ファイトレメディエーションの現状

質問

植物を使った環境修復（ファイトレメディエーション）が一部で注目されているようですが、本腰を入れてやろうとしている（やっている）企業は日本にあるのでしょうか？
また、一般の人たちはどの程度興味を持っているのでしょうか？私は興味があるんだという方、どういう風に興味をお持ちか教えてください。

回答No.1

cobaco

国内、国外、企業、大学、それらの共同体で実際に開発が行われています。

○開発の視点：
　修復の効率を向上させるため、生物を多少なりとも改良する必要があります。仮にこの人為的に改良された生物が一般環境中に拡散した場合、どのように環境が変化してしまうかという事について、受け入れる社会によって大きく考え方が異なり、それによって開発の方向性も大きく異なっています。
　例えば日本国内のみを考えると、人為的に作られた生物については、閉ざされた系内での修復に用いるのは誰も反対しないと思いますが、一般環境中での使用となると、非常に抵抗が大きいと思います。従って開発についても、汚染された地域内で見つかった優位的な生物について、これを選択的に繁殖させて修復対策に用いる、という開発方法になります。もちろん受け入れる社会は時代とともに変化していきますので、開発側もこのような固定的な視点だけではなく、様々な視点から開発を進めています。

○問い合わせ先：
　修復対象によって多少異なりますが、例えば土壌や地下水については、参考URLに示す土壌環境センターに問い合わせると、いろいろなことについて教えてくれると思います。

参考URL：

http://www.gepc.or.jp/