• ベストアンサー

コイルの逆起電力

パワーリレーをON/OFFするのに 12V→コイル→GND という接続で、12Vの電源が印加されたらリレーがONして5Vなり24Vが出力されるという回路を考えているのですが、この場合、逆起電力対策は考えなくてもよいのでしょうか? FETなどを利用してON/OFFする場合逆起電力によって破壊されないようにツェナー等を挿入すると思いますが、とくに制御が無い場合は対策無しでよいのでしょうか? この12Vがコイルだけでなく、システム電源として利用されている場合、対策をしないと12Vで駆動しているIC類を破壊してしまうようなことはあるのでしょうか??

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.5

逆起電力Vrってぇのは,Vr=-Ldi/dtだとゆうことはおわかりですよね. di/dtを小さくすれば無問題です. 12Vが電源だとして,12Vとコイル間にスイッチが入っていなければ,対策不要です. とゆうのは,12V電源にはパスコン(正確にはバルクキャパシタ)として大きな電解コンデンサが入っているはずです. 電源スイッチが切られると,12V電源は徐々に低下するからコイルに流れる電流も徐々に低下し,逆起電力の影響は気にすることはありません. 市販されている電源ユニットには,突入電流保護のためAC入力に直列抵抗等が入ってます. 電源が立ち上がって出力が出だすと,この抵抗をサイリスタやリレーでショートします. サイリスタはオン電圧が高いため,数100W以上の物では効率向上のためにリレーが入っている場合が多いです. そのリレーのコイルは出力に並列に入り,逆起電力の保護は何もありません. なお,12Vとコイル間にスイッチが入っているときは,逆起電力の保護としてコイルに並列にダイオードを入れます.

hide-study
質問者

お礼

上記、補足ではなく、お礼でした。

hide-study
質問者

補足

12Vとコイルの間にスイッチはありません。 DC-DCコンバータ出力の12Vを直接コイルに入力しています。 おっしゃられるように、DC-DCの出力には1000uやらのコンデンサがぼんぼんついております。 なるほど、スイッチでON/OFFするか否かが重要なのですね。 わかりやすい御説明、ありがとうございます!

その他の回答 (4)

回答No.4

うーんと,逆起電力と呼ばれるものがどうして起きるのかということを,体感的というのか,イメージしておくといいと思います. 要するにコイルの場合には磁束の形でエネルギーを蓄えていて,常に電流を一定に保持しようとします.スイッチがOFFにされても一定の電流を流し続けようとしますが,電流の流れる先が無い(インピーダンスが非常に高い)となると電圧が跳ね上がって無理やりにでも電流を流そうとします. このためリレーの電源をON/OFFするときにスイッチの接点で火花が飛んだりすることになります. 電源とスイッチとリレー,その他の負荷の接続関係を図にしてスイッチがOFFにされたときのリレーの電流の流れを描いてみると,分かりやすいと思いますが,電流の逃げ場が無くて可愛そうでしょう? その逃げ場としてリレーと並列にダイオードを入れてやるわけですね. リレーのエネルギー自体はなるべく高い電圧で放出させたほうが(なるべく大きな抵抗を負荷として放出させたほうが)早く無くなりますので,OFF時の「キレ」を考えるならダイオードと直列にツェナーなどを入れて高めの電圧で放出させた方が有利でしょうけど・・まぁ普通はそこまで問題にはならないのでダイオードで良いでしょう. あと,このときの電流を見ればわかるとおりで,電源を流れる電流がリレー分だけ急に減ることになります. このような急激な電流変化に対する電源そのものの安定度の影響や,コイルを流れる電流の増減と,配線の抵抗による電圧降下の影響などに十分配慮する必要があります.

hide-study
質問者

お礼

御説明いただいたスイッチとはコイルに印加する12V電源のスイッチですかね? コイルに12Vを印加することでONとなるスイッチでしょうか? (当方、C接点のパワースイッチを想定しております) 電流がリレー分だけ急に減るのは仰せられるとおりですね。 システム電源とリレーのコイルに使用する電源は分けて使用することとしました。 ありがとうございます。

  • IrGacria
  • ベストアンサー率65% (26/40)
回答No.3

逆起電力対策は必ずするべきです。オムロンのWEBサイトに良い解説があります。 5VだったらLにもよるのでしょうが、たいていは小信号用ダイオード1個で済む話ですよ。

参考URL:
http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/7.html
hide-study
質問者

お礼

まさにOMRONのリレーを使用するところでした。 ガイドを参考にさせていただきます。 ありがとうございます。

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.2

最低リレーのコイルに逆起電力吸収用のダイオードを挿入し、制御が無い場合でも対策します。 対策していないと周囲にノイズをばら撒きますので、通常は挿入するのが定石です。 ツエナー・ダイオードは耐圧が低いので、あまり使われません。 >この12Vがコイルだけでなく、システム電源として利用されている場合、対策をしないと12Vで駆動しているIC類を破壊してしまうようなことはあるのでしょうか?? パワーリレーの消費電流と12V系のバランスで決まりますが、軽微な消費電流の場合デカップリング回路を付けて使用しますので破壊しにくいですが、通常パワー系のリレー電源とシステム電源は別系統にして設計します。  

hide-study
質問者

お礼

ノイズを撒き散らす、たしかにそうでした。 ありがとうございます。 システム電源は別に作ることとしました。 安易に考えすぎでした。

  • Cupper
  • ベストアンサー率32% (2123/6444)
回答No.1

壊れる可能性は十分あります ただし最近の制御機器はそのあたりの対策が取られているものが多いので 良く確認してからダイオードを挿入するなどの対策をしましょう てか、そんな電源をシステムの電源として使っちゃダメ

hide-study
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 ダイオードを挿入いたします。 あと、コイルの電源はコイルだけに使用することとしました。 すいません(^^;

関連するQ&A

  • コイルの逆起電力

    コイルに+5V、-5Vのように電流の向きを変えて電圧を印加した場合、逆起電力が発生します。私は、毎秒数百回+-を切り替えたいのですが、どのくらい追従してくれるのでしょうか?毎秒数百回磁場の方向を切り替えたいと思っています。逆起電力が邪魔してうまくいかないのでしょうか?教えてください。

  • リレー逆起電力吸収でツェナーを使うとなぜ復帰早い?

    リレーでコイルがDC駆動の場合、逆起電力吸収のためにダイオードをコイルと並列に接続するのが一般的かと思います。 いくつかのリレーメーカーのサイトを見ると、ダイオードとツェナーダイオード(コイル駆動電圧+αのツェナー電圧)を直列につなぎ、これをコイルと並列に接続すると【復帰時間が早くなる】と書かれています。 これはどういう原理で早くなるのでしょう? 予想: 逆起電力がツェナー電圧になるとツェナーダイオードが導通しなくなるから? ダイオードだけだと逆起電力が0.7Vになるまで導通する。ツェナー併用に比べて、ツェナー電圧から0.7Vに下がるまでの時間長い...ということ?

  • コイルの性質 逆起電力

    (電源+)―(押しボタンスイッチ)―(リレーコイル)―(電源-) 上の直流回路でスイッチをOFFにした時にリレーコイルから逆起電力が発生すると思うのですが そこで質問なんですが。 1)スイッチOFFにすると、コイルが大きな電池のようなものになり回路が切断されていても、コイルを起点に電力を流そうとする力が働くと言う解釈であってますか? 2)逆起電力が発生しスイッチ間でアーク放電が起る時は電源+側のスイッチ接点からリレーコイル側のスイッチ接点に向かって放電が発生するのでしょうか? 3)スイッチ側にアークが発生すると言う事は閉回路になるという事だと思いますが、その際にまた電源+側と電源-側が繋がりそこも閉回路となり再びコイルに電流が流れ、逆起電力が弱まった時にアークがおさまり、すると再びコイルの逆起電力でアークが発生し・・・みたいな感じでループしたりしないんですか? 4)普通は電気は起電力の+側から-側に向かって流れると思いますが(電子は逆かもしれませんが)この場合のコイルの逆起電力というのは電力であって電流ではないのでコイルから発生してまたコイルに戻ってくると言う考え方ではないのでしょうか? 5)逆起電力によるアーク放電の電圧は凄く大きな電圧になると思いますが、大本のヒューズやブレーカーが飛ばないと言う事は、電流でいうとたいして流れてないのでしょうか? 以上変な質問ばかりですが、どれでも結構なのでわかりやすく簡単に教えてもらえるとありがたいです。

  • モーターの逆起電力防止回路

    以前に質問したのですが、まだ不明点がありますので改めて質問させていただきます。 私の理解は以下です。 ・添付のようにFETでSTPモーターを駆動する場合、逆起電力によるFET破壊を防止するためにダイオードを挿入する ・しかし逆起防止ダイオードを挿入することでFETをOFFした後もモーターからダイオードを抜けて電流が流れてしまうのでモーターの切れが悪くなる ・FETのドレインの耐圧に近いツェナー電圧をもつツェナーを挿入することで逆起防止ダイオードを流れる、すなわちFETをOFF後にモーターに電流が流れる時間が短くなる。よって切れが良くなる。 という理解をしております。 上記の理解が正しいのであれば、添付の回路の場合、ツェナー電圧は100V近くまで引き上げたほうが良いということでしょうか? またその場合、FETのドレインは定格近くの100Vであるため、モーターに向かって電流が逆流するのではないかという疑問もあるのですが、そんなことは無いのでしょうか? 以上、よろしく御願いいたします。m(__)m

  • 逆起電力について

    逆起電力ついて色々と調べているのですが (電源+)→(スイッチ)→(コイル)→(抵抗)→(電源-) といった回路があったとします。 1)スイッチをオフにした時にコイルから発生する逆起電力は抵抗の方に向かって発生するのでしょうか?逆だからスイッチの方に向かってですか? 2)スイッチの位置ですがコイルの前につけるのとコイルの後ろにつけるのとではどちらが正しいのでしょうか? 3)その際に発生するのは電圧の事それとも電流の事ですか?電圧だとしたら元の電源が100Vだとした場合、100V以上の電圧を取り出せると言う事でしょうか? また、この回路の電源の+-から並列に別の回路を組んだ場合、別の回路の方にも並列なので同じだけの高電圧がかかってくると言う事でしょうか? 電流だけが変化する場合は、この回路だけに高電流が流れ、他の並列回路は特に問題なしと言う事でしょうか? 以上の3点が色々調べてるうちにこんがらがってきて疑問に思ったのですがすっきりするような解説が見つけられなかったのでよろしくお願いします、ダイオードやコンデンサなどを使っての逆起電力対策の話は別で質問していますのでここで無しでお願いします。

  • コイルの逆起電力と回路について

    コイルについて調べていると、図のようなRL回路を見かけます。 スイッチをオフにするとコイルの逆電力が電流を維持するように発生し、電流は時間差を持ってゼロとなるといった解説をよく見ます。 このようにスイッチオフで完全に断線させてしまった回路で電流が流れるとはどういうことが起こっているのでしょうか?(流れた電流はどこに行くのですか?) また、図のように逆起電力が最初の電圧源の電圧を上回るものなのでしょうか? また、スイッチの切り替えで、抵抗とコイルだけの回路になる場合は電流が流れ続けるのはわかるのですが その場合でも逆起電力が元の電力を上回るものですか? よろしくお願い致します。

  • 逆起電力

    通電状態のコイルを急にOFFさせた場合、極性が反転して大きな電圧が生じる、というのが逆起電力ですよね。 OFFさせると、電流を”保持”させるのだから、逆じゃないんじゃないですか? 実験で極性が変わることを確認していますが 電流の流れが変わっていないのに極性が変わることが理解できません。 逆起電力防止ダイオードの向きからもコイル電流の流れが変わっていないと思います。

  • 車のDIYのリレーからの逆起電力

    車へのLEDを使ったDIYでリレーを幾つか使ってます。 リレーには逆起電力が発生するのでダイオードが必要という事を最近知り、対策しました。 しかし、リレーは他でも既に使ってます。 例えば、バッテリーから直接電源を取り出す為の製品。 http://www.audio-technica.co.jp/products/caracc/plasma/trk12_30.html 上記はオーデイオテクニカ製で、既に生産終了ですが、エーモンからも同じものが出てました。 ACCがONになった時、リレーを介してバッテリーからの直接電源を取り込むものです。 このリレーにも、ACCがOFFする度に逆起電力が発生し、ACCから電源を取ってる他の機器 への悪影響があるのでしょうか。 もし、対策が必要ならば、20Aとか30Aのダイオードが必要? 製品自体に、リレーの逆起電力の影響とか書かれて無かったし、そもそも対策もされてない 事から、そこまで考えなくてもいいと言う事でしょうか。 バッテリーが吸収するとか、書かれてる事もありますが、どうなんでしょう。 他にも、イルミ(スモールランプ)ON、バックギア(バックランプ)ONで、補助のバックライトを 点灯する為のリレーを2つ使ってたりします。 参考にした配線はエーモンのサイトの以下のページです。 http://www.amon.co.jp/diy/diy_member/Ehowto_BKlamp.php この場合もリレーからの逆起電力で、スモールランプのLEDに影響はないのでしょうか。 現実に、そのLEDが切れたりしてませんから、問題ないと思っていいのでしょうか。 車に使う為のリレーで、その製品に逆起電力の事なんかまるで解説されてないのも不思議です。 ちなみに対策済みのリレーは、以下を参考にしました。 http://impreza.pekori.jp/grb_lab/grb_lab_35.html エーモンのコンパクトリレー(1586)に整流ダイオード(1555)を使って、直接ハンダ付けしてる のですが、ダイオードを取り出す手間と、コスト的にも高く付くので、ダイオードを単体で調達 しようとすると、1000V 1Aとか書かれていて、既に取り付けたエーモンのダイオードが何 ボルトまで対応するのか心配になってきました。12V車専用1Aとしか書かれてません。 http://www.amon.co.jp/seihi/seihi_data.php?id=12555 それでメーカーに問い合わせると「12V専用だ」としか言いません。すると10倍位の電圧が発生 する逆起電力防止には不適当ではないでしょうか。 その点を問うと、「LEDなら1Aで十分なので、大丈夫」と言います。問題は電圧だと思うのですが。 そもそも12Vまでのダイオードってあるのでしょうかね。

  • 逆起電力防止用ダイオードについて

    モーターやリレー等、コイルを使う場合、逆起電力で部品が壊れるのを防ぐために ダイオードを使うと思いますがダイオードの選択方法がわかりません。 例えば3V、2AをDCモータに流すとしてこのモータの逆起電力を防止するためには どのくらいの定格のダイオードを利用すればいいのでしょうか? 計算方法があれば教えてください。 またダイオードにも小信号用やショットキー、整流用等、色々種類がありますが どのタイプを選択すればいいんですか?

  • フリーホイールダイオードの原理

    リレーなどの誘導性負荷に対して、電源をFET等でスイッチする場合に、OFF時の逆起電力対策としてリレーコイルに並列にダイオードをつける方法があると習いました。 その、動作原理を教えていただけますでしょうか。 自分が今つまづいている部分は、ダイオードの向きです。 逆起電力がマイナス電圧に対して電源電圧はプラスなのに、ダイオードはカソードが電源向きになっています。 これだとダイオードに電流が流れないのではと思います。