• ベストアンサー

分析者の化学物質曝露に関して

私は現在,大学院でダイオキシン類の測定をしております。 (1)試料中ダイオキシンの含有量も高く,標品も多く添加している (2)前処理で様々な有機溶媒や酸を用いる 以上のことから,実験中は自主的に活性炭マスクと眼鏡を着用し,分析操作を行っております。 皆様の研究室や企業では,分析者が有機溶媒や有害物質に曝露しないようどのような対策をとっていらっしゃいますか? 大学は企業に比べてそこらへんの安全管理がしっかりされていないように思うのですが・・・ 環境分析のみならず,有機合成や物性測定,どのような分野でも結構ですので,現状をお聞かせください。 また,効果的な対策等ありましたら,よろしくお願いいたします。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • AstroGuy
  • ベストアンサー率32% (30/92)
回答No.1

第1種衛生管理者テキストBOOKからの引用です。 『有害物質に対する作業環境管理の手法』 (1).有害物質の製造、使用の中止、有害性の少ない物質への転換。 (2).有害な生産工程、作業方法の改良による有害物発散の防止。 (3).有害物質を取り扱う設備の密閉化や自動化。 (4).有害な生産工程の隔離と遠隔操作の採用。 (5).局所排気装置またはプッシュプル型換気装置の設置。 (6).全体換気装置の設置。 (7).作業行動の改善による二次発じん等の防止。 番号が若いほど有効性が高い。 実際の作業現場では、予算等の都合上、 最小限で有効な方法が取り入れられていることが一般的でしょう。 暴露をしないように作業者自信が注意を払うのが第一です。 現場で設備改善できる余地があるなら提案してみる事も大切です。

その他の回答 (1)

  • kikero
  • ベストアンサー率33% (174/517)
回答No.2

 やっぱり、化学実験にはドラフトチャンバーの使用が必要ですね。  今でも排気を大気放出する型が過半数でしょうが、そのまま排出すれば大気を汚染するので、近年は排気処理するタイプが増えて来ています。  処理方法は、スクラッビング、活性炭、などです。  室外に排気しないで活性炭吸着する小型簡易なものも有ります。

参考URL:
http://www.yamato-net.co.jp/products/kankyo/dioxin/

関連するQ&A

  • ICP分析に関して

    ICP-MSやOESなど ICPの目的は試料なかの元素を分析するためだと知っていますが、 正確には私が分析操作はしなくていますから 試料の前処理などオペレートようなことは知らないです。 でも試料が必ずイオンの状態だけ検出や分析ができますか? 私が知っているのは分析前に試料を酸及び、溶媒に溶かさせて液化になれば分析が可能だと知っていますが、 例えば金属とかプラスチックのくれようなものは検出ができませんか? 言い換えしたら分析したい試料(固体)を液にイオン化させたり溶かせたりことができなければ分析ができないですか? よろしくお願いいたします。

  • 未知試料のFT-IRでの分析

    とある会社が作製している未知試料の分析をFT-IRで できるところまでしてみろと言われて行いました。 その試料は水溶媒に無機の粉末が分散されているゾルで 分散剤として界面活性剤が含まれているようです。 つまり、何種類かの物質が含まれている試料なのですが、 こういう混合物の分析にFT-IRのみでどこまでできるのでしょうか。 実際のスペクトルもノイズも多く、水分のみを蒸発させて粉末状で測定してもピークが鮮明ではありませんでした。 それでも、何とか陰イオン系の界面活性剤かも、程度まで絞り込みました。 しかし、あくまで推定としてピーク解析を行ったので、 上の者には、わたしの力量不足と言われました…。 やはりわたしの力量不足できちんと測定ができなかったのでしょうか? それともFT-IRの性能としてそこまで分析することはできないのでしょうか?

  • 有機(ヘプタン)に溶解しているイオンの分析(原子吸光orICP)

    水相から有機相(ヘプタン+酸)へイオンを抽出させて抽出量を測定しているのですが、物質収支(最初に水相にいれた量=水相に残った量+有機相に移った量)が取れないのです。分析装置はICPと原子吸光です。有機相は界面活性剤で溶解させてから測定していますがこれが良くないのでしょうか?また有機相を分析するには他にどうしたらいいのかICP、原子吸光に詳しい方お願いします。

  • 樹脂の分析について

    樹脂の種類(ポリエステル系等)は把握しているのですが、それ以外の物性が何1つわかりません。分子量・組成・構造等、樹脂の物性を分析するにはどの様な分析装置を使えばいいでしょうか?固形の樹脂がメインですが、欲を言えば溶媒中に溶解している数%の樹脂の分析もしたいのですが。購入先に問い合わせても企業秘密というものらしく。樹脂に関して素人なもので何かアドバイス等いただければ幸いです。

  • 分析化学関係の良書を探しています

    地球化学関係の勉強をしています修士課程の大学院生です。 現在分析化学の勉強を詳しくしたくて、総論的な内容の本を探しています。お勧めの良書を教えていただけませんか? 分析対象は有機物、無機物問わずです。 また以下のような条件を満たした本が望ましいです。 1) ある種の機器分析の使用法などに偏った内容でなく、多くの分析手法を網羅した内容であること。 2) 天然試料を扱うにあたっての試料採取法に詳しく言及しているもの。(特に水試料) 1,2の両方を満たすような本はないと思いますので、どちらか一方に詳しい本で構いません。貧乏学生ですが、良書であれば少々高価な本でも構いません。また和書、洋書は問いません。 参考のweb pageなどもご存知でしたら教えてください。 よろしくお願い致します。

  • フェロセンの電気化学

    無置換フェロセンの電気化学について質問です。 今回初めて質問させていただきます。 (1)Auを作用極とした、フェロセン含有有機溶媒中におけるCV (2)Au表面にフェロセンを吸着させてから有機溶媒を除去し、水溶液中でCV の2つの測定を行いたいと思っております。 「非水溶液の電気化学(培風館)」やSciFinderなどを用いて調べてはみたものの、 具体的な測定操作があまり詳しくは載っておらず、行き詰っております。 適切な参考文献など、教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • ダイオキシン分析をされている方に質問です

    ダイオキシン分析初心者です。 例えばJISの土壌中のダイオキシン類分析法によると、定量下限については記載がありますが、定量上限については記載が見当たりません。では 「試料溶液濃度>検量線用標準液の最高濃度」 となってしまった場合はどう対処されていますか? 対処案1:外挿してその値をそのまま採用 対処案2:試料溶液を希釈して再測定 特に対処案1を採用されている方は、それで問題ないとする根拠とソースも教えて頂けるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 生化学(臨床検査)の問題を教えてください

    自動分析装置で試料AのAST活性を測定したところ、3分間で0.330の吸光度変化があった。生理食塩水(試薬ブランク)は3分間で0.030の吸光度変化があった。測定条件は、試料3μL、第一試薬量100μL、第二試薬量50μL、NADHの モル吸光係数は6300.この試料のAST活性を求めよ。(整数で)

  • ガスクロのカラムについて

    ガスクロについて基本的なことなんですが、液クロには極性によってカラムの種類(順相、逆相)があるかと思いますがガスクロのカラムにも種類ってあるのでしょうか? 試料を気化させるので溶媒が水でも有機溶媒でも問題ないかと思ってたんですが。 通常は水に溶けている試料(水道水など)などが中心なのでパージ&トラップで直接測定していますが、こんかい有機溶媒に転溶させる必要性のある検体について検討してまして。 有機溶媒に転溶させる理由として糖分を多く含む試料について測定するとカラムが汚れる場合があるとのことでそれで有機溶媒(酢酸エチル)に転溶させようかと思っています。 いい条件が無い場合は試料をそのまま直打ちしようかと思っています。 それによってカラムが汚れてしまった場合はカラムを焼けばいいらしいのですが焼くとは具体的にどのような操作をすればいいのでしょうか? 宜しくお願い致します。

  • 抽出における水層の分析をしたいのですが・・・

     親水性(ある程度は疎水的)で環状構造をもった物質を、何らかの溶媒を使って抽出し、それを有機層ではなく、水層を評価していきたいのですが、何か良い方法をご存知の方はいらっしゃらないでしょうか?  今までは有機層を回収し、減圧乾燥させて分析にまわすという感じだったのですが、今回は水層を回収して分析したいのです。回収した水層を濃縮させる方法や、適切な抽出溶媒を探しています。 有機層の分析方法としては、回収した有機層をエバポレーターで減圧乾燥して、逆相HPLC分析や、in vitroでの抗酸化活性評価、また、逆相HPLCによる分画などを行っています。 また、もう1つ質問したいのですが、もしも今までと同様に酢酸エチルで抽出し、回収した水層を分析するのであれば、この回収した水層中に含まれる糖やタンパク質は除外しておきたいのですが、なにか良い方法はご存知ないですか?  文献を検索しても(探し方が下手なんでしょうか・・・)なかなか探しきれません。少しでも情報が欲しいです。よろしくお願いします。