お年寄りの投薬量が多いのは慢性疾患であること、またいくつかの慢性疾患を合併併発していて、それらを長期療法で治療していることが多いからだと考えられます。慢性疾患の多くは1回に30日間分の投与が認められていますので、薬をもらうのは1ヶ月に1回とういことになり当然、はた目にはそうとうな量にみえるわけです。現在では、高齢者の慢性疾患の場合、1日の薬の総量が「マルメ」というルールで制限されていますので、実際には適量に近づいているともいわれています。
若い人が通常医者に罹る場合、急性疾患が圧倒的で、普通「風邪」とかの場合、原則的に4日間投与になりますので、必然的に少量投与になります。いくつかの疾患を同時に合併しているケースも少ないでしょうし。
やっぱり、原則として薬は余分に飲む必要はないし、少なく合目的的に投薬できる医者は良心的といえるでしょう。
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