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統合失調症者の成年被後見人について
統合失調症と診断を受けている弟がいます。しかし、車にはのれ一人で生活しています。働くことはできません。 この弟が最近、パチンコでお金を消費するようになり、お金のむしんにくるようになり困っています。いくらでもお金を使ってしまいます。 なにかよい方法はないかと思案しています。何かの記事で成年被後見人のことを読みました。しかし、この制度についてはよくわかりません。 このような場合に有効なよい方法と手続きの方法について教えてください。
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成年後見とは、認知症などで全く判断がつかない場合は医師の診断書をもとに裁判所が後見人の選任をし、判断能力により保佐人の選任となります。 更に軽度の場合は補助人の選任となります。 これらの趣旨は判断能力を欠いた人を保護することですので、パチンコでお金を消費するような状態の行為を禁止する制度ではありません。 パチンコが出来る状態はお金を支払う能力がありますので後見人の選任を裁判所が審判しません。 成年後見はネットで説明されてますが、分からなければ司法書士に教えてもらってください。 成年後見の趣旨は悪質業者による不当な商売に引っかからないよう本人の法定代理人を後見人として選任する場合と、本人のとった法律行為を取り消しできる保佐人という場合があります。 これも先に書きましたように医師の診断書により裁判所が決めることです。 パチンコ代のむしんは法律で禁止出来ません。 お金を支払う能力のある人の行為を法律で禁ずることは出来ません。 パチンコで浪費しようが何で浪費しようが国は一切関わりません。 やれることは弟さんの銀行通帳と銀行印をあなたが管理してお金の出し入れをチェックすることです。 しかしお金をむしんにくる様なひとが銀行通帳を渡すとは思えません。 弟さんのむしんにはきっぱりと拒絶するしかありません。 私の妻の弟も精神統合失調症で働かず一人暮らしをしてます。 弟の私生活に関与しますと依存されますので間合いをもって管理しています。 重要な判断をする時だけ私たちがかかわる程度にしております。 弟は既に60歳になり認知症の症状が出てきました。 今後どのような展開になるかは予測がつかず、完全に認知症になるまで保留にしています。
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各類型について判り易く解説されたサイトを紹介します お読みください http://www.hou-nattoku.com/koureisha/index.php#pager
- law_amateur
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お金や財産に関する正常な判断能力がなくて,財産を失ったり,思わぬ負債を抱えてしまうおそれがある場合には,成年後見制度を利用することができます。多くは,老人性の痴呆がある場合に使われますが,統合失調症などの疾病の場合にも利用することができます。 成年後見には,財産を取得したり処分したりすることが自分ではできなくなる後見類型,法律上定められた財産上の重要な行為(不動産の処分とか借金とか)については,監督者の同意がないとできないとする保佐類型,特定の行為について,監督者の同意がなければできないとする補助類型という3つがあります。 ここでは詳しい説明を仕切れませんので,家庭裁判所に簡単なパンフレットがありますし,そこで説明を聞くこともできます。また,弁護司会や司法書士会が行っている法律相談でも,相談することができます。
お礼
ご回答をいただき、ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
親切丁寧な説明をいただき、ありがとうございました。 内容、理解いたしました。なかなか難しいですが、がんばってみようと思います。ありがとうございました。