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税務申告について
法人会社を経営しております。 これまでは、期末決算の申告のみ全て税理士にお願いしておりましたが、税理士を頼まず自分で決算書を作成し、税務署に申告というとは 実際可能なのでしょうか? その際は、決算用税務会計ソフト等を使用しないと出来ないものでしょうか? 当社では、経理じまん、売上仕入じまんの会計ソフトを使用しております。 経費削減の一環として検討しております。 宜しくお願いします。
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- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
経費削減の相談を税理士事務所へすべきです。 その上で、削減できるものが見つかれば実行すればよいでしょうし、それでも足らないのであれば、税理士報酬や監査役報酬についても協力を求めれば良いでしょう。 単純に安くしてというのは、相手もいやがるでしょう。 公認会計士は無試験で税理士になることが出来ます。ただ税理士になるためには税理士登録(高額な入会金や年会費)を会計士分とは別に払っているのでしょう。 公認会計士が税理士登録せずに税務申告代理は出来ませんからね。 ただ、税理士になるための試験勉強は、会計と税法です。しかし、会計士になるための勉強には経営学なども行っているはずです。顧問が会計士であれば、費用は捻出できませんが、経営コンサル的なアドバイスが欲しいと伝えてみてはいかがですかね。
- gutoku2
- ベストアンサー率66% (894/1349)
>これまでは、期末決算の申告のみ全て税理士にお願いしておりましたが、 > 税理士を頼まず自分で決算書を作成し、税務署に申告というとは >実際可能なのでしょうか? 可能です。 税理士は、依頼されて税務申告を行い、その手数料を取る事を国から認められた 資格です。 (税務申告をする為の資格ではなく、税務申告手数料を得る資格です) つまり、自らの税務申告を本人(会社においては、その従業員)が行う事は 当然のことです。 税理士に依頼しない税務申告は、特段珍しい分けではありません。 (実際問題として) 昨年の、御社の申告書(税理士に作成して頂いた)を見て下さい。 その申告書を見て、少しでも良いので記載の意味が分かるのであれば、ハード ルは低いと思われます。挑戦してみて下さい。 しかし、何が記載されているのか全く理解できないのであれば、ハードルは高 いですので今年は諦めて、1年間勉強して来年から挑戦しましょう。 >決算用税務会計ソフト等を使用しないと出来ないものでしょうか? 税務申告ソフトは、申告の知識が無いと使用できません。 (ある程度の知識があれば、敷居は低いですが、申告書を見て何が記載してある か分からない場合は、ソフトを使って申告する事は不可能です) >経理じまん、売上仕入じまんの会計ソフトを使用しております。 これは、会計(帳簿)の為のソフトです。このソフトから出力された内容を 税務申告に転記(自動・手動)し、申告書をアウトプットするのが税務申告 ソフトです。 会計ソフトからのアウトプットから、完全自動に申告書は作成できません。 >経費削減の一環として検討しております。 自分で税務申告する事は ◯御社の財務内容を、より深く理解できる ◯納税額の概算を、かなり早い時期に算出できるので資金繰りが効率的 ◯税理士への委託料(報酬)が必要ない。 メリットがあります。 デメリットは ◯税務調査時に、税理士の立会なしである。 (税務署員の質問に、一人で対応するのは心細いものです) ◯税法の内容を知らないため、節税アドバイス等を受ける事ができない。 (税制改正内容を自分で調べなければならない) ◯申告内容は全部自分の責任 (税理士の責任にできません) 税務に関する勉強をすれば、全部自分で出来、特段の問題は発生しません。 コストが一番大事であれば、勉強して自分で申告する事をお奨めします。 税務調査が心配ならば、税理士にご相談されることをお勧めします。 税務に関する自信が無いのであれば、税務申告にかかる時間を営業活動に 振り向けた方が効率的です。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 メリット、デメリット大変参考になりました。 税理士の委託報酬の相場がよくわからないため、質問しました。 ちなみに、期末の税務申告のみ委託(月々はみてもらってません。)+監査役として30~35万程かかってます。当方の税理士は公認会計士の資格も持っているようです。 確かに、税務調査時に税理士が立ち会ってくれるのは心強いです。 自分でも勉強してみます。 ありがとうございました。
- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
私は税理士事務所の元職員(無資格)で、現在会社経営しております。 私の会社では、私自身で各種税務申告書類を作成しており、税理士への依頼はしておりません。 ですので、今までの申告書類の作成方法を含めた理解力を持てれば、ご自信での申告は可能でしょう。法的にも税理士への依頼は必須ではなく、原則本人による申告です。 ただし、経営者であればお分かりでしょうが、定例的な取引が多いことは事実ですが、定例的な取引でない特殊な取引などが発生した場合にご自身で処理できるかが問題でしょう。 経理などは、会社ごとの慣例的な方法も含まれますし、簡単に相談できるものでないことがありますからね。 お使いの会計ソフトがどのようなものかわかりませんが、市販の会計ソフトの多くが法人の税務申告に対応していないでしょう。 申告書類作成ソフトは通常会計ソフトの10倍以上だったりしますので、ご自身で行うためには、手書き計算でしょう。 安価なソフトも知っていますが、手書きが出来ないような人では扱えないソフトとなりますね。 税理士へ依頼すると、税務署からすれば計算の誤りはまずないと判断するでしょう。税理士の署名があるだけで評価が異なると思いますよ。税務調査の頻度が増えるかもしれませんね。 私は、PDF編集ツールとスキャナーを併用して、申告書のすべてを印刷するようにしています。見栄えは税理士並みですが、税理士の署名はありません。ですが、計算の誤りや疑われるような処理をしないように心がけているためか、税務調査を創業から8年受けていません。 税理士は特例など詳細な知識を活用して顧問先の申告を行います。通常の手引きなどでは同じレベルにはなりません。税理士が作成しても素人が作成しても、例外・特例規定を駆使しても原則のみの方法でも、どちらも正しい申告ですが、納税額などは異なるでしょう。 税理士の報酬は自由化されています。中には安価で受けてくれる税理士もいるかもしれませんよ。
お礼
お礼遅れて申し訳ありませんでした。 丁寧なご回答ありがとうございました。 税務調査が8年も受けてないとは、うらやましいです。 当社も平均すると7年に一度くらいです。 現在の税理士とは、ほぼ創業依頼20年ほどのつきあいになるため、 簡単にお断りするのも気が引けることもありますし、税務調査の際は心強い点もあります。 税理士の報酬は自由化されているということなので、一度委託報酬について相談してみます。 大変参考になりました。ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありませんでした。 ご意見ありがとうございました。 当方の税理士に関しては、法人のほかに個人の資産的なアドバイスを いただいたりしているので、一概に税理士報酬や監査約報酬が高いとは いいきれない部分があります。(一般的な報酬相場はわかりませんが。)単純に安くして、とはなかなか言い難いものですね。 ご意見ご参考にさせていただきます。 ありがとうございました。