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Willcomの今後予想
Willcom暦10年以上のユーザーです。PHS以外持った事がありません。 昨今の会社更生法適用のニュースを見て、Willcomの近い将来の予想をどう考えますでしょうか? できればこのまま再建してサービスを継続して欲しいと思いますが、その可能性はどんなもんでしょうか。 以前、アステルがサービスを停止したような感じで、携帯キャリアに吸収されてしまうのでしょうか。 キーワードは以下 ・会社更生法適用 ・次世代PHSのサービス開始(XGP) ・現行のユーザー ・新機種の開発 ・サービス停止 ・ソフトバンク 1年以内、3年以内を目処に予想を教えてください。
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NTTパーソナル以降の20年以上のPHSユーザーです。今年春にポケットWiFiを購入して使っている以外にケータイを持ったことはありません。 その間、NTTパーソナルの事業解散と、DDIポケットが親会社から売り払われたというのをユーザーの立場で経験をしています。 今回のWilcomについてはアステルなどと決定的に違う点があります。 ・社員のやる気。Wilcom社員は、DDIポケットから親会社KDDIに移籍できるのを蹴ってPHS事業を信じて残った人たちで、体に上げたような親会社の出向社員とはひと味違います。 ・単年度売上げとしては、黒字倒産であること。 今後については、単純に考えると、本来は収益部門と非採算部門に切り分けて、非採算部門を収束させるということになるのですが、Wilcomの場合、ココが面白いと思います。 収益部門は、旧システムのPHS事業となります。過去のNTTパーソナル、DDIポケットの遺産を引き継いでいて、基地局は設置がとっくに終わっていますし、基地局もちょっとしたケーキ箱くらいの大きさで維持費もたかがしれています。少ないユーザーで安い料金でも十分に採算が合いますが、低速なので「電話しか」できません。微弱電波なので、すでの病院や会社など、数多くの採用があるようです。お医者さんが使っているアレですね。 私はコレのユーザーになるのを希望しています。残存者利益の典型なので、新機種ラッシュのない安定した環境を期待できますし、何よりも電池の持ちと音声が良いというPHS本来のメリットを享受できるはずです。 高速の次世代PHSが、今回の破綻をもたらした不採算事業ですが、経産省やソフトバンクが狙っているのはこの事業とこれに張り付いているユーザー数でしょう。ソフトバンクは400万人のユーザーを飲み込めれば日本一のケータイ会社になれますし、経産省は国策技術のPHSは残したいはずですし。 一旦、新会社としてWilcom本体から分割して資金を投入して基地局を整備したのち、ソフトバンクの子会社から本体への吸収という流れになるかと。本体の小さいPHSをケータイに飲み込むのはカンタンですし、地上はケータイ、ビル内・地下・繁華街はPHSというのは、エリアの拡大方法としては楽な気がします。 私はこのユーザーにはなりたくない。ケータイに融合したPHSは、安全性の意味でも電池の持ちの意味でもあまり関わりたくないですから。でも、ユーザーになりたい、という人、多そうでしょう? 1年以内に会社の分割、3年以内にソフトバンクの子会社になった方が本体に吸収されるという形かな。 上場出来なかったのが破綻の直因ですが、その分、思い切ったやり方が取れます。 現在の債権は放棄させ(なので、京セラが慌ててますね)、身軽にした瞬間に、分割する2社とも、片方は利益率、片方は将来性と売上げで優良企業に変わります。 旧来のPHSユーザーは山の中や電車の中で使おうとは思っていませんから、公衆電話があったようなところで電話が使えるだけで十分なんです。NTTのドル箱の安心フォンのように、今後の高齢化社会を考えると、将来性もあると思うんですよね。PHSのもともとの生まれは、固定電話の子機が街中に出て行ったというものなんです。ユーザーを10分の1にして本来の姿に戻る方が良いと思います。
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- balong
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個人的な予想ですが <1年以内> 料金プランが大幅に変わる可能性があると思います。 ただ、半年は今の状態が続くと思いますが。 <3年以内> これは難しいですね。 携帯がパケット系の価格競争をしなかったら、安価なデータサービス等で生き残れるでしょう。TYPEGと呼ばれる通信規格と対応基地局が広がれば復権の可能性もあると思います。 マクロセルではデータ通信サービスはきついですし。 ただ、XGP・LTEなどの正式サービスが始まれば、太刀打ち出来ずに3年後に事業停止と他のキャリアによる加入者の吸収という可能性もあります。 ドコモはパケホーダイフル(MAX利用)で、128kbpsのPCデータ通信定額を実現していますし。 少なくとも3年は大丈夫だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 この先はなかなか厳しい現状の予想ですね。 長い間PHSを使用してきたので生き残って欲しい気持ちもありますが、時代の流れには逆らえないのかもしれません。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、分社化によって事業の再構築を図るというご意見は非常に納得がいくものでした。 僕もPHSの本来のメリットは携帯の使い勝手の中で埋もれていき、アピールできていないように感じていました。 通話と通信でPHSと携帯領域を使い分ける(ハイブリッド)で生き残りを掛けるという感じでしょうか。 まぁしょうがないと思いつつも表面上にWillcomやPHSの名前が消えていくのは寂しいと思いました。