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軸受けに銅が使われるのはなぜですか?
機械の軸を受けるものとしてベアリングがありますが、 ベアリング以外にも銅の軸受けもあります。 銅はなんとなくやわらかい感じがして、軸(シャフト)を傷つけない ので、シャフトの磨耗を防ぐ気がします。 しかし、やわらかいと今度は銅のほうが磨耗してしまう気がします。 実際には、銅とシャフトの間に潤滑油があるため、銅は磨耗しないと 言われそうですが、じゃあ、銅じゃなくても、鉄の軸受けでも いいんじゃないかと思えてきます。 なぜ銅が使われるのか教えてください。
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シャフトも軸受けも完全な精度はできません。 それで適度の柔らかさを持った銅を使うことで圧力が掛かった時につぶれてたり、銅が少し磨耗して形を合わせてくれます。 これで潤滑オイルを流せば均等に圧力が掛かって磨耗を防ぐことができます。 両方が鉄と言うのは最悪の結果を招きます。 どんな材質でも、同じ材質同士は摩擦が大きく磨耗が大きくなることが知られていますから、停止した状態から起動するとき等に磨耗を早めます。 また、軸が磨耗して横方向のガタがあった場合、急速に磨耗がすすむ原因となります。
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- santana-3
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もしかして「焼結銅合金」の軸受けでしょうか。 それなら「焼結含油軸受」として、金属結晶の隙間に潤滑油を取り込んで軸受け潤滑に使用しています。
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回答ありがとうございました。
- vsl2000
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銅とは言っても純銅ではなく、合金にして硬さや被加工性を増した青銅や燐青銅が使われているのではないでしょうか。
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回答ありがとうございました。
- 4500rpm
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「すべり軸受」とか「メタル」とか言います。 ・すべり軸受は、昔は、取替え可能なメタルが損傷することによって高価なエンジンの回転軸を守る、というのが役目でした。 ・油(潤滑油)の助けを借りて、壊れることなく、軸の損傷を防ぐことがすべり軸受には求められます。すべり軸受には、壊れにくい“強さ”と、軸を守る“優しさ”が必要になります。そのため、すべり軸受は、軸よりやわらかいアルミニウムや銅などを主成分とする合金を鋼の上に接着させ多層構造とすることで、“強さ”と“優しさ”を両立させています。 とのことです。 http://www.daidometal.com/company/metal.html 回転中は、軸と軸受けとの間に油膜が張るので、直接は接触しません。
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回答ありがとうございました。
- satisati55
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腐食しにくいからではないでしょうか。
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回答ありがとうございます。 銅じゃなくても腐食しない気がするのですが・・・
- oo14
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そのような材料の軸受は交換できるようになっています。 一定限度を超えると交換します。 シャフト側安く作れる場合はシャフトを摩耗させるという選択も あります。 クラシカルな木製のシャフトの水車とか風車は、そのような設計と 見られるものもみうけられますね。 もっと原始的なコロなど、間違いなく、シャフトの外径部を消費しますよね。 うちのバイクのカムシャフトはプレーンベアリングですね。 てかただケースではさんであるだけ。 車ならあたりまえか?だからオイルをけちると一発で壊れます。
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回答ありがとうございます。 なるほど、交換が必要な場合は、軸より軸受を交換するほうが、 簡単ですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 両方が鉄だと最悪の結果になるのですか。 そういうこなら、トルクを伝える軸は鉄で作らざるを得ないと すると、相手側は銅ということになるのでしょうね。