アルデヒド脱水素酵素の命名法について

このQ&Aのポイント
  • アルデヒド脱水素酵素により、アセトアルデヒドは酢酸に変換されるが、なぜこの酵素の名前はアルデヒド脱水素酵素なのか疑問がある。
  • アルデヒド脱水素酵素による反応で、アセトアルデヒドから酢酸への変換が行われるが、この反応で水素は脱離しないため、アルデヒド酸化酵素という名前の方が適切ではないかと考えられる。
  • アルデヒド脱水素酵素の命名法について疑問がある。アセトアルデヒドが酢酸に変換される際に水素は脱離しないため、なぜこの酵素がアルデヒド脱水素酵素と呼ばれているのか疑問である。
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アルデヒド脱水素酵素 命名法について

生化学に関する以下の質問です。返信よろしくお願いします。 お酒を飲むと、お酒の主成分であるエタノールがADH(アルコール脱水素酵素)によりアセトアルデヒドとなり、さらにアセトアルデヒドはALDH(アルデヒド脱水素酵素)により酢酸へと分解されるという事は理解できたのですが、ここで、疑問が生じました。 アセトアルデヒドはCH3CHOという構造で酢酸はCH3COOHという構造であり、アセトアルデヒドから酢酸に変換する際に水素は脱離していないと思うのですが、なぜこの反応に関わる酵素がアルデヒド脱水素酵素なのでしょうか?むしろ、この反応ではO(酸素)が一つ増えているので、アルデヒド酸化酵素という名前になると思うですが、どうでしょうか? つまらない質問ですが、お答えいただけたら幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

反応機構をご存じないようですね。 アルデヒド酸化は以下のように起きます。 CH3-CO-H + H2O → CH3-CH(OH)2 → CH3-CO-OH + (H2) (H2)はNAD^+→NADH の略です。 大昔(1940年代)酸化は脱水素でしか起きないと思われていました。 酸素の同位体分子18O2を使うことにより酸素化酵素が見いだされて酸化には複数の機構があることが分りました。 「酸化酵素」にはどの様な反応機構かを明確にしない欠点があるので使われません。

Skyworldman
質問者

お礼

ありがとうございました。よく分かりました。 また、質問を寄せるかも知れませんが、その時はよろしくお願いします。

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