 ⇔ H+ + HCO3- HCO3- ⇔ H+ + CO3(2-) の二段の解離をします。この二つを合わせると H2CO3 ⇔ 2H+ + CO3(2-) となります。 一つ目の式にNaOHが共存すれば H2CO3 + NaOH → NaHCO3 + H2O 三つ目の式にNaOHが共存すれば H2CO3 + 2NaOH → Na2CO3 + 2H2O となります。実際にはどちらか一方だけが起きるわけではありませんが。 説明の意味としては、強塩基であるNaOHと弱酸であるH2CO3が反応してできるNa2CO3(およびNaHCO3)は中性よりも塩基性側の塩になるということでしょう。
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- ziziwa1130
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回答No.2
No.1の回答者様の回答に補足です。 炭酸(二酸化炭素に水が付加したもの)が弱酸ということは、水溶液中で水素カチオンと炭酸アニオンに完全電離しているのではなく、炭酸分子として存在する割合が比較的多いということです。水酸化ナトリウムが強塩基だということはほぼ完全にナトリウムカチオンと水酸化物アニオンに電離しているということです。つまり、例えば炭酸1molと水酸化ナトリウム2molで完全中和された状態であっても、水素カチオン数<水酸化物アニオンという結果になり、塩基性を呈するということです。