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中印の民度差!!
インドは中国に次いで10億強の人口を有し、他民族、多言語、他宗教の国家ですが、民主化に成功しています。しかし、中国も同じ環境下にありながら言論弾圧、暴力によって国が維持されています。 本来は、天安門の時が民主化するには適切なタイミングだったかもしれませんが、暴力によって鎮圧され逆に経済的な発展を手にしました。 これは、中共政府にやる気がないのか?かつての文革etc.の悪事がさらけ出され、政権交代後に次政権に裁かれるのを恐れているのか? それともできない理由が他にあるのでしょうか?中国は民主化されたほうがもっと付き合いやすい国になると思うのですが? アドバイスお願いします。
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インドがイギリスからの独立について、言質を取ったのが第一次大戦の時ですから、民主化・独立の歩みは、それから100年近に渡っています。 また、第2次大戦後の独立以後も、長い間国民は貧しいままの生活を続けてきました。 それに対して、中国はこの20年で急速に豊かになりました。 アジアにおいて、戦後経済開発に成功し、豊かになった国は、 日本:自民党長期政権 韓国:朴独裁政権 シンガポール:リークワンユー長期政権 マレーシア:マハティール長期政権 など、「長期安定政権」の下であることが必須となっています。 反対に、民主化運動の盛んなタイでは、現在経済が沈滞化しています。 大躍進や文化大革命の時期に、大量の餓死者を出している中国では、13億の人口を食べさせることが、最大の政治課題で、全てに優先しています。 <中国の民主化> ・最大の問題点 中国の軍は、「人民解放軍」で党の軍隊の性格を持っており、国軍ではありません。ですから、民主化で生まれた新政権が軍を支配できるかどうかは不明なのです。 中国が民主化するなら、「人民解放軍」を「国軍」に変えなければいけませんが、そうすると、独裁政権を維持できないことになりかねません。これが最大の問題点です。 ・民主化されると付き合いやすい国になるか? 韓国は、朴独裁政権の間は、個人の日本に対する過激な行動も、規制されていましたが、民主化によって、表に出てくるようになりました。 中国も、経済開発には日本の力が必要だということで、反日暴動(=実際は、反日に名を借りた、経済成長の負け組による反政府暴動の性格が強い。)を押さえています。 中国の勝ち組は、日系企業と組んで大儲けした人が多く、これからの野心のある若い人間も、日本と組みたいと考えていますが、あまり野心のない負け組は、日本企業の中国進出によってできた、「新しい中国の豊かな社会」からはじき出されています。 これらの人のうち、過激な反勝ち組=反日となる可能性が高く、民主化によって、この人々の行動が表に出てくるようになるでしょう。
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- ?橋 昌也(@fudousin)
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予想以上に民主化されたインドですが、まだまだカースト制の名残が強いですよ。 中国にかぎらず、どこの国の人でも悪人もいれば善人もおり、概ね善人が圧倒的に多いと思います。個人的につきあえば。 ところが、国家となると、その性格が変化するのは歴史と国民性によるものとしかいいようがないですね。ロシアにしろ中国にしろ、どのような政体になろうと付き合いやすい国になるとは思えません。
お礼
>国家となると、その性格が変化するのは歴史と国民性によるものとし>かいいようがないですね ご回答ありがとうございます。仰るとおりだと思います。 ソビエトが崩壊した後、民主化したロシアならば北方領土問題が進展すると思いましたが、何も現在かわっていません。
- ryuken_dec
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今のところは中国共産党は極めて上手くやっている。 仮定の話にしかならないが、民主化していたら今の中国はもっと悲惨なことになっていただろう。成熟していない国で民主主義を導入しても上手くいかないことが多い。 天安門事件のような流れで民主化されれば、かつてのフセイン時代のイラク(国民投票がある民主主義国家)のようになったかもしれない。 >中国は民主化されたほうがもっと付き合いやすい国になると思うのですが? アメリカから見た日本のように諸外国から見れば扱いやすい国にはなるかもしれない。しかし、それが中国の国益にならないのであれば、中国は民主化を望まないだろう。
お礼
>仮定の話にしかならないが、民主化していたら今の中国はもっと悲惨>なことになっていただろう。成熟していない国で民主主義を導入して>も上手くいかないことが多い。 ご回答ありがとうございます。 仰るとおりだと思います。
- trajam
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ヨコですが、経済成長には長期安定政権は必須は?です。 このような考え方もあります。経済成長するから長期安定政権に なるのです。景気が悪いと国民生活も苦しくなり不満が溜まります。 だから、どんな政権であろうと経済成長する限りにおいては、不満は 減るので政権は維持される。逆に経済成長ができないから政権が変わる のです。 もし他の方の言い方だと、55年体制の崩壊や民主への政権交代に よって成長を終わったとみるか、 経済成長が終わった、景気が悪くなったから55年体制の崩壊や 政権交代が起こったとみるかです。
お礼
>経済成長するから長期安定政権に >なるのです。景気が悪いと国民生活も苦しくなり不満が溜まります。 >だから、どんな政権であろうと経済成長する限りにおいては、不満は >減るので政権は維持される。逆に経済成長ができないから政権が変わる >のです。 ご回答ありがとうございます。 その通りだと思います。
- trajam
- ベストアンサー率23% (10/42)
民主化とは国民が主権を持つということです。 本来、支配する側にとっては独裁の方が都合がいいのです。 国政を決める際に問答無用で国民に強いることができます。 民主化は国民が勝ち取るものであり、革命です。 中国国民が勝ち取らないとできません。
お礼
>民主化は国民が勝ち取るものであり、革命です。 >中国国民が勝ち取らないとできません。 ご回答ありがとうございます。仰るとおりだと思います。
民主化されない方が経済的に成功する可能性が高いと考えているから。 残念ながら、一理あると思います。 会社などはごく一握りの中小企業に例外があるにせよ、普通は全社員の多数決で会社の進路など決定しません。経営方針を決めるのはあくまで役員会であって、役員の選任は役員が行います。一般社員でも高い業績を上げた人は役員に選任されることがありますが、決して全社員による多数決等の民主的な手続きで選任されることはありません。しかしながら、会社の経営にはそのようなやり方の方が適していると考えられます。過去ユナイティッド航空のように労組が会社を買い取って民主的な経営を試みた例もありますが、一般的にはうまくいっていないようです。 と言うことで、中国政府のやりかたは社会主義などではなく、資本主義社会の会社制度をそっくりそのまま政府に移しているように、私には見えます。民工などは、さしずめ国家レベルの派遣社員と言えなくもない。共産党幹部はもちろん経営陣。国家への忠誠度と貢献度で待遇が大きく変わるのも会社と同じ。 この壮大な社会実験が最後にどう帰結するのか、個人的には興味津々です。なぜなら、中国の成功は、資本主義の究極的勝利であると同時に民主主義の敗北であり、中国の失敗は、民主主義の勝利であると同時に資本主義的経営の敗北となるからです。いずれにせよ皮肉な話ではありますが。
お礼
>なぜなら、中国の成功は、資本主義の究極的勝利であると同時に民主>主義の敗北であり、中国の失敗は、民主主義の勝利であると同時に資>本主義的経営の敗北となるからです。 ご回答ありがとうございます。なるほどこういう見方もあるのですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「中国の民主化=日本の国益」 ↑ ↑ この図式は当てはまらないと言うことですね。 考え方を改めたいと思います。